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Effective Java輪読会をやってみた

はじめに

こんにちは!株式会社POLでエンジニアをやっている @show_kanamaru です!

POLは「研究者の可能性を最大化するプラットフォームを創造する」をビジョンに、理系学生に特化した採用サービス、および研究開発者・技術者に特化した転職/採用サービスの2サービスを運営しています。

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今回はチームで毎週実施している「Effective Java輪読会」について書きたいと思います!

輪読会とは​

人々が集まって、同じ教科書などの本を読み、その内容について意見を交わすことを意味する語。事前に決められた担当者が、本の内容を訳したりまとめたりしてから、他の参加者が理解できるように発表する形式がとられることも多い。
Weblio辞書より引用

輪読会の存在は知っていましたが、今までやったことがありませんでした。

始めてみてちょうど1ヶ月くらい経つので、今回は輪読会をやってみて良かったことをまとめたいと思います!


輪読会開催の背景

僕たちのチームでは夕会後にインプットしているものを共有する時間があるのですが、たまたま数名がEffective Javaを読んでいて、「せっかくならみんなで一緒に読み進めよう!」ということで輪読会がスタートしました。
(ちなみにPOLではJavaを使ってバックエンド開発をしております。)


どうやっているか

毎週木曜日のランチタイムでご飯を食べながら輪読会をしています。
現在はチームメンバー5人で実施しているため、1人だいたい10分くらいで読んできた内容を共有&議論をします。

ご飯を食べながらゆるゆるとやっています。

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毎週予想以上に盛り上がってとても楽しく勉強できています!!!


輪読会の良いところ

1. 理解度が高まる

1人で技術書を読んでいると、わからないことがあってもそのまま読み進めてしまうことはありませんか?
輪読会だとメンバーに共有するため、自分の言葉で説明できるように理解する必要があります。

共有方法はさまざま!

コンフルにまとめたり、

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クイズを作ってきたり、

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テックリードのミズノさんは毎回その場でコードを書きながら説明してくれたり!


インプットだけでなく、アウトプットもできるのでより知識が定着しますね!


2. 効率的に勉強できる

毎週1人1項を読んできてメンバーに共有するので、参加メンバー分の項目をインプットすることができます!

こんな感じ↓

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1人で全部読み切るのは大変かもしれませんが、輪読会だとメンバーが読んだ項目もインプットすることができます。

それぞれのメンバーが各項目の大事な部分をわかりやすく説明してくれるので、1人で読むよりも効率的にインプットすることができます。


3. 継続しやすい

人間って1人だと自分に甘えてしまいますよね。毎日技術書読むぞ!って意気込んでいても、気がついたら読むのをやめてしまっていること多いですよね?(僕も積読本がたくさんあります。。。)

人間は弱い生き物で「意識を変える」「やる気を出す」っていうのは一時的なもの。時間が経つとそんな意識もなくなってしまいます。なので意識ではなく仕組みを変えるべきだと思っています。

その仕組みの1つが輪読会!輪読会だとみんなも読んできているので自分も読まないといけないという強制力が働きます。「読まざるを得ない環境を作る」ことがめちゃくちゃ大事!

技術書読むのが継続できない人には非常にオススメです!


4. チームの認識が揃う

チーム開発をしているとチームや個人によってコードがバラバラになってしまうことはよくありますよね。輪読会をすることでコミュニケーションが生まれ、この課題が解決することがあります。

前回の輪読会ではたまたま全員が例外処理の項目について読んできました。

例外についていろいろと議論が盛り上がったあとに「じゃあLabBaseのコードの例外処理はどうするのが一番良いのだろう?」という話になり、「LabBaseにおける例外処理のベストプラクティスを考える」勉強会をすることになりました。

このように、普段タスクを進めているとなかなか優先度が上がらないリファクタリングやベストプラクティスについてなどを考えるとても良い機会になります。


5.   チーム間の交流が生まれる

複数のチームがあると、どうしてもチーム間のコミュニケーションが減ってきてしまいませんか?フルリモートだとなおさらですよね。

POLのプロダクト部には3つのチームがあるのですが、それぞれのチーム間のコミュニケーションがそれほど多くないことを課題として感じていました。

輪読会は最初はチーム内でやっていたのですが、次回からは別チームのメンバーも参加してくれることに。チームの認識を合わせる話をしましたが、チームだけでなくエンジニア全体の認識を合わせることも非常に重要です。

チーム間の交流に関してはまだまだできておらず課題感を持っているので、輪読会以外にもコミュニケーションが生まれる仕組みを作っていきたいと思っています!


おわりに

今回はEffective Java輪読会についてまとめてみました!初めて輪読会をやってみて、個人としてもチームとしてもプラスになる部分が多かったので、今後も継続していきたいと思っています!輪読会に向いている本があったらぜひ教えてください!

そして、株式会社POLではエンジニア、デザイナー、プロダクトマネージャーを大募集してます!お話しだけでも構いませんのでお気軽にお声がけください!!!


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