ゲームの主人公のように生きてみる
人生、ほんと生きているとしんどいこといっぱいだよね。もうここでやめてしまおうかと思う瞬間が何度もある。この世の中、情報が本当にありふれているけれど、私の人生の乗り越え方なんてどこにも答えが書いていない。だってさ、人生一回目
だもん(多分)。
みんな気がついたら生きていた。気がついたらすでに世界はそこにあった。気がついたら脳を持っている人間だった。最初から逃げ道なんて用意されてなかった。
なんで私にはこんなに辛い試練ばかりなのだろうかと今日も考えた。でも、待てよ。確かに辛い、めちゃくちゃしんどい、こんなにも傷つけられるようなことをした覚えはない、けど、転んだ数だけ皮膚が厚くなるように、練習しただけそれが上手くなるように、私には強くなるためのチャンスが人より多く与えられているんだと思った。
神様は心優しい鬼コーチみたいなものだ。簡単には答えをくれないし、次から次へと厳しい課題を課してくるし、泣いても傷ついてもその手を緩めることはない。でも、何かを続けて成し遂げていけば、そこには必ず褒美が用意されている。
そのチャンスをしっかりチャンスと捉えられるか、そこからだよね。それを辛そうだから、やりたくないから、傷つくのが怖いから、変化が怖いからって逃げたらもうゲームオーバー。戦う前からゲームオーバーなんてそんな悲しいゲーム、見たことある?
スーパーマリオをプレイする時、ブロックに頭ぶつけるの痛そうって思って避ける?折角のコインもスターも逃しちゃうじゃん。ノコノコが怖いからって自ら崖に飛び込む?そんなプレー誰もしないよ。
最初から最終ステージに行ける人なんていない。最初ですぐにキノコにやられたって、もう一回挑戦する。ステージ1で旗を取って達成感を味わっても、次のステージではまた負けたり、もっと難しいステージが待っている。次のステージに行ったら簡単になるなんてことはなく、むしろどんどんキツくなる。でも、だからと言ってやめたりはしない。長いことプレーしていけばコツを掴んで、うまく進むようになっていく。
人生と同じ。
おとといスポーツバーに行ってUFCの試合をみた。歴史に残るであろうKOを喰らわせた素晴らしい試合を見た。格闘技は見ていてとても痛々しいし、そのスポーツを理解できないという人は少なくない。でも、結局どのスポーツにもドラマがある。そのドラマに人は感動する。ただの試合だけではない、その選手やチームの物語が人の心をより熱くさせる。どんなに一流の選手だって、想像できないほどの試練と戦ってきたと思う。でも、そのステージに彼らが立てているのは、諦めなかったから。
同じことの繰り返しでうんざりすることもあったと思う。でも、ルーティンを、信じた道をただひたすらに突き進んだ時、気がついたらかなり遠くまで来ていて、自分を誇れるようになれるようなものが身についている。
昨日の自分を今日の自分がほんの少しでも超えたら、それは成長。それでいいんだよね。誰にも邪魔なんてさせない。この人生は私がVIPなのだから。
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