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親に勘づかれる+現状【主に文章】

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母はゲイである息子を拒絶した。しかし母自身も世の中から拒絶された過去があった。拒絶の連鎖は続くのか。つかず離れずを繰り返す母との関係をまとめています。
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記事一覧

「ネオ主夫、親に勘づかれる」の巻

わたしの母は、父と違って、とっても厳しい人です。 小さい頃、外で友達と遊ぶことを許して…

親に勘づかれる、そして(文章)

認知症の父は、今週末、手術の手筈となった。 あれよあれよと手続きを済ませ、東京の病院から…

母からの電話① 僕が許された理由(文章)

先日、母から電話があり、ゲイとして専業主夫になったことがばれた。 しかし、意外にも許容さ…

母からの電話② 拒絶のヒストリア(文章)

先日、母から電話があり、ゲイとして専業主夫になったことがばれた。 しかし、意外にも許容さ…

母からの電話③ 母はツンデレ腐女子?

先日、母から電話があり、ゲイとして専業主夫になったことがばれた。 しかし、意外にも許容さ…

「母との関係どんぶらこ」の巻

父が3週間入院した。 母が家で独りなのが心配で、会いに行った。 認めてくれた風だった" …

パンがつなぐストーリー

父(認知症)の病院には月イチで付き添います。 母と2人で付き添います。 母は、私とボコさんの夫夫(ふうふ)生活を否定しています。 ただし、母の中にも葛藤があるようで、いまや黙認状態になりました。 私が病院の帰りに買うパンを、いつしか母が奢ってくれるようになりました。 私「ここのパンおいしいから、相手も喜ぶんだ~!」 母「いいわよ、出すわよ」 母が奢ってくれたパン。 それが、僕とボコさん(夫)の食卓に並ぶ。 母はこの間接的で不思議な繋がりを、どうやら大事にしているよ

主夫が紡ぐ夫のお花のメッセージ

専業主夫として夫を支えて、はや1年。 私たちを受容れきれない母と認知症の父と、葛藤の中、…

先輩主婦(母)と新米ネオ主夫

実家に帰るたび、母が勧める「らっきょう酢」。 らっきょうが苦手なので受け流していた。 さ…

実家の甘い柿~母の言葉~

母は、僕とボコさんのことを反対している。 しかし、この2年ぐらいで急激に許容されている感…

どんな時も母はつよし

ボコさんの話題を小出しにしたりしながら、辛抱強く、母が認めてくれる日を待っています。 そ…

今に知る、カムアウト時の父の気持ち

昔から、優しい父。 真面目で、仕事一筋で。 口下手で。 一度も怒られた記憶がない。 同時に…

20年前の父の気持ちと今の僕(文章のみ)

父が、要介護2の認知症になって、丸2年になる。 文字が書けない、時間がわからない、服の着…

他人事でない、ハツコおばさんの遺言書

兄弟は遺留分を主張できない。 でも、親はできる。 僕が亡くなった場合、親は6分の1の遺留分を主張できる。 両親が各々遺留分を主張した場合、併せて6分の2の財産を、ボコさんに渡せなくなる。遺言書があったとしても。 ハツコさんへの対応は、恐怖体験でした。 笑えねえよ・・・母。 よく、関わりがなかった人から貰えるな。(貰えないけど) うん。 っていうか、おじいちゃん?! 隠し子がいたの!!(厳密には隠してなかったようだが) おじいちゃんに、会ったことないから、どんな経