見出し画像

PLEXが描く「物流の未来」

はじめに

プレックスの黒﨑です。最近はもっぱら採用活動に注力しているのですが、面談時に「なぜ物流領域で起業したのですか?」と聞かれることが多かったので、プレックスが何を目指しているのか、どういうアプローチをとって事業を組み立てているのかを発信していきたいと考えています。

今回のnoteでは、10年間変わらないトレンドを踏まえて、なぜいま「物流」をテーマに事業を展開していくのかをまとめていきたいと思います。

成長企業のトレンドをおさえる

前職では、医療介護領域で事業を展開するエス・エム・エスという会社で働いていました。メディア企画部という横串組織に在籍した際に、様々な事業の立ち上がりや進捗を眺めていると、「前提とするマーケットが伸びているか」「レバレッジが効くプラットフォームを築けているか」「優秀な仲間が集っているか」という点は、事業が成功するに当たって非常に重要な要因になっていました。

「ペインが強くなり続ける課題」に対して、「プラットフォーム」を作って、「社会課題を解決していく」という王道を貫き、エス・エム・エスやエムスリーは事業を伸ばしていきました。具体的には、「人口の高齢化に伴って、課題が大きくなる医療介護という巨大産業に対して、情報プラットフォームを提供する」ことで成長していったのです。

画像1
画像2

10年間で大きな事業規模へと発展していった企業を見ていると、「マーケットサイズ」「市場のトレンド」「プラットフォーム」をきちんと押さえていることが大切に思えてなりませんでした。

同じメディア事業や人材紹介事業を展開していても、前提となるマーケットが小さければ、すぐに市場の制約を受けてしまい事業成長は鈍化していくでしょう。そこでいくらPDCAを回したとしても、残念ながらインパクトは限定的になります。

事業を立ち上げていくに当たって、マーケットサイズが大きくなるか、レバレッジが効くプラットフォームを作ることができるのか、最高の仲間が集まるような社会的意義が存在するのか、というポイントを大切にしています。

「10年間、変わらないトレンド」

それでは、これからの10年間はどういうトレンドを起点に事業を立ち上げていくべきなのでしょうか?

変化の激しいインターネット産業で事業の伸ばし続けているAmazonのCEOであるジェフ・ベゾスは下記のように発言しています。

画像4

『今後10年で何が変わるか』という質問はしょっちゅう受けますが、『今後10年で変わらないものは何か』という質問を受けたことはほとんどありません。私が思うに、実際には二番目の質問のほうが重要です。なぜなら時を経ても変わらないものを柱にして事業戦略を立てることができるからです。

変化が激しいからこそ、10年間たっても変わらないトレンドを見極めることが大きな事業を立ち上げるために必要な視点になります。その重要性を踏まえて、世の中を眺めてみると、下記のトレンドは「10年間、変わらないだろう」と予想しています。それは、「EC化率の向上」「労働力人口の減少」「働き方改革」「AIの台頭による自動化」の4つになります。

宅配件数

「EC化率の向上」に伴い宅配件数は増加していく。一方、「労働力人口の減少」の影響を受けてドライバーは減少していく。さらに「働き方改革」の風潮が浸透していくことで、一人あたりの労働時間は短くなっていく。企業は生産性を向上させるため「自動運転」に頼ろうとするが、法整備や社会インフラの構築には10年近くの時間を要する。

2020年から2030年の10年という時間軸の中で「物流業界」は変化を求められます。制約要因が多いリアル産業では「あるべき姿」を容易に掲げるだけでなく、「変化の時間軸」を読みながら、時流にあった事業を提供していくことが大切になります。

プレックスが、物流業界で人材紹介の事業から展開する理由はここにあります。最も強力なペインである「ドライバーの採用」を解決することで、物流業界を支える「最初のプラットフォーマー」になることを目指します。

大きなトレンドを捉えて、時流に適した「物流にかかわるプラットフォーム」をつくることで、物流を支え、未来をつくっていきます

プレックスが解いていく「課題」

インターネットによって大方の情報が整備されたため、これからは「トレンドにあったリアル産業の課題を解くプラットフォーム」が鍵になっていく気がしています。情報整備がされていないペインの大きい「リアル産業」で、「最初のプラットフォーマー」になった企業が、その後圧倒的に成長していくはずです。

プレックスを立ち上げる際に、小さな事業を成功させるのではなく、大きな社会課題を解くような事業群をつくっていきたいね、と話していました。25兆円の物流業界がかかえる社会課題を、解決していくことは決して容易ではありませんが、ものすごく社会的意義を感じています。将来的には、物流だけでなく、タクシーやバスの人流にも広げ、ヒトとモノの移動を支えるような存在になっていきます。

そのためには、共に未来をつくっていく仲間が必要です。世の中には、光が当てられてない解決しなければならない課題がたくさんあります。インターネットで完結する世界ではなく、「リアル産業」の課題を解決していきたい人がいましたら、一緒に未来をつくりましょう。プレックスは絶賛強化中です!

少しでも興味持っていただきましたら、お気軽にTwitterでDMください!お待ちしております!

https://twitter.com/shunkurosaki


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?