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音楽× NFTの可能性を探る

こんにちは、showです。

NFT web3 AIなど最先端の今をレポートしています。

今回は、『音楽× NFTの可能性を探る』

というテーマでお送りします。




五阿弥ルナの新曲とNFTの取り組み


五阿弥ルナは、新曲「いっそ-Overcome」を2023年8月31日にリリースすることを発表しました。

この楽曲は、The Structures(a.k.a Yusei Koga)とのコラボレーションによるもので、アンニュイで先鋭的なポップスが特徴です。

さらに、この楽曲のOIKOS(原盤権NFT)も販売されることが明らかにされました。

OIKOSは、サブスク収益分配プラットフォーム『OIKOS MUSIC』にて提供され、五阿弥ルナとしては初のNFT販売となります。



OIKOSは、楽曲の原盤権を示すNFTとしての役割を持っています。

五阿弥ルナの新曲「いっそ-Overcome」に関連するOIKOSは「Platinum」「Gold」「Silver」の3種類が提供される予定です。

それぞれのOIKOSには、異なる価格と特典が設定されており、購入者には直筆サイン入りのグッズやアーティストとのオンラインミーティングなどの特典が付与されます。また、OIKOSの購入者は、楽曲のサブスク収益の一部を受け取ることができるという、新しい音楽ビジネスモデルの一環としての側面も持っています。


OIKOSとは?


OIKOS MUSICは、音源のOIKOS(サブスク原盤権)を販売・購入できるプラットフォームです。

OIKOSを購入することで、アーティストと共に「音源が音楽サブスクリプションサービスで生み出す収益を受け取る権利」のオーナーとなることができます。

具体的には、SpotifyやApple Musicなどで再生された楽曲の収益の一部をOIKOSの保有者が受け取ることができます。

この収益分配は2023年8月からスタートする予定です。


OIKOSを保有することで、楽曲の再生数が見れるダッシュボードや限定コンテンツ、イベントへの参加が可能となります。

これにより、OIKOS保有者はアーティストと一緒に楽曲の再生数が伸びる喜びを共有できるようになります。

また、ダッシュボード機能も2023年8月からのスタートが予定されています。

さらに、OIKOSの販売収益は原盤権者に還元され、これが新たな音楽制作やイベント開催などのアーティスト活動の支援となります。

デジタルを所有する、価値創造は無限大

先日発表された、Open Seaの、ロイヤリティーの廃止のニュースは、 NFTに関わるものとして、大きなニュースでした。

デジタルを所有できるだけでなく、 NFTの転売することによって、製作者に還元がある仕組みは、クリエイターにとって革命的な仕組みでした。

ただ、 NFTトレーダーにとっては、自らの還元率が下がること、そして、  NFTトレーダーの意見を取り入れる、 NFTマーケットプレイスの登場により、ロイヤリティーの廃止を打ち出すマーケットプレイスが増え、OpenSeaも、廃止することになりました。

ただ、PFPと呼ばれる、アイコンを NFT化して、トレードすることは、 NFTの活用法のほんの一部です。

OIKOS MUSICの取り組みは、アーティストとファンの関係性をより近づけることができる可能性を秘めています。

現状では、CDを買う、ライブに行く、グッズを買う、ファンクラブに入る、SNSで拡散する。

自分の推しであるアーティストを応援する方法は、物理的な商品を買うことに、限られてしまいます。

OIKOS MUSICの仕組みを使い、サブスク原盤権NFTを書うことにより、アーティストに収入が入ることはもちろんですが、ファンにも還元することができる仕組みをデジタル上で作ることが可能となります。

大多数の人は、サブスクなどで、聞くことができれば満足できますが、 NFT盤を所有することにより、ファンが満足出来るサービスを提供することができれば、新しいマーケットが生まれます。

CDの初回限定版を買うと、様々な限定コンテンツが手に入るという仕組みは、昔から存在していましたが、 NFTを活用すれば、全てデジタル上で完結することができます。

人間が、所有したいという欲は、絶対に無くなりません。

それをデジタル上で仕組みを作ることができる NFTを可能性に気がつく人が早く増えてほしいと願っています。

まとめ

移り変わりが激しい NFTの世界、何が正解かは、わかりませんが、その正解のヒントは、今の取り組みの中に隠れています。

その一例として、紹介させていただきました。



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