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映画・音楽・書籍からみる女性の活躍と多様性に関するワタシの気づき

みなさん、こんにちは。

渡辺俊平です。(@ShumpeiWatanabe)

このnoteは、「国際女性デー発信キャンペーン:女性をキーワードに、社員有志が毎日社内に発信!」の取り組みを社内だけに限定する必要はないと思い、オープン社内報的に書き記しています。

女性や多様性をテーマにしたとき、自分が語れることは少ない中で、ふと思い浮かんだ身近にある映画、音楽、本からの気づきをシェアします。


1. 映画・ドラマの世界にみる女性の活躍

わたしの好きな映画トップ3が、①スターウォーズ、②ロードオブザリング、③アベンジャーズ(マーベル)です。これに関しては映画もスピンオフのドラマシリーズもほぼ全て見ています。
最近、それぞれの映画やドラマで女性の活躍シーンが著しく増えているような気がします。

1-1. スターウォーズ シリーズ

2015年に公開された『エピソードVII フォースの覚醒』から始まるの新三部作の主人公レイが女性であったことは、記憶に新しいことでしょう。もちろん素敵な女性キャラクターはレイアパドメをはじめ、これまでのシリーズでも描かれてきましたが主人公ではありませんでした。エピソードVII公開当初は下記のようなタイトルの記事が出るくらい女性の主人公は珍しかったのかもしれません。

エピソードVII公開の後の2016年に公開された『ローグ・ワン』の主人公も女性のジン・アーソでした。その後、ディズニープラス+で『アソーカ』のスピンオフが始まり、『マンダロリアン』ではボ=カターン・クライズが描かれ、またローグ・ワンの前日譚『キャシアン・アンドー』ではモン・モスマの登場に感激しました。(これを語ると長くて深くなるのでカット…)

『ローグ・ワン』の好きなシーンのひとつが反乱軍の作戦会議でのやりとり。圧倒的なデススターに対して、意見が割れ議論がまとまらない中で勝機があるのか?と聞かれ「勝機があるか? 問うべきことは決断することだ。~中略~ 逃げ隠れしてもだめだ。今こそ戦うときだ。(英語: What chance do we have? The question is what choice.)」とジン・アーソが熱く反論するとき。周りのネガティブな意見をものともせず、いまが行動する時だと鼓舞する様子に心打たれて感激しました。

さて、時を経てエピソードXIの続編を描く映画については、下記のように語られています。新しい時代の幕開けを感じられ続編ではどのようなストーリーが語られるのか?いまから公開が待ち遠しいです。

1-2. アメコミ シリーズ (Marvel & DC)

アベンジャーズ/エンドゲーム』でのお気に入りシーンのひとつがコチラ。スパイダーマンのピンチに駆けつけたヒロイン集結の場面、最高に盛り上がりました。このワンシーンの迫力とインパクトの強さが印象的すぎました。

語彙力が不足しすぎていますが、マーベルシリーズの女性の活躍については下記の記事にまとめられています。(もちろん、ここに記載されている作品は全て見ています。)

ワンダーウーマン』シリーズもお気に入りです。続編の3が制作中止になったニュースを聞いてショックを受けたくらい。ワンダーウーマンに関連して下記の記事から多様性について考えるきっかけになるかもしれません。

1-3. フォー・オール・マンカインド

人類初の月面着陸したのがソ連だったら? 宇宙開発競争が終わらなかったら? というIFの設定をベースに、1960年代からストーリーが進み、本当にあったかのような実話チックに物語が展開されるドラマです。

比較的新しい作品なのでネタバレは避けますが、このドラマでは、旧来型の男性社会・組織の中で女性が抱える葛藤やそれを乗り越える挑戦、いかに才能を発揮していくかという側面でもストーリーが描かれています。宇宙開発がメインテーマですが、女性キャラクターの活躍や多様性を発揮してチームワークで成果を出すといった視点で見れるとても面白い作品です。
面白すぎて一気見して休日がなくなりました。

