父からの熱いラブコールがきっかけで、父の創業した会社で働くことになり、二十数年が経ちました。身内と一緒に働くと言うことは、よそ様の会社へお勤めに出るより、大変なことが多かったと言うのが本音です。 よそ様の会社で働かせていただいている頃は、お父さんが社長の会社で働くって楽そうだな、自由にお休み取れたりするのだろう、家族経営で働く友人を見て、ワガママが通って苦労とかないんだろうな、とか羨ましく思っていました。 ひょっとしたら私も、お父さんが社長っていいな、楽しているんだろうな
自分が思っている以上に愛されていて、自分が思っている以上に必要とされています。無意味に思えることも、全部が必要な経験なんです。その経験から得るものは必ずあると思っています。 自分で言うのもおこがましいのですが、類稀な事業承継を経験しました。 事業承継と聴くと一見かっこいい耳触りの良い単語ですが、地方にある零細中小企業の事業承継とは、めちゃくちゃ泥臭く自分の存在意義や存在価値を打ち砕かれる連続で、生きる意味や目的を見失ってしまうほどのものです。 少なくとも私は、そんな風に
誰かが生きたかった今日を精一杯生きる 誰かが生きたかった今日を感謝して生きる 知覧特攻平和記念館で自分と約束したこと。 8月15日が近づき夏の蒸し暑さを感じると、知覧特攻平和記念館を思い出す。十代二十代前半の若者の屈託のない笑顔の写真が、戦闘機とともに展示してある。私たちが生きてる平和な今日を、心から夢見ていたのだろうと思うと涙がとまりません。だから明日が来ることが当たり前な今に感謝して、日々を大切に生きていこうと決めた。 私が知覧の存在を知ったのは12~13年前で、あ
「海道さんの電話応対は感じがいいですね!皆さんの素直な人柄が伝わってきます!社長さんの取組が伝わってきますね」 会社の顔として電話応対をしてくれている事務員さん達が、某大手通信会社の営業の方にお褒めの言葉をいただきました。 社員さん達が褒められることは、経営者として最高に嬉しい褒め言葉です! 弊社の事務員さん達は朝礼で、電話応対の練習をしています。考えてみると約17年は続けている習慣になります。 きっかけは創業者である父の希望で「事務員は会社の顔だから、何処にも負けな
どんな会社にしたいですか? 聴かれることが多くあるのですが、最近は「野球チームのような会社にしたいです」と答えることにしています。 自分の役割だけすればいい仲間同士が助け合うことが出来なければ、どんなに優秀な選手が揃っていても試合に勝つことが出来ない、そんな団体競技は理想とする会社の在り方に似ているって思うんです。 ちなみに、どこの球団が好きなんですか?と聞かれそうですが、実は全く野球音痴だったりします(笑)だから野球の例え話も下手かもしれません ピッチャーにはピッチャ
グラフィックレコーディングや図解が最近のマイブームでやわやわと楽しんでいます。 何回も練習しますが、簡単そうで奥深いのがグラフィックレコーディングや図解で、なかなか納得のいくものが出来ないのですが 完璧じゃなくていい! 先ずはやってみることが大事なんだって、改めて思ったんですよね 以前からトヨタ式メモとか、A4用紙1枚にまとめる、絵でメモをとる、などに興味があり本を買ったりオンラインで勉強したりしていましたが、いまいち納得いかずにいました。 そんな時に、たまたまno
幸せの循環が出来る人でありたいと思う私は、ふるさと納税を考えた人は天才だなって思うんです。 蟹の産地でもある石川県に住んでいますが、実は蟹よりも「伊勢えび」が大好きなんです。 ボイルした身はプリップリの食感で、お刺身ではとろっと甘い食感がたまらなく美味しい伊勢エビは高級食材なので、なかなか食べるチャンスに出会うことがありません。それに日本海側で魚屋さんの店頭に並ぶことはめったにない食材かと思います。 社長という役職に就いた時、社長業を指導するコンサルタントに、派手に羽目
昔から自分を過小評価するクセがある私ですが、私って自分が認識している以上に、強さとしなやかさを身に付けていると思うんですよね。 私の見るYouTubeの案内に、やたらと紹介されるのが断捨離です。そんなに断捨離するといいことがあるのか?と感化されやってみた。 初めは「もったいない、、、もったいないお化けがでるやろ、、、」と罪悪感たっぷりで今までの自分を否定する様な気分です。 どちらかと言えば何でも取っておくタイプです。ショップの可愛い紙袋や箱はもちろん、プレゼントに着いて
