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深夜の完食図鑑・269食目 「小ラーメン」

 さて、グンマーから帰京する日…。
 ここに来た用事を無事に終えてから向かったのが!!

『ラーメン二郎』


 だった。

 その日の目的地周辺をGoogleマップで調べていたら、偶然に発見!
 「これは神の導きか!?」と思い向かうことにしたのだ。

 前橋駅前から歩けば20分ぐらいで着けそうだが、荷物がめちゃくちゃ重たい。
 なので、コミュニティーバスで100円で付近まで!

最寄りのバス停

 ローカルのバスで定額制というのは非常にありがたい。
 (よく見つけたな、、俺)

 到着したのは17時前後。
 お店のある商店街へ歩くと…。

アーケード街

 「オリオン通りだと!?」

栃木のオリオン通り(Googleマップより)

 まさかグンマーにも『オリオン通り』があったとは驚きだ。
 ただ、こちらの商店街…ほとんど人がいなかった。。

 そんな閑散とした商店街の入口(出口?)付近で行列が出来ている…という異様な光景。
 そのお店こそが『ラーメン二郎 前橋千代田町店』だ。

 俺が到着したのが、ちょうど夜の部が始まるタイミングで10人目として接続。

券売機

 小ラーメンを購入し、カウンターに座って待機。
 店内は静寂で、テーブル席のカップルがちょっと喋っていたぐらい?
 みんな、これから始まる「バトル」に備えてウォーミングアップしているようだった。

 俺は…一巡目で店内に座れたもののロットが「9」なのかな…?
 俺の手前で1ロット目終了だった。

 逆に「ルール」を観察するのに助かったかも!
 店内を見回して、色々とチェックしていく。

なんか、みんなこうしていたので…

 このお店はレンゲがあるようだ。

 そして…1ロット目がはけて、2ロット目を作り出し、俺に緊張が走る。
 1ロット目の人のオーダーも聞いて学習したが…。

 前回の『ラーメン二郎 神保町店』の経験から、15分で食べきるには「ヤサイ」はコールできない。
 麺量は不明だが、とりあえず「ニンニク・アブラ」でコールしてみることに。


 そして、出てきたのは…!

小ラーメン (850円)

 これぞ「二郎」ってラーメン!

人生で3杯目の本家(二郎)である

 前回と違って心構えは出来ていたので、プレッシャーは少なかった。

肉はヤサイの下にあった

 ただ!!
 俺が食べ始める前には、1ロット目の客の一部がすでに完食して退店していた。
 中には女性もいて、男性の客よりも早く完食し颯爽と出ていった。
 すげぇ…。。

 結局、1ロット目に最後まで残っていたのはテーブル席のカップル。
 暗黙のルール15分以内の完食を知ってるのかな?
 まぁ、店外に行列が出来ているわけでもなかったので、そこまで問題無いとは思うが…。

 俺の所属する2ロット目は、ライバルが1人しかいなかった。
 なので「彼に合わせて出ればいいや!」と闘志を燃やしていたが、彼は比較的ゆっくりペースだった。

 「前橋の『二郎』は15分オーバーも許されるの??」

 だんだん不安に思い始めるが…。
 まぁ、これは暗黙のルールだし「店内の動画撮影は禁止」などと明文化されていないので良いのだろう…多分。

 一応、麺やヤサイなどの固形物は10分で食べきれた。
 なので、残りの5分はスープを堪能。

フードロス削減!?

 完飲したかったが…この前に酒の席があったので、わりと胃袋がパンパンだったのでアブラは、、断念。
 もったいない…と思いつつ、15分が経過したので退店することに。

外観

 にしても…。

「なんでこの場所にオープンしようと思ったのだろう?」

 というのが最後まで疑問だった。
 店主さんの出身地だったりするのかな?

シャッター商店街…

 『ラーメン二郎』のパワーをもってしても、商店街に活気を呼び戻すことは難しいのかね。。
 スタートダッシュこそ行列が出来ていたものの、その後は”行列”って感じでもなかったし。
 (人はポツポツと来ていた感じ)

 というか、ここは前橋の中心地にありながら、店が閉まりまくっているし、道を歩いている人も少なかった。
 そもそも「遊びに出歩く若者がいない」んだろうな…。


 まぁ、大行列に並ばずして『ラーメン二郎』の本家の味を堪能できるんだから、こちらとしては文句はないけどさ…。
 もうちょっと前橋が盛り上がって欲しいな…と思いつつ帰京するのだった。




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