360度カメラの実験&考察 【THETA編】
先日、【Insta360 ONE X】のカメラを使用した360度写真のアップロードの手順について書いたが…。
久々に【THETA V】もいじったので、その使用感も記録しておくことに。
一応、自分の中ではザックリとした棲み分けというか…
という印象がある。
印象というか…「使い勝手の良さ」か。
上記の過去記事でも書いた通り、【Insta360】のアプリはプライバシー保護をするため顔を隠そうとするとスタンプを使用することになるので、加工後は「平成の女子中高生のプリ帳」的な…「BOOM!」とかアメコミテイストが入った仕上がりになってしまう。
一方の【THETA】のアプリはボカシが普通に使えるので、モザイク等の写真加工に便利なのだ。
そして…動画に関しての評価が写真とは真逆で!!
内臓メモリーを使って記録する【THETA】は、動画を撮影するとその転送に膨大な時間を取られてしまう。
Wi-Fiで数ギガのファイルをスマホに転送しようとしたが、数十分…時には1時間以上かかったこともあった。
(その間、スマホがいじれない)
かつ、【THETA】のアプリが動画編集しにくいイメージ。
一方の【Insta360】の方はSDカードに記録するので、どんなに大容量のデータでもアダプターを使えばPCに素早く取り込むことが可能。
後はパソコンの専用ソフト(アプリ)を使って手軽にカット編を行うことが出来る。
あと、マトリックスのような映像が撮れる「バレットタイム」とか、撮影手段が豊富なのも【Insta360】の魅力かも。
で!
今回は写真を綺麗に撮りたかった場所があったので【THETA】を持ってきたわけだ。
試しに、飲食店の店内を撮影し【THETA】の純正アプリでボカシを入れた360度写真の”素材”がこちら。
【Insta360】で撮った写真をライバル企業の『THETA+』のアプリでボカシ加工するより若干綺麗に感じる。
で、完成したその素材を、例のごとくスマートフォンの『GoogleMap』アプリからと、パソコンの『GoogleMap』サイトの両方から投稿してみた。
すると…
右側がスマホのアプリから投稿した写真。
左側がパソコンからアップロードした写真。
パソコンからアップした方はちゃんと360度仕様に変換されているが、スマホからアップした方は平面の写真のまま。
つまり!!
『GoogleMap』上で、自分の投稿を360度写真にしたければ…
この2つの条件をクリアしないといけないわけだ…多分。
スーパーメンドクサイヤ人。。
そりゃ360度カメラが普及しにくいわけだよ。
せっかく撮影しても、みんなに見てもらえる場所へのアップロードがこれだけ困難なんだもの。
承認欲求を満たすために、どんだけハードルを課すんだって話。
俺も自分で実験しながら「これは360度化される。あれは360度にならない」と手探りでやって、ここに記録しているけど。
そんなことやっている人、ほとんど見かけないぞ?
ってことは俺、実は「レア」なことやってるのか!?(苦笑)
眠いので乱文失礼!
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