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7年ごしの決意と覚悟。「事業開発村」を作り、革命を起こす

絶対に何がなんでも、やり遂げる。

そんな、覚悟の決め方こそ、何かを成功させることに、最も重要なことだと思っている。思い起こすと、この数年間、僕にはそれが無かったような気がする。辛いこと、しんどいこと、プレッシャー、そういう事業を作るにあたって当然のことを、心のどこかで避けていたのは明白だった。

自分で一番大事にしていたことなのに、その本質を見失ってしまっては元も子もない。自分が持っていた強みとは、一度やると決めたら、ブレずにどんな苦痛だろうが「痛覚」をオフにして、徹底的に取り組めることだ。やると決めたら最速で進み、海外事業だろうがなんだろうがモノにしてしまう爆発力だ。その気概はいったいどこにいったんだ。

満足の上限を破壊してくれるもの

あるレベルで満足してしまっていた。WEB制作とマーケティング事業、海外スクール事業、メディア、プラットフォーム、シェアハウスコミュニティ、すべて、そこそこうまくいった。いくつか売却もした。だが、そこそこでしかない。もとより欲望の天井が低いので、もういいかと思ってしまったのだ。

あまりにもやる気が出ないので、手元のお金をかなり減らしてケツを叩こうと思ったが、実際には何も変わらず、どこかで自分の限界はこの程度なのかと印象付けていたところがあったかもしれない。僕以外でも、そういう人は多い気がする。それから7年くらいたった。

だが、1つ、やりたいことがあった。

ずっと、それが、頭の片隅にあり、もやもやしていた。
そして、どうも忘れられないので、その準備だけは地道に進めていたのだ。

それでも絶対にやり遂げたいこと

「クリエイターや起業家、そして新しい事業がどんどん生まれる村」を作りたいのだ。起業家が事業をつくり、クリエイターが形にし、さらに、いくらでも実証実験ができる村。

最近ではTOYOTAがウーブンシティを作っているが、もっと小型のスモールな事業から好きに実証実験をできる村だ。それはテクノロジーに限ったことではない。あらゆる事業をすぐに自由に試せること、そしてハンズオフ / ハンズオンでクリエイターや起業家がどんどん育つこと。育成と実証実験がハード面、ソフト面から両方揃っている究極の事業づくり村を作りたい。

その村づくりをしたいと思った2015年当時、多くの人が口を揃えて、言っていたことがある。「第二のシリコンバレーを作りたい」もう、耳にタコができるほど、みんながそういうことを言うので、もはや使い古された常套句のように聞こえてしまっていた。そして僕は「第二の」ってなんだと、その言葉そのものに違和感を感じていた。

次の「シリコンバレー的な何か」に必要なのは、育成と実証実験のソフトウェア

そもそもである。これから一極集中から脱して、分散化していこうという世界の潮流といい、誰もが第二のシリコンバレーを作ると口を揃えて言っていることといい、世界中にシリコンバレー的なものが出来ていくのは明らかだ。「第二の」も何もなく、起業家はそういった「世界中のシリコンバレー的な何か」が自分の事業にフィットするなら、その場に行って事業を作る。だから、事業を作りやすい仕組みが至る場所にできるだけであり、言ってみれば、世界全てがシリコンバレーのようなアップグレードをしていくと言っても過言ではないと思った。

じゃあ、そんな世界で重要なのは何か。世界中、どこにでも事業を生み出すエコシステムがあることと、そのコミュニティに乗る「育成と創造を生み出すソフトウェア」こそ、最重要になるはずだ。ソフトウェアとはクリエイターを育て、起業家を育て、そして事業を生み、さらに資金が集まるある種のパッケージ ( 言い方は悪いが ) が必須になる。このソフトウェアを作り込んだプロジェクトこそ、次世代のシリコンバレーだ。そう信じたのだ。

