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私の履歴書

 年齢を重ねるにつれて友人の名前を新聞に見つける機会が増えた。

 日本経済新聞『私の履歴書』という経済人の自伝が本人によって寄稿される欄がある。そこに書かれた元日本商工会議所の三村昭夫さんの寄稿はその一つの事例である。

 私は三村さんに一度お会いしたことがある。三村さんが寄稿した文章の中に私を三村さんに紹介して下さった方の名が高校時代の友人と記されていたことに対して非常に感じ入るものがあった。

 その方を見ていると思うことがある。人はその人も含め人なのだと。またその人が紹介するに値する魅力がある人になれば良いのだと。

 言い換えると、三村さんにとってその人は魅力的な人で、その人にとって私は紹介に値する人物だったということである。嬉しい話である。

 最後に、寄稿を読んで人生を歩む中で人に紹介され、人を紹介できる人物は運を持っている。運は死ぬ気で目標に向かう人物。魅力的な人物が初めて手に入れることができると思う。だから、私も死ぬ気で物事に取り組み続けたい。

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