父は愛してやまない会社を未来に繋げるために、色んなことにチャレンジしてます。令和になったことをきっかけにチャレンジしてきた歴史に「さようなら」のケジメをつけました。 急に事務所の模様替えがしたくなり社屋をウロウロしていると、やたらと目につく「Tシャツ」と書かれた段ボール箱が気になります。 1つ1つダンボール箱を開けて中身を確認すると、「おぉぉぉぉ、、、懐かしい!」思い出の品物が次々に出てくるではありませんか(笑 二十数年前のことですが私と弟と父の社員3人だけの会社が
母には心からの満面の笑みでいてほしい。それだけのために幼少の頃から母の顔色をうかがってきたんだ!私の中のピースがまた一つピタッとはまったのは2021年の12月です。 一代で会社を築くという昭和の男の夢を、陰で支えてきた母ですが、夢を支えてきたと言えば聞こえがいいのですが、本人は「犠牲になってきた」と言う方がしっくりくるらしいです。(笑) 昭和生まれの創業者を父に持つ子供や、創業者の妻は家族の思い出やだんらんなんてないよ!と言う方が多いと思いますが、我が家も例にもれてい
テレビのない生活をして4年目の私は、ラジオを聞くことが多いのです。実は声フェチなところが有るので、訓練されているパーソナリティーの方達の声は、心地よく自分と向き合える時間になるのです。 最近はオリンピックの話題で持ちきりなのですが、実はスポーツ観戦には全く興味が無かったりします。他の人がプレーしているスポーツを観戦するより、自分がプレーした方が楽しいと思っているのです。 そんな私が、ラジオから流れるパラリンピックの話題を聞いて、思ったことがあります。 それは、人は何かを
夏のバーゲンセールが始まると、リゾート地で着るようなワンピースやサンダルが欲しくなってしまい、ついつい購入してしまいます。 でもその夏に袖を通すことなく、タグの付いたままクローゼットで眠るのが、毎年のルーティンです(笑。 今年こそは夏休みをとる意気込みで、リゾートワンピースを購入するけど、夏休みがとれた試しがない(汗 (経営者としての改善点かな) 例にもれなく、今年もリゾートワンピースを買ってしまいましたが、私の夏休みはあるのか?夏休みはとれるのか?・・・・とるのだ!
私にとってキャンプは、ちょっと痛い思い出ばかりなので、ワクワクするようなことがないのですが、、、、(笑 アウトドアな遊びが大好きな父が企画した、親子キャンプが初めての経験です。弟がまだ存在していなくて親子4人だったので、きっと私が5歳の頃のイベントだったのかと思います。そのときは、いつもキリキリしている母が、優しかったのを覚えています。 父がいるときは、機嫌が良く優しい母なので、長女の私が子供に戻れるとき、しっかり者でいなくてもいい時間です。そんな時間が長く続くといいな、
おうち時間が増えてテレビの無い我が家では、YouTubeを見るようになりました。勉強になるので教育系のYouTubeを観るのですが、何故かお勧め動画で編み物が出てきました。 夏服に衣替えした頃で、編み物は暑苦しいし暗いな・・・・と見ることも無かったのですが、あまりにも毎日お勧めされるので、つい観てしまったのです。 えっ・・・可愛い!! 最近の編み物の作品は、かわいいじゃありませんか!! それに100円ショップで可愛くて便利な材料や道具が販売されているらしく、ついついY
父の創業した会社を受継ぐ後継ぎさんをして10年ですが、後継ぎさんとして最も大切なことで、ここをなくして後継ぎは出来ないぞというのが、境遇を同じくする仲間「経営者仲間」がいることだと思うのです。 後継ぎという希少な立場を、本気で応援し会える、本音で腹を割って話せる仲間が居るか否かです。 幸運にも私には、腹を割って話せて、本気で応援し合える仲間がいます。 後継ぎとして全然ひよっこの私が今あるのも、腹を割って話せる仲間がいるから、本気で応援し合える仲間がいるからなのです。
第一子として生まれた私は、3人兄弟の長女です。例に漏れなく幼少の頃から、お姉ちゃんなんだから・・・と我慢を強いられてきて、自分の生まれた環境を憎んだり、悔やんだりもしました。あくまでも私の場合ですけどね。 皆で遊んでいてモノを壊したら、皆で叱られるけど年長者が、最後まで片付けをする・・・みたいな(笑 そんなときの自分を癒やす方法として、自分の理想とする家族構成や、環境を妄想して現実逃避していたものです(笑。 そんな環境で育つと、無意識で備え付けられるのが「責任感」という