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身勝手な私のはなし その8 〜これでもう、終わりにします

正直にいうと、どこから書いたらいいのだろう……と思っています。
(ひとり言)

でも、そろそろ気持ちの整理もできたし、書いておいたらもっと気持ちの整理がすすむのではないかと思うので、書こうと思うのです。

12月中旬、私はこんな記事を書いていました。

この記事の最後に、

もう1回彼にちゃんと聞いてみたい。
「婚活しているけれど、つきあいますか?」

そして、身勝手な私は「彼がいるけれど婚活します」となるのでしょうか。

と書いてあるわけなのですが、私は12月下旬、とうとう聞いてみたのです。
「つきあおう」と言われてから3回目、11月に初めて二人で会うようになって5回目のデートのことでした。

「私とKBさんってお付き合いしているってことなのかな?」
「……」

「もし、お付き合いしているということなら、KBさんって私の彼ということになるよね」
「……」

「私、婚活辞めたいな。好きな人ができたんだし、彼がいるのに婚活するっておかしいと思うし……」
「……」

それまでのデートではどういう状態だったのか、どういうシチュエーションでこれを聞いたのか、そのほかの会話がどうだったのか、色々な状況を説明しなければ、この無言が何を意味しているのかをみなさんには理解できないと思います。

が、私としては結構頑張って、「好きな人ができた」=「あなたが好きです」と告白してみたのです。

でも、この言葉にも何も答えてもらえなかった。
答えをものすごく考えていたのだと思いたいですが。

色々と無言でも仕方がないかな、と思っています。
とても真面目で慎重な人であるということも一緒にいて感じていました。
「婚活辞めてもいいよ」なんて、とても軽々しく言えないということだったのかもしれないし、お出かけして楽しいかもしれないけれど、それ以上ではなかったのかもしれない。

確認するのが早すぎたかもしれないし、タイミングや言い方がちがったのかもしれません。でも、とても身勝手かもしれないけれど、私は年を越す前に確認せずにはいられなかったのです。

もちろんこのあとの会話もありましたが、気まずい雰囲気になり、残念ながらそのまま帰宅することになりました。

正直なことを言えば、もう少し時間をかければよかったとか、色々な後悔もあります。なんでそんなに焦って聞いたのだろう、と思うのです。

この焦っていた気持ちの心の奥にあったのは
「婚活やめたい!」
でした。

中途半端な気持ちでお見合いを申し込む気持ちにもならないし、申し込まれても、ありがたいと思いながらのお受けする気持ちにならない。
早くこの中途半端な気持ちに決着したかったのです。

これこそ、私の都合だけでKBさんの気持ちも全く考えていない「身勝手なわたし」の行動なのでした。

年末、結構相談所のカウンセラーさんと面談がありました。
私は正直にこの2ヶ月のこと、相談所的にいう仮交際のような人がいたことを話しました。そして、婚活していることをその人に話したとも伝えました。

「お相手の方は、結婚そのものに消極的なようなので、お付き合いが続くかはわかりません。気持ちを伝えたら、無言になってしまったので」
と自分で説明した時、涙が出てきてしまったのです。

これには私自身がびっくりしました。まさか、ここで泣くなんて。
そして、「私、KBさんのこと好きになっていたんだなぁ」と改めて思ったのです。

カウンセラーさんに「これからどうしますか」と尋ねられました。
今の気持ちで結婚相談所での婚活が続けられそうか、ということです。

「私、長期的なパートナーシップの築ける方と結婚して、毎日その人におはよう、おやすみって言いたいです」

こんふうに答えるのが精一杯でした。
(どんな結婚生活したいと思っているんだと、今、書きながらちょっと笑えますけど)

面談のあと年が明けて、私はKBさんに新年の挨拶と昨年出会えて楽しかったとことに関してのお礼と、今年がいい年になりますようにとメッセージを送りました。
KBさんからはお返事をもらいましたが、新年の挨拶と「今年いい年になるように願っています」と一言。

