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15年前の8月、障害者として生きることを決めた。でも俺は俺だ!人生終わりでもないし何も変わっちゃいない!!

※今回は主に精神障害者、
精神障害者保健福祉手帳の話に
限定した記事です。

少し仰々しいタイトルですが。

15年前の8月に
障害者手帳を
取得しました。

少し前まで
書店の契約社員で
働いていたんですが、
きつくなって辞めたんですね。

その時、
年齢は35歳。

今は少し
状況が異なりますが、
その頃は
35歳転職限界説も
ありましたし、
もう自分自身、
一般雇用枠で
働くのはきついなと。

それまでは
障害者手帳は取らない、
一般雇用枠で正社員になり
継続して働く!と
頑張ってはいたんですが。

もうそこはいいかなと。
旗を下ろしました。

私の場合、
ほぼ100%、
障害者雇用で働くために
障害者手帳を
取得したわけですが。

精神障害者や
発達障害者の方は
そういう方も多いのではと
支援などの経験からも
感じます
(もちろん身体障害者でも
中途障害の方がいらっしゃることは
わかっていますし、
是非は一旦置いておいて
発達障害のお子さんが増えていることも
理解しています)。

この手帳を
取得することに関して、
過度に恐れを
抱いているというか、
自分が障害者になってしまう、、、
みたいに感じる方も
いらっしゃるようですが。

特に精神障害、
精神障害者保健福祉手帳取得に関しては
必ずしも
そんなこともないですよと
いうことを
お伝えしたいです。

まず、
精神障害、
精神疾患、
その中でも
特にうつ病などは
治る可能性があります。

おそらく
そういった部分もあり、
手帳も2年更新です。

可逆性が
ある程度あるということです。

病状が良くなったのなら
返還してもいいし、
言い方は悪いですが、
すっぽっておいてもいい。

実際
そういう方も
いらっしゃいます。

ただ、
私が最もお伝えたい真意は
そこにはありません。

手帳を取得して
確かに障害者として
障害者雇用枠で
10数年勤務しました。

職場でも
色々なことはありましたが、
総体的に
配慮もいただき、
気持ち的にもある程度
安定して働けたと
感じています。

もちろん、
本当は
一般雇用枠でも
障害を開示したら、
そうでなければならない。

合理的配慮を
受けることは当然です。

それはそうですし、
劣悪な事例に関しては
処罰も必要です。

とはいえ
周囲の見方や
自身の心情も
障害者枠で勤務するのとは
どうしても現実的には
違うのではと感じます。

中途的な障害の方は
この手帳取得問題で
悩む方も多いですし
押しつけるつもりはないですが、
職場や仕事に限らず
「気持ちが楽になった」という部分が
私の場合1番大きかったです。

タイトルでも書きましたが
手帳を取得しようがしまいが、
自分は自分です。

人間が変わるわけでも
ないですし、
手帳を常に提示しなければ
いけないわけでも
ありません。

ましてや
人生終わりでも
ありません。

繰り返しますが、
手帳を取ることを
押しつけるつもりは
全くありませんし、
ご自身の様々な
人生のステージや
やりたいことなどの
兼ね合いの中で
考えるべきトピックだと
感じています。

2年とは言わずとも
人生のある時点で
返還することもできるし、
更新しないこともできる。

特に
精神障害者保健福祉手帳取得に
関しては
それぐらいの軽い考え方でも
良いのでは?と
私は考えています。

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