塵に訊け! - ジョン・ファンテ

想像以上にブコウスキー。

短編小説が一作だけ本に載った若い小説家志望の男がロサンゼルスで小説を書いて女の子と知り合って生活するだけの話。

途中、やたら破壊的な描写が続き、比喩を超えて幻想文学の要素が加わったのかと思ったら、本当にあったロングビーチでの大地震を経験していたのだとわかったのはびっくり。

図書館で借りたのだけど、好きな系統の本なのでこれは買っていつでも読めるようにしたい。

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