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国会でChat GPTが初質問。

こんにちは、showです。

NFTやweb3のアレやこれやについてまとめています。

今回は『国会でChat GPTが初質問』と言うテーマでお送りします。

昨日の衆院内閣委員会での一コマ

立憲民主党の中谷一馬氏が人工知能(AI)を用いた対話型の自動応答ソフト「チャットGPT」で作成した質問を、岸田文雄首相に問う一幕があった。
中谷氏はチャットGPTが作った「首相答弁」も紹介。首相はAI答弁について「ぱっと見て、(自分の方が)より実態を反映した答弁をしている」と答え、AIへの対抗心をちらつかせた。
毎日新聞より引用

国会審議においてAIを用いて首相に質問するのは、史上初とのこと。


中谷氏は、審議中の新型インフルエンザ等対策特別措置法改正案について、
「衆院議員だったら首相にどのような質問をすべきか」とチャットGPTに「質問案」作成を依頼。
チャットGPTが作成した「地方自治体や医療現場の関係者の意見を十分に反映させているのかどうか。
そして、改正法案に対する関係者の反応について教えてください」との質問案をそのまま首相にぶつけた。
首相は「今回の法案は(関係者の)意見、要望に十分応えている改正になっている」などと答えた。

 中谷氏は続いてチャットGPTが作成した首相の「答弁案」も披露した。
「(同法改正案は)地方自治体や医療現場の関係者の意見を十分に反映させるように努めている」などとする内容で、
中谷氏は「首相の答弁より誠実でピントが合っているかもしれない」と指摘した。
これに対し、首相が「(自らの方が)より具体的に関係者の名前などを挙げている」などと反論すると、委員会室に笑いが起きた。
毎日新聞より引用


やっている事はたいした事がないけど、やってみる事は重要

AIを日常的に活用している人たちにとっては、正直たいした事はやっていない。

AIを使って答弁を行ったと言う事実以外は、特に目新しいこともなく、この程度のことをAIにさせる意味はないと言うツッコミが入ってもおかしくない内容です。

でも重要な事はそこではなく、国会答弁でAIを活用して行った事例ができたと言うことに意味があります。

普段から、新聞やテレビでしか情報を取得しない人にとっては、もしかすると、Chat GPTと言う単語を初めて聞いた人もいるのではないでしょうか?

「なんだそれは?」
「ずるいことをするんじゃない」
「面白いことをする人もいる」

人それぞれ感じ方は自由ですが、まずは、Chat GPTと言うAIの存在を知る第一歩となる人が増えたことだけでも、中谷議員の成果ではないでしょうか。

人口減少国家で生き残る術に


日本は、すでに人口減少が始まり、高齢化率は世界二位の29.79%(2021年のデータ)

高齢化率世界一の国は、モナコであることを考えると、実質世界一と言っても間違いではないでしょう。

生産人口は減る。
医療費は上がる。
社会保障費は増える。

今まで先送りにされてきた問題がどんどん顕在化していく中で、AIやweb3を活用した生産性の向上に活路を見出す必要があるのは必然です。


どう言う形であれ、国を代表する場所で活用して、存在を国民に知らせると言う行動をとったことについては、素直に素晴らしいことだと感じています。

海外から入ってきたものを素直に受け入れ、カスタマイズして、便利な物を生み出す能力は、元々日本人が得意とする領域です。

鉄砲をあっという間に量産し戦で活用した織田信長然り、

突如として現れた黒船に開国を迫られ、今の日本の経済の基礎を築いた明治政府然り、

目の前に迫る危機に対して、乗り越えてきた歴史が、日本にはあります。

「生き残るものは、変化に対応できるもの」

こう言う国会議員がどんどん増えていくことを願います。

まとめ

AIがついに世の中に実装される時が来た。

こんな時代の変わり目に生きている事が、むちゃくちゃ幸せです。

変化を受け入れ、活用する事でしか生き残れない時代が来たことを、素直に受け入れて、生きていきます。

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