そのメッセージをもらってから10日ほど経つわけですが、私の気持ちにも変化があって、もう「身勝手なわたし」は終わりかな、と思っています。

今、私はあらためて自分と向き合って、その上で一緒にいたいと思える人が現れたら、そのまま一緒にいればいいなと思っています。

結婚相談所に申し込んだきっかけは、ロマンス詐欺師のアンディが別れのきっかけをくれた彼と別れて、急に「もう、普通に生活していたら好きな人(好きになれる人)、心から信頼できる人に出会えないのではないか」という不安に襲われ、真剣に向き合える人と出会いたいと本気で思ったからでした。

でも、この4ヶ月を振り返ってみた時、真面目に生きていたらちゃんと真剣に向き合いたいと思う人(KBさん)に出会っていたのです。「出会えないのではないか」と不安になんて思う必要もなく、自分を大切にして生活していれば、本当に必要なタイミングで出会えていたのです。(おそらく)

だから、まずは自分の気持ちを大切にして、私らしく好きなように生きて行くことをにしました。

まだ見ぬダーリンに出会わなくていい、ということではありません。
「その時がきたら、必ず出会える」そう信じています。

KBさんと気まずくなってしまった直後、カウンセラーさんとの面談の前に、弟夫婦にKBさんの話をした時にやっぱり涙がでました。
弟のお嫁さんがティッシュの箱をとビニール袋を渡してくれました。弟は、黙って聞いてくれました。
そして、一言。

「きっと、その人真面目ないい人なんだよ。追い詰めたらダメだよ。またその人が会いたいと思ったら連絡くるだろうし、自分が会いたいと思うなら、また連絡してみたらいいじゃん」

ご縁があれば、また会うこともある。
関係が変わることもあるのかもしれません。

弟に恋バナをする日が来るなんて、(しかも50歳をすぎて)想像もしていませんでしたが、気持ちが落ち着いたのでした。

こんなふうに書きながら、なんだかやっぱり涙が出ます。
それは、もうKBさんに会えないだろうという悲しみの涙のような、自分の身勝手な行動で関係を壊してしまった後悔の涙なのか、どちらなのかわかりません。
年齢を重ねると涙腺が緩くなってしまって、しょうがないですね(笑)

一つ、間違いなく言えることは、KBさんとのことで色々なことに気づくことができました。自分の身勝手さも、泣き虫なところも、弟にこんなに甘えるような子供っぽさがあるところも。

久しぶりに、誰かにご飯を作って食べさせてあげたいなと思ったり。

KBさんに言ってもらえて、本当に嬉しかったこと。
「僕が言っていることで、嫌だったり、違うと思ったらそれを正直に言ってくれていいんですよ」(いつも彼は敬語)

「えー、そんなこと言っていいの?」と本当に思いました。
前回の恋愛中は、相手の顔色見て言いたいことも言わず、でも不満ばかりが溜まってしまい「なんで私の気持ちをわかってくれないの?」と拗らせてばかりでした。
久しぶりに、話し合える関係を築き、受け入れてもらった気持ちになりました。

KBさんに感謝し、KBさんに出会えたことに本当に感謝しています。
私にとって必要な時間だったと思うのです。


それで、結婚相談所での活動はどうするのかというと…….

4月いっぱいは退会することなく、このままにしておきます。
費用を先払いしてありますので(笑)

その先どうするかは、その時また考えようと思っています。

でも、もう「身勝手なわたし」はおしまいです。
今はまっさらな気持ちで、無理せず、自分の気持ちに素直に、自分を大切する生活をしていきます。

そう、「身勝手なわたし」はこれでもう、終わりにして、「素直なわたし」で生きていきます。

長くなりました。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
書き終わったら、涙もすっかり乾いてしまいました。よかった、よかった。



ロマンス詐欺師のアンディのこと↓

KBさんとの出会いのスタートはこちらから↓




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