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サガン鳥栖を好きになったきっかけ

Xのフォロワーの皆さんもそうでない方も
こんにちは、こんばんは、おはようございます
しょーと申します

今日は

    「サガン鳥栖を好きになったきっかけ」

と題しまして文字通りサガン鳥栖(以降鳥栖)を好きになったきっかけについてお話していけたらなと思います

僕はXやスペースでよく聞かれる質問に
なんで鳥栖を応援してるんですか?と聞かれることがよくあります

僕は鳥栖はおろか佐賀にすらなんのルーツもありません
なんなら佐賀に関しては鳥栖サポになった今でも鳥栖・基山以外の場所に訪れたことはなく
せいぜい今の妻が長崎にいた時に通り道として通ってたぐらいです

僕の周りの宮崎県民も宮崎にキャンプに来るチームを応援している人が殆どです

こうして質問された時は
初めて駅スタ(当時ベストアメニティスタジアム)に行った時にチケット拾ってくれたお姉さんが可愛かったんよね(実話)や
鳥栖サポは可愛い子が多いからねとずっとはぐらかしてきましたが

現在連敗中で(しかも今日のガンバ戦の負け方はかなり堪えました)
最下位に沈んでチーム状況が最悪な今、
改めてなんで鳥栖を好きになったのかなと考えてみようと思った次第です

僕は初めてJリーグ観戦した日が高校生の時の
夏休みの遠征の2016年の7月23日

この日程でピンとくる人は少ないと思いますが
この日は福岡ホームでの九州ダービーの日でした

なんと僕はこの日、福岡のゴール裏で観戦してました
僕が通ってた高校のサッカー部はサガン鳥栖のチャントを多く採用しておりそれを大観衆の前で生で聞かせたいという顧問の思いつきでこの試合を見に行くことになったのですが
鳥栖側のエリアは完売しており福岡のゴール裏で観戦することになりました

当時はJリーグにそんなに興味がなかった僕は
鳥栖は豊田がいるとこでしょ?
福岡は井原さんが監督してる
これぐらいの前情報しか入れずに行きました

ゴール裏がどんな所かも分かってませんでしたが
周りの人を見様見真似で真夏なので汗だくになりながら
飛び跳ねたりクラップしてたのを今でも思い出します

結果は3-2でサガン鳥栖の勝利
前半を0-0で折り返し
後半の序盤に鳥栖は福岡から先制されながらも
(この時の先制ゴールは公式記録はオウンゴールですが、今は鳥栖に所属している福田のゴールでした)
鎌田の同点弾、藤田優人、富山の追加点で突き放し
試合最終盤で現在マリノスに所属している實藤に決められ
このようなスコアで終わりました

ド田舎育ちの僕は真夏に約2万人が集結して熱狂してる姿を目の当たりにして
サッカー観戦の魅力にあてられてしまいました

しかしながら、この時の僕はまだ鳥栖が好き!とはなっておらず
豊田の太ももの太さてどうなってんの?丸太?
中盤の選手(鎌田)上手いなあ、ああいう選手が海外に行くんだろうな
それぐらいにしか思っていませんでした

それから1ヶ月後、アルビレックス新潟戦を見に行った時でした
初めて鳥栖のホームに行った際にチケットを落としてしまい、
物凄く焦ってるところをわざわざチケット落としましたよ!と追いかけてきたお姉さんが居ました

その時に、あ、なんだかこのチームいいなと直観的に思いました

また、バクスタで見てたんですけど隣に座ってるおじいさんが試合中にずっと

・もっといかんかー!
お前達がもっと出来るのは知ってるんだぞー!!

・おい、何やってるんだ!
けど、それを次に繋げるて知ってるからな!

・そんなんで勝てると思ってるのか!!
それでも勝てると思ってるから応援するぞ!

と、愚痴なのか励ましなのかよく分からない言葉を選手に投げかけていました

その言葉を聞くとなんだかおかしくなり少し笑ってしまうと
そのおじいさんが僕に話しかけてきました

見慣れない服ですけど、どこから来たんですか?と話しかけられ
県外からわざわざ!!と言われ
うちはそんなに強いチームじゃないんですけどね
なんだか放っておけないんですよ

こうやって叫んでるとたまに強いチームを応援すれば?みたいな意見もたまに聞こえてくるんですけど
こういうのは理屈じゃないんですよね、好きなものは好きなんですと言ってて

当時の僕は何を言っているのか分かりませんでしたが
豊田がゴールを決めた瞬間にスタジアムのみんながいっせいに立ち上がり、
気付けば僕は隣のおじいさんとハイタッチをし
試合終了のホイッスルが鳴ると肩を組んでいましたし
今日はありがとうございました!と名前も知らない
なんならこれから先絡むこともないだろうおじいさんと別れを告げました

