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Nothing Phone(2a) 2週間レビュー


高コスパで話題のNothing Phone(2a)を2週間ほど使ってみたので、忖度無しでレビューしていこうと思う。
元々メイン機がPixel7a であったため、その比較を中心に書いていきたい。


開封体験

他の方がレビューしている通り、ビリビリと紙を破って開ける形式のため、一度開けるとの開封前の姿に戻せない。ただ、転売するつもりでもない限りは問題ないだろう。

外観デザイン

全体感として大変良い、と言い切ってしまって良いだろう。筆者はミルクという色を選択したが、非常に洗練された中にも、樹脂素材の反射はどこか温かみを感じさせる。電源や音量ボタンが黒いのもアクセントになっており、好印象だ。
Pixel7aでは気になっていたベゼルの太さも、スッキリしているため、「The廉価版」のようなイメージは全く感じられない。
最大の焦点である、背面のメガネ型カメラレンズは、むしろNothing Phone(2)よりも好みのデザインだ。レンズ周辺が盛り上がったデザインが、他社製品に比べて柔らかな印象を与えているのかもしれない。

UIデザイン

Nothing Launcherなるものが搭載されており、追加で無料のパックをインストールすれば、だいたいのアプリをモノクロ化しておしゃれホーム画面を作り出せる。
特に気に入ったのは、フォルダごとにドットデザインのアイコンを付与できることだ。フォルダ内のアプリが見えないことで、ホーム画面をミニマルにスッキリさせることが可能だ。
オリジナルウィジェットも豊富にあるが、頻繁に使うものがなかったため、筆者は何も導入していない。
壁紙もデザイン言語の統一された、かっこ良いプリセットが豊富に用意されている。
AI機能で自分好みの新たな壁紙を作り出すこともできる。
よく使うアプリを最大化することもでき、筆者は頻度高く使うKindleアプリとルーチンタイマーを大きくして使いやすくしている。

サクサク感

重い処理をさせていないので良くわからないが、日常使いで困ることはない。そもそも、リフレッシュレートが高いので、ミドルレンジスマホであってもサクサクしている感じがしてしまう。
この感覚は非常に大事だ。
一方、性能が原因でない気もするが、カメラを起動した時にカクつく感じが時折あった。

カメラ

色味はビビッド気味で、Pixel7a と比較すると、綺麗に撮れる。が、数年前のGalaxy s10には劣る程度だ。HDRはおもちゃみたいなものなので、今後のアップデートを待ちたい。

サイズと重み

6.7インチディスプレイと、サイズは昨今のスマホサイズとして一般的なものの、重さが190g前後と比較的軽めの印象であるため、持ちやすく感じた。

感触

背面に使用されている樹脂素材が良い具合に温かみがある。「iPhone 5cの感覚」というとわかる方がいるかもしれない。
また、この素材が適度な摩擦を作り出しており、落とす危険をあまり感じずに使える気がする。
ただそれでも、筆者はよくスマホを落とすため、スマホリングの導入を検討している。
※Glyphインターフェイスが下半分に搭載されていないので、スマホリングも導入しやすい。

バッテリー持ち

5000mAhと大容量なので、夜まで充電いらずだ。動画を見まくったり、テザリングも長時間したが、ほぼどんな使い方をしても夜充電前に20%以上の電池が残っていた。

設定

筆者は元々Pixel7a を使用していたので、移行は非常にスムーズ。使用していたアプリの全ダウンロードも時間はかかるものの、寝ている間に放置していれば問題なく完了した。

総評

とても良い、というのが今のところの結論だ。感触が良くて持ちやすく内外のデザインが格好良く、バッテリー持ちも良く、サクサクしている。
カメラは可もなく不可もないが、気になるほどではないだろう。
256GBで55,800円という価格を考えれば、今買い替えを検討しているエントリー〜ミドルレンジユーザー全てにおすすめしたい機種である。

※と、べた褒めしつつ、筆者の端末では、夜になると画面がチカチカ点滅するという現象が頻発している。電源ボタンをオフにすると時々起きるようだ。ものすごく困る程ではないが、サポートの回答があり次第追記したい。

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