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グライムスの憂鬱 ー「グライムス」シリーズを公開すべきか否かー

実を言うと、年末年始も含めて「グライムスの〇〇」というシリーズの記事を幾つも書き進めていた。グライムスとは、アメリカの人気アニメーションシリーズ「ザ・シンプソンズ」に1話だけ登場するも強烈な印象を残した悲劇の弱者男性「フランク・グライムス」から拝借しているのだが、要するにメガネと角刈りとブリーフケースしか残されていないままこの世を去ったグライムスのような心境で、世間のあれこれを書き連ねていくような連載記事にしたかったのだが…内容が内容だけに、どうしても掲載に躊躇いが生まれてしまっている…(笑)

ちなみに、現時点で公開済みなのは下記のみである。

「無料版」という言葉通り、元々は有料公開を前提として展開していく予定だったのだが、実を言うと失業保険の受給の関係もあり、当面は有料記事の販売の必要性もなくなってしまっただけでなく、そもそも社会時事を皮肉を交えて書いていくことのリスクを考慮してしまうと…無料であっても公開に躊躇いが生まれてしまう。元々は緩やかな左派リベラルを厚かましくも自認する身であるから、それほど過激で扇動的な記事を自ら作成しようなどという邪心は生まれにくいのだろうが、昨今の(主にJリベラルと呼ばれる側からの)「言いにくい空気」を眺めていると、些細なものであったとしても躊躇ってしまうのだ。

とはいえ、もう少し緩やかな記事であれば問題はないだろう。ただ、そうなると記事が生まれにくい(笑)緩やかな思考は確かに大事だが、元々の自分の強みは「斜めから眺める自虐も皮肉も交えた批評性」にあるのだろうから、そうなると対象はどうしても緩やかであればあるほど、記事の執筆に伴う関心への持続が難しい。

ということで、もうしばらくはのんびり更新を続けていこうと思う(笑)


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