その辺りから鳥栖の結果や選手を注目して見るようになりました

そこから月日が流れ春休み、サンフレッチェ広島との一戦
僕はサガン鳥栖のゴール裏に居ました

鳥栖のチャントは元々殆ど覚えていましたし福岡戦の時から何故だか分かりませんが

鳥栖のゴール裏に行きたい!!て思いがあったので実際に行ってみることに

前半44分、原川が直接FKで先制
ゴール裏からはよく見えませんでしたがスタジアムの雰囲気で得点が決まった事を察しました

そのまま試合が終了
ホイッスルがなった瞬間、またもや周りの全く知らない人とハイタッチしてる自分が居ました

当時はまだ高校生でしたが、すっかり鳥栖の虜になっていました

理由は自分でもよく分かりません
この夏から春休みの間まで何もどこの試合も見に行かなかったわけではありません

一流の選手になるためには一流のものに触れるべきという顧問の教えの元、
山口や広島、そして福岡などに遠征に行くたびにJリーグ観戦しましたが

鳥栖以上に心を動かされたチームはありませんでした

これを言葉で説明しろと言われても正直難しいです
この時に初めてあの時のおじいさんが言ってることが理解出来た気がします

アウェイのサポーターを受け入れる姿勢だったり
戦術が当時の僕達に似ていたことなど色々ありますが

現地に行き、鳥栖のサポーターと触れ合い
何故だかこのチームは応援したい
理屈じゃなくて好きなものは好き、そういう想いが僕の中で芽生えました

時は流れ、僕は社会人となり休みが不定期ですが
だいたいホームで年間7〜8試合ほど、
アウェイ含めると10試合ほど鳥栖の試合を行くようになり、僕も一緒に観戦したりする人が欲しいなと思い
Xのアカウントを作成しました。

Xのアカウントを作成してからも他サポの方からは
鳥栖のサポーターはみんないい人だし対戦してて気持ちがいいなどの言葉を見て
やはり僕の感覚は間違ってなかったんだなと感じました

そんな矢先に妻のお腹の中に新しい命が宿ったことが分かり、折角仲良くしてくださってる人と中々触れ合えないのが本当に残念で仕方ありません

そんな鳥栖ですが僕が言えた話ではないですが
今は荒れに荒れてます

チームの状態はサポーターの精神衛生状態も比例します
チームの状態が悪いとそれだけサポーターの精神衛生状態も悪くなります

しかし、一つだけ言いたいことがあります

よく、僕のポストやこのnoteにぬるすぎるだったり
現地に行かないからそんなこと言えるなど
多種多様な批判がDMを中心に寄せられます

また、僕のXのTL上でも負け試合の後にポジティブな発言をしている人に対して
ぬるい、甘いなどの言葉をぶつけている人を見かけます

負けたあとでもそのチームを純粋に応援したい!て気持ちがあるだけなのにそれを否定されたらどうでしょうか?

僕も同じような経験あるので分かるのですが
チームへの愛は変わらずとも少しだけXから距離を取ろうかな…となります

これが人によってはXではなくチームの応援から離れようかなて人がいても何ら不思議では無いですし

実際僕も現地行かないし画面の前だけで応援してるから気楽でいいよなや
現地に来ないやつが試合に言及してて偉そう等の意見が来た時はかなりしんどい思いをしましたし

周りには実際鳥栖の応援を辞めた方もいらっしゃいます

どの意見も見る角度によってはどれも正しいですし
危機感を募らせてる人、純粋にサッカーを楽しみたい人
J2時代から応援している人、ここ数年で応援を始めた人

各々の信念やスタイル、応援してきた歴史が複合的に絡み合ってるので完全にみんなが同じ方向を向くのは現実問題無理な話ですが

せめて純粋に応援しよう!て人に対して
綺麗事やぬるい、甘いなどを言うのはただでさえ観客数が伸び悩んでる現状がある今、控えてた方がいいんじゃないのかなと個人的には思います

どれもこれも鳥栖の選手の笑顔が見たいからの意見とは思いますが
みんながみんな、メンタルが強いとは限らないですし
言葉選びは気をつけた方がいいのかなと思います

最後に

少し話がズレてしまいましたが何が言いたいかというと
その地に全くルーツを持っていない人がこうして応援しよう!!!と思えるような魅力がサガン鳥栖にはあります

移りゆく時代の中でその良さというのも同時に変化していくので昔から応援している人は
その良さというのが薄れていってると思うかもしれません

しかし、鳥栖は現在転換期を迎えており
負の遺産を掘り起こさないために必死でやっていると思います

最近のXのTLを見ていると、負の遺産を掘り起こそう!という旨の意見を見ることが増えてきました

一線を超えてしまうとサガン鳥栖のような地方クラブはクラブの存在自体が危ぶまれる可能性があります

応援できるチームがあるというのは当たり前のようでいて当たり前ではありません

きっと今も僕のように鳥栖のサッカーを見て心を躍らせている人がいるはずです

今は苦しい時期ですがチームがある限り応援することは出来ます
どんな時も諦めずに泥臭くやる、それを鳥栖らしさという人が多数います

それが感じられないというなら
まずはサポーターからどんな時でも諦めない姿勢を見せるべきではないでしょうか?

現状はかなり辛いですが応援することしか出来ないので
僕は応援を続けます

皆さんはどういったきっかけでサガン鳥栖を応援しようと思いましたか?
一度原点に戻って考えてみると、
また、純粋なサッカーの楽しさに気付くことができるかもしれません

厳しい戦いは続きますが、勝利を信じて応援していきましょう

長くなってきたので今日はこの辺で
最後まで読んでくださりありがとうございました!

それでは皆さん

          𓂃 𓈒𓏸𝑰 𝒉𝒐𝒑𝒆 𝒕𝒐 𝒔𝒆𝒆 𝒚𝒐𝒖 𝒂𝒈𝒂𝒊𝒏𓂃 𓈒𓏸

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