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終わりなき日常は終わらない

終わりなき日常は終わりません。

宮台真司さんが、
「終わりなき日常を生きろ」
という本を出版したのは、
もう30年ぐらい前になるでしょうか。

このコロナ禍の現代で、
ある意味「終わりなき日常」
は終わりました。

起こらないとされていた、
「革命」「ハルマゲドン」が
起こったのです。

宮台さんが言われた、
革命など起こらない時代の中で、
生きる意味に囚われず、
強度を持って、
マッタリ生きていくこと、、

その主張の意義は失われました
(もっとも今の宮台先生の主張は
違ったものですが)。

ですが、
オンライン化の浸透や
マスク着用、
そして人々のメンタル悪化など、
新たな日常が立ち現れています。

もちろん悪いことばかりでは
ありません。

遠くの人と
オンラインとはいえ、
つながるのは容易になりました。

ただ、
良きにつけ悪しきにつけ、
旧来の終わりなき日常が崩れ、
新たな「終わりなき日常」が
立ち現れています。

その中でどう生きるべきか。

私はそこに関しては、
宮台さんの出された「正解」と
そこまで変わらないのでは
と感じます。

障害者であれ、
いわゆる健常者であれ、
無理なく、
ゆるりと、
「マッタリ」生きていくこと。

それに尽きます。



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