深夜の完食図鑑・番外編「ペヤング 四種四昧」
知り合いの社長さんから「ちょっと来て」と呼ばれて行ってみたら「はい、コレ」と渡された…。
「なんじゃこりゃ?」
家に帰ってよーく見ると、どうやら4つの味が一度に楽しめる『ペヤング』らしい。
これを【完食】しろってことか…。
以前、下の「コレ」に挑戦したときは見事に失敗してしまったが…。
あの悪夢が蘇る。
マジで苦しかったし、最終的には家に持ち帰って温め直して食べたもんな…。
ただ、今回の「四種四昧」は麺の量はさほどでもない。
(ペタマックスは8玉分、コレは4玉分)
胃の調子さえ良ければイケそうな気がするぅ〜。
そのため、もらってから体調がベストとなる日まで家で数日寝かせていた。
で!! あくる朝。
「腹が減った…でも、家に固形物が無い。無いと分かると余計に腹が減る!」という飢餓状態に覚醒。
そこで…
となり準備を開始。
必要な湯量の1.5リットルは、家にあるヤカンで沸かせるギリギリの量だった。
にしても、調理方法の「段取り」がやたら多いな…(苦笑)。
まずフタを開けると、付属品を取り出し、その中から野菜の「カヤク」を麺の下に入れ込む。
で、沸かしてお湯を入れフタを閉め、その上にソースを乗せて温める作業。
そして3分後に湯切り開始。
単純にお湯(水分)だけで1.5kgあるのでパッケージが重たいったら…(苦笑)。
で、あらかたのお湯を切った後にフタを全部開けるとこんな感じ。
4種類の味を楽しめるというから、なんか…「小部屋」みたいな感じに分ける方法があるのかと思ったら、ただ麺が4つ並べられているだけだった。
なので、お箸で十字線を入れてなんとなくの「仕切り」を作った。
そこへ手早くソースをかけていく。
あまりゆっくりかけていると麺が冷めていくし、冷めたペヤングは味が格段に落ちるので早く、早く…と。
で、ソースをかけたはいいが「かき混ぜる」作業が多少困難だった。
区切り・仕切りが無いので、味が混ざらないように、それぞれの角の部分へ寄せて混ぜなければいけなかった。
これがちょっとめんどかった…(苦笑)。
なので、ある程度混ぜたところで、後は食いながら馴染ませていくことに!
まずいただくのは…”ノーマル”のペヤングから!
そこから時計回りに食べていくことにした。
というのも、”激辛”味に「嫌な予感」がしていたためだ(苦笑)
”豚骨”は…シンプルながらいい味だ。
”ガーリック”はちゃんと混ぜれば一番好きな味だったかもしれない。
そして…「鬼門」の激辛ブロックが最後に残された…。
マジで辛かったな…コレ(苦笑)。
ヒーヒー言いながら、何とか食べきったけどね!
今回は1回のチャレンジで完食!
4玉分なら…腹9分目ぐらいで食べ切れる知見を得た。
ごちそうさまでした。
激辛はともかく、他の味はなかなか美味しかったと思う。
そして今回、改めて思ったのはバカみたいなサイズの「ペヤング」を食べる際は
ということだ。
1975年に「ペヤング」が発売して約50年。
今では湯切りする際に野菜がお湯と一緒に流れ出るのを防ぐ意味も込めて【麺の下に忍ばせる】のが常識となりつつあるが。
この特大サイズの「ペヤング」の湯切りをするとなると、結構なお湯(水分)が切りきれず、麺の下の方にある「カヤク」に吸収されたままとなっていることが多い気がした。
で、そんな水分が切りきれていない状態の麺・カヤクにソースをかけると薄味になってしまうんじゃないかな…。
しかも、そんな薄味の麺が冷えた状態で残ってしまうわけだから…。
最後の方は美味しく食べられない気がしたわけで。
普通のサイズの「ペヤング」ならなんら問題にならないことも、量が増えることで新たな問題が出てくるのね…初めて知った。
まるで『鉄鍋のジャン!』で秋山醤が青椒肉絲からにじみ出る水分量を読み間違えたが如く…。
ただ「大盛りのペヤングを食べる場合、野菜は上に乗せた方がソースが染み込んで美味しい」…という知見。
【次】に使わないことを祈るのみ(苦笑)。
『まるか食品』さん…いたずらに大きさを追求した商品を出さないでくれ。。
トリッキーな商品に社長さんが興味を持ってしまうので、中年オッサンの胃袋は大変なのだよ…(笑)。
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