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不器用な人が発想を生む


あけましておめでとうございます。
2022年も、どうぞ宜しくお願い致します。

さて、今年は100冊読破を目指しているのですが
早速「なるほど!」と思える一文に出会いました。


不満が偉大な発想を生む?

現在読んでいるのが
『20代で身につけるべき「本当の教養」を教えよう。』
という千田琢哉さんの著書です。

結論から述べるとすると、

器用な人は過去の成功パターンをすんなり使いこなせるから、工夫などは必要ない。
ところが不器用な人は過去の成功パターンを使いこなせないから、工夫する必要がある。
千田琢哉、「20代で身につけるべき「本当の教養」を教えよう。」

というところ。

この項目では、過去のパターンをしっかり取り込んで、
そのパターンを使いこなしているうちに
更に工夫を加えることでより良いパターンが生み出されることが解説されています。

なるほど、器用な人はどんなパターンでも使いこなせるから
工夫を加えずとも、特に困らないんですね。

一方で不器用な人は器用な人とそこが異なる。
「ここがこうならもっと良いのに!」
と思えるから、更に良い発想が思い浮かぶんですね。

実は、上記はずっと私が疑問に思っていたことでした。


なぜ違う方法を考えようとするのかわからなかった

これは私の実体験です。

私は看護師をしていますが、働いている会社では
リーダーがシフト作成します。
時々、他の社員も手伝いながら…。

私のリーダーはお世辞にも器用とは言い難く
本人もそれを自覚し、周囲に相談していました。

たまたま私がシフト作成を手伝っていた日のことです。

シフトはエクセルで管理しているのですが(古い)、
リーダーはエクセル操作がとにかく苦手です。
一方私は、大学の卒業研究でエクセルしか触っていなかったこともあり
基本的な操作は問題ありませんでした。

ですので、いつも通りフフフーンとシフト作成していた訳ですが
突然リーダーが、

「「「なんとかしないといけない!!!」」」

と叫んだ訳ですね…。


私は思う訳です、
「なんで!?」と。
だって私や他の職員が手伝えば、
リーダーがエクセルを触れなくても問題ないですし、
違う方法を考えている時間の方が勿体無い!という考えを私は持っていたからです。


パターンを使いこなせないから新たな発想をしようとしていた

でも、千田さんの本を読んで、なるほど。納得。

パターンを使う内に不満を感じ、
そこに新たな発想を加えることで
より良いパターンを生み出そうとしていたのだと。

目から鱗とはこのことですね。
今日イチの学びになりました、間違いなく。


このことが分かれば、

・どうすれば不器用な人の発想をうまく活かせるか?
・自分も不満に感じていることがあるのではないか?

という視点で物事と向き合うことができる気がします。


20代で身につけるべき「本当の教養」を教えよう。

まだ読破できていませんが、半分読んだところまででも大満足。

私は24歳と、いよいよアラサーと分類される年齢に差し掛かろうとしていますが
20代でなくても全然タメになると思います。

読んだことのない方は、ぜひ一度、手に取り見てみてください。


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