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ハラペーニョも載せて!

昨日のランチは、同居人の希望でモスバーガーに行きました。
注文はいつもほぼ同じ、彼女がモスバーガー(¥440)、私がスパイシーモスバーガー(¥480)です。
両者の違いは、青唐辛子のピクルス(ハラペーニョ)輪切りが数枚載っているかどうかだけ、それが¥40 の価格差となっています。
これを一般的な米国人が知ったら驚くかもしれません。
これはちょうど、カレー屋でテーブルに置いてある福神漬けを皿にとったら課金されちまった、というようなイメージでしょうか。
「世知辛い世の中になったもんだ!」
と嘆くかもしれません。

モスバーガーの海外店舗は今のところ、アジアとオーストラリアにとどまっているようですが、もし米国本土に進出したら、この¥40 が問題になるかもしれません。

誤解されるといけないので力説しておくと、私はモスバーガーの味方です。ハラペーニョに¥40 払う価値を感じる人だけがスパイシーモスバーガーを注文すればいい。
日本の輸入食材はとにかく高いですから。

ちなみに私は学生時代からのモス愛好家で、当時は主に『てりやきバーガー』を注文しており、行きつけのお店に頼み込んで、トマトを載せたモスバーガーにてりやきソースをかける、という組み合わせを無理やり作っていただいたこともあります。

さて、このハラペーニョ、メキシコ産の唐辛子で、緑色のタバスコ・ソースの原料でもあります。

私がハラペーニョに病みつきになったのは、イリノイ大学の学生時代に、トルコ人のおじさんが経営する Chicago Dog のお店によく行っていた時に遡ります。
『Chicago Dog』とは、よくあるバンズにフランクフルト・ソーセージを挟んだだけでなく、トマトの輪切りやピクルス、刻んだオニオンなども入れ込んだホットドッグ:

注文すると、おじさんが、
「ハラペーニョは?」
と尋ねる。
友人で台湾からの留学生が、
「No Jalapeño!」
と言うので真似していたけれど、ある時、
「Yes, with Jalapeño!」
すると、緑色の小さな唐辛子を丸2つ、挟んでくれる。
口に入れるとたしかに辛酸っぱいが、ホットドッグとの相性はかなりいい。

これに味を占めて、ハラペーニョがチョイスにある場合は頼むようになった。

例えば、海外ではSUBWAY(日本では行ったことがないけれど、同じ方式なんだろうか?)で昼メシを食べることが結構ありますが、我流は、パンとハムの種類を選んだ後、
「All the veggies(野菜ぜーんぶ)」
に、
「including Jalapeño(ハラペーニョもね)!」
と必ず付け加えます。

……という具合に、ハラペーニョは、好みに応じて載っける、カレーに福神漬け、牛丼に紅生姜的なヤツのようです。
ただし、例えばアメリカのSUBWAYで観察していればわかりますが、10人中8人ぐらいは、
「No Jalapeño(ハラペーニョは入れないでね)!」
と言っているはず。愛好家は限られます。

日本でも、モスバーガーとスパイシーモスバーガーの注文数比は知りたいところです。
想像ですが、100:1ぐらいなんでしょうね。

でも私は言いたい(¥40 払っても):

「with Jalapeño!」


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