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No.67&136 吉展ちゃん事件からお勧め小説

No.136 【昭和事件簿×日本版ショーシャンク&吉展ちゃん事件の文鳥→堀越喜代八】で話をしていた小原保(福島誠一)の短歌集はAmazonで検索が出来ませんでしたが、こちらの『罪の轍』(新潮社)もお勧めです。
吉展ちゃん事件を捜査する刑事たちを中心に当時の社会情勢が描かれています。

死刑確定後、教誨師が小原保に短歌を勧めました。小原はしばらく時間はかかったものの、教誨師へ次第に心を開き始め、短歌を書くことが出来るほどに精神状態が落ち着いたそうです。小原の短歌は専門家からも評判がよく賞を取るなど評価も高かった。「今度生まれ変わる時は愛する故郷で誠一筋に生きる人間に生まれ変わる」という思いを込め、「福島誠一」のペンネームで、370首もの短歌を残した。

死刑前日に小原が詠んだ短歌は

○怖れつつ想いをりしが今ここに 終るいのちはかく静かなる
○世をあとにいま逝くわれに花びらを 降らすか窓の若き枇杷の木
○静かなる笑みをたたえて晴ればれと いまわの見ずに写るわが顔
○明日の日をひたすら前に打ちつづく 鼓動を胸に聞きつつ眠る
この4首。

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