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【97歳の母とピアノ連弾】母への感謝

 ご両親を介護されている方へ、

 私の母は、2024年7月で98歳になります。

 コロナで外出控えになり、実家にこもるようになってから一気に衰え、1人で生活できなくなりました。

 2021年1月から老人ホームにお世話になっています。

 時間がたつにつれ、認知機能が低下し、訪問しても会話することがほとんどなくなってきました。

 でも、ご安心ください。 私たちには2つマジックがあります。

  • 一緒にピアノを弾く

  • 昔の写真をアルバムにして持っていき、一緒に思い出し会話する

驚きの記憶

 母はピアノを習ったことはなく、50年以上家にはピアノはありませんでした。 なのに、アマポーラという曲を、老人ホームのピアノで弾き出したのです。

 母がこの曲を暗譜していることは驚きで、母と一緒に連弾しようと思い、Amapolaの楽譜をネットで入手し、Codeをつけて、連弾しました。

 母は楽しそうで、訪問時は必ずピアノも予約して、いつも30分ぐらい一緒に連弾しています。

Amapolaとは?

「アマポーラ」は、スペイン系アメリカ人の作曲家ジョセフ・ラカレによる 1920 年の曲です。

楽譜をネットで探し、Youtubeで気に入った動画を探して、Codeを拾って、楽譜にCodeを入れました。 母がメロディーを、コードを私が弾いています。

母への感謝

 私の子どもや、孫は大きくなって、正月以外集まることはほとんどなくなりました。 

 母が元気なころは、毎年夏に4世代集まって、旅行に行っていました。 

 改めて、母の存在の大きさに感謝しているこの頃です。

母との思いで写真

昔の写真をアルバムにして持っていき、一緒に思い出し会話する

 母が老人ホームに入って2年、実家を整理したら、9500枚もの写真が出てきました。 

 それを年代別にアルバムにして、順番に母へのお見舞い訪問時に持って行って、「これは誰?」「この時何があった?」などと会話がはずみます。

 ご両親がご高齢になって会話が弾まない時には、写真作戦はとてもいい材料になりますよ。

まとめ

 ご両親などご高齢の方を介護されておられる方に、私が訪問時にやっている2つの、「つなぎ作戦」をご披露しました。

  •  簡単な昔の曲を一緒に演奏する 楽器はなんでもいい

  •  昔のアルバムを持って行って、一緒に当時を思い出す

 ぜひ試してください。

 私の場合は、「おかあさん、ピアノ弾く?」と言ったら、目を輝かせます。


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