人生の課題を乗り越えることはオリンピック出場権を獲得することに似ている
テレビのない生活をして4年目の私は、ラジオを聞くことが多いのです。実は声フェチなところが有るので、訓練されているパーソナリティーの方達の声は、心地よく自分と向き合える時間になるのです。
最近はオリンピックの話題で持ちきりなのですが、実はスポーツ観戦には全く興味が無かったりします。他の人がプレーしているスポーツを観戦するより、自分がプレーした方が楽しいと思っているのです。
そんな私が、ラジオから流れるパラリンピックの話題を聞いて、思ったことがあります。
それは、人は何かを乗り越えるために生きてるのかな?と思うのです。
出場される選手は、病気や怪我などそれぞれの逆境を乗り越えて、30代から始めました40代から始めました、と競技を始めた年齢がバラバラで人生経験も豊かなスタートです。
それで、国の代表としてプレーするということは、どれほどの練習量と強い信念なのだろう、、、、、
そしてパラリンピックに出場される、アスリートの皆さんがおっしゃることは
「あきらめないことです。」
「あきらめないで続けてきたから今があります。」
その言葉を聞いて共感しました。経営者と似てる・・・。
人は何かを乗り越えるために生きているのかもしれない、それが私の場合は後継ぎだっただけのことで、人は日々何かを乗り越えようと、努力しているのかもしれません。
仕事で任されたプロジェクト、人間関係、夫婦の問題、子育て・・・生きていると色んな問題があります。
あまりにも日常のことで、1つ1つメディアに取り上げられることはないけど、それぞれ自分に課せられた課題を乗り越えることは、オリンピック出場権を獲得するくらい、それぞれのドラマがあり頑張っていることなのではないか!
父の創業した会社で事務員として働いているときも、後継ぎとして働いているときも、油の切れたブリキのようになりながら日々精進し、持てる知識と情熱と体力を出し切ってきたので、オリンピック出場科目に「OL部門」「後継ぎ部門」なるモノがあったら、間違いなく出場できるのではないかと思うくらいです(笑。
人生の課題は人それぞれ違うけど、自分の課題に向き合い乗り越えることによって、まだ見たことのない世界感を体験したいというきもちは、アスリートと似ているように感じました。
そして自分の人生が終わるときに後悔したくないから、自分の課せられた課題に向き合い、乗り越えていこうと改めて気付かされました。