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“The Label Fruit プロジェクト”の24ヶ月

皆さんはちょうど2年前、2021年の12月に原宿にOPENしたThe Label Fruit(ラベルフルーツ)をご存知でしょうか。

The Label Fruitとは次世代のフルーツオレ専門店で、モバイルオーダーで味や甘さ・トッピングをカスタマイズし、さらにはボトルに貼るラベルもオリジナルで作れる、新しい消費体験ができるデジタル店舗です。

▼詳しくはこちらの記事もご確認ください

実は、公式のSNSでは今月1日にお知らせをしていたのですが、先日25日に出店期間満了として、原宿店の営業を終了いたしました。クローズのお知らせを出した際にはお店にお越しいただいた多くの方からありがたいお言葉をいただき、またその後も数多くの方にご来店いただいて、とても嬉しかったです!

当初1年だった計画を1年延長し、2年という長いようで、振り返ると短いような出店期間でしたが、数々の取り組みを行ってきましたので、この機会に改めて振り返ってみたいと思います。

The Label Fruitの成り立ち

当社は2012年の創業以来、“次世代の消費体験を生み出すこと”を志向し、飲食店様向けにモバイルオーダープラットフォームの開発・提供を行ってきました。その中で、2016年には未だ世の中にほとんど事例が無かったモバイルオーダーのモデル店として「THE LOCAL COFFEE STAND」を出店するなど実店舗運営にも挑戦してきました。
The Label Fruitでは、「フルーツオレ専門店」という、ユニークな業態を構築するだけでなく、コロナ禍で行楽地などに行けない中で一大ムーブメントとなった「推し活」など“Z世代”の消費動向を捉え、新たな消費体験を企画。それらの消費行動を分析することで、実店舗における新たなビジネスモデルを検証し、「未来の店舗像をより具体的に体現する」ことを目的に出店することとなりました。

新たなビジネスモデルの検証店舗として数々の取り組みを実施

2021年に実際にオープンすると、私たちの想定を超える数のお客様にご来店いただくこととなりました。オープンしてからも常に消費者の方の反応を見ながら、店舗のあり方や商品・販売/決済の方法など、店舗形態を少しずつ変えて、より良い店舗体験を生み出せるよう試行錯誤を重ねました。

また、2023年の4月には店舗を改装し、オープンした際の1つの注目ポイントであった液晶パネル付きデジタルロッカーを思い切って撤廃。代わりに新商品を追加、さらには壁面にプロジェクションマッピングの投影を開始するなど、また店舗の体験を大きく変えた結果、さらなるヒットとなり、お客様には高いご評価をいただきました。

リニューアルで新商品を追加

ロッカー有無による受取形式の変更、新商品の追加、販売形態/決済方法の変更、店舗体験の変更…など、ありとあらゆる検証をし尽くし、ちょうど丸2年の出店期間を終えることとなりました。

総メディア露出数はなんと計160件!

目新しい体験がメディアの興味を引き、オープン当日に2つのニュース番組から取材があったのを皮切りに、連日テレビ・WEBメディア・新聞・雑誌・フリーペーパーなど、ビジネス向け/一般消費者向け問わず、非常に多くの、そして多岐にわたるメディア様にお取り上げいただきました。取材依頼はOPENから24ヶ月を経た今でもいただくほど、非常に注目を集めた店舗となりました。

The Label Fruitをきっかけに新たな繋がりも

様々な取り組みを行い、多くのメディア様にお取り上げいただいたおかげで、様々な企業様から各地で出店のお問い合わせをいただきました。その中には、海外商業施設からの出店要請も。海外メディアやSNSでも取り上げられ、The Label Fruitでの店舗体験が日本だけにとどまらず、海外の方にも魅力的に思っていただけたのはとても嬉しいことでした。
また、The Label Fruitへご興味をお持ちいただいたことをきっかけに、新たなお取引が生まれた企業様も。
前回の記事の終わりにも記載をしましたが、「何か新しいこと・面白いことをしている会社」という認知をいただけて、さらなるお取引につながるのは、出店が成功したことと同じか、それ以上に価値があることと感じています。

さらなる新しい店舗体験の創出に向けて

原宿でのThe Label Fruitは延長期間も含めて、24ヶ月の原宿店での営業をひとまず終えましたが、当初の目的は十分果たしたと言えるのではないかと思います。
そして今も、また次なる新しい店舗体験の創出に向け、動き出しています。
The Label Fruitとはまた一味違った新しい店舗体験を皆様にお届けできるよう絶賛準備をしておりますので、ぜひ楽しみにしていてくださいね。


本年もお付き合いいただきありがとうございました。
2024年もまた引き続き記事を書いていきたいと思いますので、お読みいただけましたら幸いです。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

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