死にかけでも、なぜか続いて形になりつつあった

だから、そこからはブレなかった。シェアハウスを作り、スクールを作り、プラットフォームを作り、着々とクリエイターを育成する仕組みを作ってきた。7年間だ。前述した通り、そこに勢いはなかったが、どうしても忘れられないので、一歩一歩、地道にクリエイター育成のノウハウを集めてきたのだ。そして、クリエイターはハンズオフでさえ育成することは、できるようになった。

事業づくりもそうだ。実際、今はまだ実証実験段階だが、ありがたいことに、少しずつ、取締役、経営者層、そういった事業を作る側として挑戦を繰り返し、力を発揮する人たちが生まれてきた。これからどんどん、その人材育成ソフトウェアを鍛えあげ、必ず起業家が生まれる最適解を見つけ出していく。僕らなら、それができるはずだ。

そして先日、バリ島に足を運んだ。すると、そこには村を作り出せる土壌があった。ちなみに僕らのシェアハウスプロジェクトは海外でやっていた。100名以上集めた。海外だろうが人が集まることは、すでに証明済である。あとは資金を作れば、成し遂げられる状況になったのだ。

奇跡的に、熱量が復活

たぶん、人間の熱量は「強く信じられるものがあるか」によって変わる。何か1つでも「絶対にこれは最高を世に残せる」というビジョンや目標があると、それを実現したくてたまらなくなる。僕がやる気を失っていたのは、村のビジョンをそれほど信じられていなかったからなのだろう。お金があるとかないとかの問題ではない。やるとは言っても、おそらくそれが、どこか夢か幻のように感じていたのだろう。

だが、地道に積み上げるうちに事業の解像度が上がり、実績が生まれ、手段まで整うと、さすがに夢や幻も現実まで降りてくる。半信半疑ながら、何か霧の中でフルにモチベーションを発揮できないような状況でも辞めなかった7年の果てに、ようやく明確に見えるものが出来たのだ。ふと気づいたら、一刻も早くこの事業を成功させたいという想いが湧き、痛覚は麻痺し、徹底的に取り組もうという気力が戻っていた。懐かしい感覚はしたが、カラカラだった自分が熱湯で満たされた気がした。

革命を起こしていく

世界中に多くの革命家がいる中で、正直、モチベーションが低い自分なんかが、と思っていたが、今なら言える。革命を起こしていく。イノベーションを起こす。絶対に、これは世界を楽しくするという魂の底から信じられる一本の槍ができたからだ。リアルだけじゃない。デジタルツイン、メタバース、WEB3、電子政府システム、すべてを巻き込んで、最大最高のプロダクトとして「村」をリリースする。世界をアクセラレートする。事業をやるという意味で、少なくとも僕はそのために生きている。そして、これが「僕ら」に変わる時、きっと全ては成し遂げられるはずだ。

このプロジェクトに興味がある方は、ぜひこのnoteやtwitterをフォローしておいてほしいです。そして、もし僕らの活動にワクワクすると思って頂けたら、ぜひ、こうしたプロジェクトが好きそうな方にシェアしてほしいです。SNSで拡散してくれとは言いません。僕らの活動が直接、皆さんの魂に、心に、興味やワクワクに届いたら、同じような仲間に共有してあげてください。絶対、何がなんでも理想の世界を作り上げる。そんな覚悟を持って、進んでいきます。みなさんと一緒に本気の革命を起こせれば、僕らはきっと、世界にとって大事な何かを成し遂げられる。

そして今、この環境まで持ってきてくれた全てに感謝を。すべての物事に理由はあるなんて言うけれど、すべての物事に意味を持たせるのは自分と自分を取り巻くすべての人です。自分一人ですべてに意味が生まれるわけじゃない。今回のプロジェクトに意味を見出してくれた全てに感謝して、ここからの一歩を踏み込んでいきます。一緒に戦えるみなさん、心から、ありがとう&今後ともよろしくお願いいたします。

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