2. 音楽の世界にみる女性の活躍

音楽ライブが好きでよく観に行きます。最近みたり曲を聴いて良かった女性アーティストについて

2.1 ケイティ・ペリー - PLAY

初めてライブで見ました。ホテルに置いてあった雑誌に『PLAY』の最終公演が間近と知り、これを逃すとしばらく見れなくなるので、曲を全て知っている訳ではない状態でしたが勢いで行きました。
ステージはまさに圧巻。アメリカのライブショーの演出が凄すぎるし、始まる前から観客の盛り上がり方も日本と違った味が出て最高でした。

好きなDJアレッソとのコラボ曲 When I’m Gone がこのPLAYのショー開幕に合わせてリリースされたことも後から知り、セレンディピティを感じています。RoarからFirewaorkに至るクロージングが楽しすぎて見れて良かったなーと一生の思い出レベルになりました。

2.2 テイラー・スウィフト - The Eras Tour

The Eras Tourの映画を見て感激してから日本の来日公演のチケットを入手しようと画策したところ、時すでに遅しでチケットは買えませんでした。「スウィフトノミクス」という経済現象を巻き起こし、とくに2024年2月は日本ツアーやスーパーボウルに関連して盛り上がる話題ばかりだった印象です。

ロサンゼルスのグラミー博物館にて各年のハイライト

2.3 DJ & プロデューサー

少しディープなネタです。ダンスミュージックが好きなのですが、そのDJ & プロデューサーはほとんどが男性です。しかし昨今は女性アーティストが増えてきて、素晴らしい音楽ばかりです。気に入ったのものがあればぜひ教えてください!

NERVO

Charlotte de Witte

Amelie Lens

Krewella

3. 多様性についてオススメ書籍

女性の活躍にのみならず多様性をいかすという観点でわたしのオススメ書籍をご紹介します。

3-1. 多様性の科学

異なるバックグラウンドをもつ多様性あるチームがいかに協力して、個人の総和を越えたアイデアを出し、実現していくかのヒントが満載です。

視点が多様化すればするほど、見つけられる有益な解決策の幅が広がる
・・・
我々はみな、自分自身のものの見方や考え方には無自覚だ。誰でも一定の枠組みで物事をとらえているが、その枠組みは自分には見えない。結果、違う視点で物事をとらえている人から学べることが、たくさんあるのに、それに気づかずに日々をすごしてしまう。
・・・
多様な視点で、自分の盲点に気づかせてくれる人々(あるいは気づかせ合える人々)が必要なのだ。(P. 38)

マシュー・サイド『多様性の科学』(ディスカヴァー・トゥエンティワン、2021年)

3-2. セレンディピティ 点をつなぐ力

ここ数年で読んだ本の中でのベスト書籍でことあるごとにご紹介しています。この中にはダイバーシティ観点の記載もありますのでぜひご参考に。

ダイバーシティはセレンディピティを助長する。それは点と点を結びつけるバイソシーエーション(※)という行為には、それまで関連性のなかった情報やアイデアを融合させることが不可欠だからだ。それによって思ってもみならったようなつながり、あるいは隠れていた類似性が明らかになり「新たな視点」が手に入る。
・・・
うまく交わり合うためには、共通の信条、関心、経験、ときには敵といった共通事項が必要だ。立場はまったくことなるものの、それでもお互いをよく知りたいと思う複数の人が集まったときにバイソシエーションは起こりやすい。アイデアの交換が起こるためには、信頼感が重要であることは感化されがちだ。(P. 332)
(※) 一見何も関係がないような二つのものが関連していること

クリスチャン・ブッシュ『セレンディピティ - 点をつなぐ力』(東洋経済新報社、2022年)

4. まとめ

ご紹介したコンテンツが、異なる視点をもった人の意見として、何かの気づきやそういう考えもあるのかと思っていただけたら幸いです。
お会いした際に、ここでご紹介した映画や音楽、書籍についてお話しできる日が楽しみです。女性が生き生きと働く職場や女性が活躍するコミュニティはますます重要になってくると思います。ぜひ多様性を認め合って、みなが楽しく輝きながらお互いに高めあっていける世界になりますように。

Happy International Women's Day!! 

うちのメス猫です

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