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お、シシ神? 御嵩でカモシカと睡蓮に遭遇

昨日、岐阜県の御嵩みたけ町に出かけ、『今年やりたい10のこと』の10番目を達成するべく奮闘努力しておりました。

隣の八百津町は今や、
《「ハヤブサ消防団」の舞台》
として全国に知られましたが、御嵩町も同じような山あいの町です。

午後3番目ぐらいのティーで、ふと背後に気配を感じました。振り返ると、5mぐらいの距離から……
こちらをじっと見つめているのは……

「お、シシ神?」

いや、似てるが……

何か言いたげにこちらをじっと……

私とシシ神は向かい合った。
神はおそらく、何か重要なことを伝えようとしている。
そのメッセージを受け取ろうと、その目を見つめた。

「危ない!」同行者♀が叫ぶ。
「こっちに向かって来る! 何か武器を持った方がいいよ!」
とアイアンを差し出す。

(いや、シシ神の前に武器は無力だ)
キミは、この場面を憶えていないね……

おそらく同行者は、山菜採りに山に入った人が冬眠明けの熊に襲われたり、名古屋近郊の森林公園で散歩中の人がイノシシに噛まれて重傷を負った最近のニュースが頭にあるのだろう。

「大丈夫だよ、こいつは……」
さらに我々は見つめ合い、メッセージを交わした。
そして……フッ、と目をそらしたのは ── そう、シシ神の方だった。

勝った……

私の眼光に怖れをなしたか、あるいは、伝えるべきことは全て伝えたからか、シシ神は軽やかに森に向かって駆け去って行った。

この日はもうひとつ、初夏の光景がありました。水面の睡蓮です。ほら、躑躅と菖蒲(たぶん)に囲まれた池の表に……

この倍率では解り難い? では……
これでどうでしょうか……?

もう少しだけ北の関市に『モネの池』という有名スポットがありますが、ここのように誰も目を止めない(それどころか、『ハザード』として嫌われ者の)池にも美しい季節がやってきています。

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