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「後退しない」という考えが、成功を作るという話。

常々、僕自身意識してきたことがこれです。「絶対に後ろに下がらない」こと。人って誰もが「後ろに下がりがち」なんですよね。

例えば「一度、勉強してきたことを、中途半端にやめて新しいことを学ぶ」とか。しかも1度ならまだしも、2度も3度もそういうことをするとか。なんでも途中でやめていたら、進んで後退して、を繰り返して、一生前に進めないじゃないですか。

ほかにもあります。何か良い経験をしても、それを学びに変えないとか。た例えば何か失敗しても、失敗した原因を分析して、次にどうするかを考えることが出来れば、それは前進なんです。人生が進展しない方は、総じて失敗からの学びが薄い。次どうするかを考えていない。そうなると、もはや時間と労力を使ったぶん、ただの後退になってしまう。

毎日少しずつでも前進すれば、いつかは辿り着く

後退しないこと、積み上げ続けること。これができれば人生、そのうち理想を実現できるんです。毎日少しずつでも後退せず、前進できれば、いつかは多くの人の手が届かない領域まで行けるわけですから。

もし何か決断を迫られた時は「これは後退にならないか?」を意識してみると良いです。もし後退になると判断される時は、別の後退しない方法を考えて見れば良いのです。

例えば動画制作を学んでいたとしましょう。途中でWEB制作を学びたいと思ったとしたら。動画制作をやめてしまうのではなく、気が向いた時に少しずつ、毎日30分でも、動画制作も勉強しながら、WEB制作に比重をおいて勉強すればいいのです。せっかく学んだことを、完全にやめてしまう必要なんて、どこにもありません。

そうやって動画制作も少しずつやれば、WEB制作と動画制作の兼ね合わせで、より多くの案件が取れるかもしれないじゃないですか。でも、完全にやめてしまったら、それさえできなくなります。

ある一定ラインを超えるまでは続けること

これは全てに共通するのですが、何かに挑戦し始めて、すぐに成果が出るということは、奇跡しかありえないと思った方が良いです。大抵、ある程度取り組んでから、成果が出るのです。

スキルであれば、プロと認められるラインに到達しなければ、そのスキルを大きな報酬に変えることは難しいです。コンテンツづくりであれば、1つや2つ作るのではなく、ある程度の物量にならなければ、フォロワーにどんな情報が気に入ってもらえるのか、どんな情報は興味がないのか、分析することさえできません。

何かをスタートしたら、ある程度の物量をこなし、一定のラインを超えるまで、やり続ける必要があるのです。その前に辞めてしまったら、それは一歩進んで1歩下がる後退にしかなりません。何もやっていないことと、ほとんど変わりがなくなるのです。

一定ラインは取り組むことによって変わりますが、スキルであれば、安定して仕事ができるようになるまで、コンテンツ制作であれば、どんな内容が興味につながるのか理解するまで、となるでしょう。

捨てるのではなく、アップデートする

どうしても、今ままで取り組んできたことを辞めたいのであれば、これまで積み上げてきた内容をアップデートして利用できないかを考えてください。

例えば、ブログやTwitterのコンテンツをいくつも投稿してきたとしましょう。そうした情報で、内容が濃いものであれば、まとめて後から人材育成などや有料コンテンツとして提供できるかもしれません。マーケティングは内容の良し悪しだけで成果が決まりません。適切な人に届ければ、それは大きな価値になるかもしれないのです。

スキルもそうです。例えばWEBサイト制作と動画制作の組み合わせのように、異なるスキルを組み合わせてサービスを提供することで、ニーズが合致したクライアントを獲得できるかもしれません。一旦手に入れたものは、捨てるのではなく組み合わせてどう使えるかを考えましょう。

「生き方」のゴールを先にきめよう

人は将来の目標とか夢のような具体的な内容を求められると「何をすれば良いかわからない」といった状況に陥りがちです。しかし、具体的な目標ではなく「将来どんな生き方がしたいか」なら、思い浮かぶ方も多いでしょう。

例えば、自由に生きたいとか、世界を旅しながら生きたいとか。家族と一緒にいたいとか、趣味を好きなだけ楽しんで生きたいとか、世界を変えたいとか、ワクワクすることをやり続けたいとか。

大抵、生き方がわかれば、そこから具体的な目標は見つかります。「自由に世界を旅しながら生きたい」「家族とできるだけ一緒にいたい」ならフリーランスを目指すとか。世界を変えたい、ワクワクすることがしたいなら、プロダクトを作って起業するとか。生き方に目標はついてくるので、まず自分が望む生き方を明確にしてください。

スケジュールとロードマップを作ろう

目標もといゴールを決めたら、次はロードマップを作ります。ロードマップは短期目標の連続です。長期目標だけでは、まず何から始めようかと迷いますので、具体的に進んでいくことが難しくなります。なので、最終的なゴールまでにどんな道のりが必要なのか考え、1つ1つ短期目標をクリアしていく形に落とし込みます。

こうすれば、後退はまずあり得ません。前進のみです。迷いなく、着実に前に進んでいくわけですから、先行きを見失って、迷っているうちに後ろに下がってしまうこともなくなります。

あとは、いつまでに完了するかです。短期目標をどんなスケジュールで実現していくか考えることで、具体的にゴールが見えます。いつまでに自分の理想が実現するとわかっていれば、やる気もでますよね。

そして期限をつけるということは、モチベーションアップにつながります。何の期限もなければ、次でいいかとか、今日はやらなくて良いか、という甘えが生まれてしまいかねません。しかし、期限があれば、必然的に自分の気持ちがスケジュールに合わせてくれるでしょう。これが行動力につながります。期限の魔力を使いこなすことです。

環境を味方につけると良い

そして、最後は環境です。後退しないためには、前進を促す環境があれば、それだけ早く前に進むことができます。例えば1人で学ぶより、周りに頑張っている人がいた方が感化され、前進が促されます。

周りが熱く、熱を持って活動しているなら、その熱が自分自身にも伝わります。結果、モチベーションとなり、目標達成が早まるのです。周りに熱源を持つことは、1人で進むよりも圧倒的な成長を生み出すでしょう。

今回ご紹介した中で、もっとも全体の命運を握るのは、やはり環境になるでしょう。少しずつ前進するのも継続するのも、後退しない判断も、すべて周りの環境が支えてくれたら、より実現しやすくなります。だからこそ僕たちは村づくりやクリエイターや起業家を育てるシェアハウスをやっています。

まとめ

結局、人はどんな目標でも、前進し続ければ、いつかは実現できるのです。それを忘れなければ、頑張る気力も湧いてくるのではないでしょうか。

目標を達成できない理由が何かと言えば、間違いなく後退するからです。迷ったり中途半端に手をつけて、ものにする前に辞めてしまう。その連続で最後までやり切らないから、いつまで経っても同じ場所にとどまり続けます。その結果、周りが成長し、取り残されてしまうのです。それは実質、後退していると言っても過言ではないでしょう。

後退しないことを意識してください。判断基準に、後退の文字を入れないでください。常に前進し続けること。積み重ね続けることが、目標を達成させる唯一の方法です。何かを決断する時は、後退することを決断せず、積み重ねで前に進む方向で考えましょう。それさえできれば、誰もが自分の理想的な生き方を手に入れることができるはずです。

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