拾った女 - チャールズ ウィルフォード

1955年に出版された作品とは思えないほど現代的な感覚に圧倒される。恋愛に酒とレストランと病院が舞台となれば感じることとやることは似通っているからだろうか?

作中はずっと物悲しいトーンに覆われてはいるけど、二人の軽口や甘えなどはちょっと洒脱な雰囲気があって微笑ましい。

ラストがイニシエーションラブ並みにあれっ?!と印象が変わるのも先鋭的。

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