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おおつちくらし - 4月のこと。|Syota Ito

4月。新しい年度がはじまりました。
協力隊としては最終年度の年になりますね。長かったような短かったような。色々あったなーと思う日々です。では、4月の活動報告になります。ぜひご覧ください。

■これまでとこれから。|活動ミッションの変更について

この度 新年度から、地域おこし協力隊としての残り1年は 里山再生・農業振興をメインミッションとして行うこととなりました。

これまでの約2年半、移住定住事務局の立ち上げに尽力してきました。形もなかった状態からスタートし、これまでの事業立ち上げの経験を活かし 事業展開をゼロから企て実行しトライアンドエラーを繰り返し、現在は約9名ほどメンバーも集まり、それぞれが担当事業を持ち自走できるくらいになりました。

▼大槌町移住定住メディア「ココカラオオツチ」
最初の業務として、企画構想からクリエイティブディレクション、コピーライティングまで行わせていただきました。(これまでのやってきたことがココにほとんど詰まってます)
https://otsuchi-iju.com/

また、地域おこし協力隊の採用業務にも携わり、募集の戦略立て〜実行までを担い、この約2年半で20名以上の協力隊の採用へと繋がりました。前職からの経験と 自身が協力隊としてリアルに感じ学んだ知見を活かせたからこその成果かなと思っています。

そして、関係人口を創出するための企画事業として生み出した「ちおこ旅」(人を起点とした移住体験ツアー)、「オオツチノマド」(暮らしと体験をオリジナルに組み合わせるノマドプログラム)、「ワカモノカケル」(若者による地域チャレンジプログラム)は、構想段階から企画実行までゼロからイチを生み出した企画でした。両手両足では数え切れないほどの人たちが、ここを入口に町と新しい関わりを持ってくれました。

▼ちおこ旅
https://smout.jp/plans/12214
▼オオツチノマド
https://nomado.otsuchi-iju.com/
▼ワカモノカケル
https://smout.jp/plans/14175

他にも書ききれないほどたくさんの事をカタチにしてきました。正直、決して平坦な道を歩いてきたわけではないです。常に理想と現実の間で模索を繰り返し、限りあるリソースの中でより良いものを生み出すことを目指してきたがゆえの結果だと思っています。

そんな移住定住の仕事というのは、僕にとって強みであり自分のやってきたことが活かせる分野なのだろうと思っています。ですが、諸事情により、今後は 前述した里山・農業分野を協力隊のメイン活動としていくこととなりました。(移住定住分野はスポットで関わらせていただくことになります)

また、協力隊とは別に行っている法人経営については、昨年に引き続き 県域全体の関係人口促進や移住定住の促進に寄与する事業をベースに、里山再生事業(いわてReファームプロジェクト)、クリエイティブ事業などなどを手掛けていく予定です。

思うことは、山ほどあります。言いたいことも、山ほどあります。それでも、歯を食いしばって前を向くしかない。そう割り切れないけど割り切るしかないと思えたのは、ここ数年での一番の成長なのかなとか思ったりしてます。

めっちゃ前向きで
めっちゃおもろくて
めっちゃやりがいのある

そんな取り組みをこれからは開拓していきます。
改めて新年度もよろしくお願いいたします◎

■鹿角細工づくりワークショップ@一関

一関市で京屋染物店さんが運営している里山セレクトショップ&カフェ「縁日」で開催された、鹿角細工づくりワークショップに参加してきました。

大槌町でも日に日に増加している(感じがする)鹿の角を利活用して、指輪やアクセサリーを作ってみよう、未利用資源を価値あるものにしてみよう、という取り組みで 興味があったので参加することにしました。

今後、農業や里山をベースとした体験コンテンツを開発していくにあたって、体験サービスの運営の仕方や流れを学べたこと、参加者が何に興味を抱くのか、何を楽しいと思うのか、など学ぶことが多くあり 大変良い機会になりました。

■制作物打ち合わせ@水沢

農業や里山再生の活動をより本格的に進めていくにあたり、私が現在行っている「化学肥料・農薬不使用の農業」「地域未利用資源を活かした農業」「多様な人たちを巻き込んだ農業」を言語化し、世間に伝え、共感を生み出していくことが必要だと考えています。そこで、現在、私の取り組みを様々な形で言語化・可視化するための制作物づくりを進めています。

奥州市で活動されている「cokage studio」に今回はご協力いただき、日々打ち合わせを重ねています。夏野菜の佳境に入る前には少しづつリリースしていけるかなと思っていますので、お楽しみに。

■日々農業。 1 @大槌

ぼちぼち 夏野菜たちの苗づくりをスタートしています。さともり農園 では、夏野菜はほぼすべて 種から育てて苗を作り、一つ一つ大切に植えています。

生き物の一生に感謝し、命の恵みをいただく。

そのために一から自分たちの手で育てたい、という想いのもと、私が畑を始めた頃から一貫して行っていることでもあります。

昨年 豊作だったズッキーニ。注力する野菜の一つとして、今年は6品種を栽培します。定番のグリーンから始まり、イエロー、ブラック、ライトグリーンなどカラーも様々。形も丸と太長の2種類あって、レパートリーが豊富です。
化学肥料や農薬を使わず有機主体で育てたズッキーニは、独特のエグみがなく 甘さが際立つのが特徴。一度食べたらやめられない止まらない。使い勝手もいい野菜なので、夏の備蓄野菜として最適です◎

栽培量も年々増えてきています。今年はとうとう5000本、いや 1万本の収穫目指せるかな?さともり農園 の主力野菜、自信作の一つです。夏まで、お楽しみに◎

■日々農業。2 @大槌

来る日も来る日も、夏野菜の苗づくりに勤しんでいます。

ズッキーニ、なす、ピーマン、パプリカなどを栽培していて、その中でも変わり種を中心に選んで育てています。超肉厚で甘いピーマンだったり、UFOみたいな形をした甘いミニパプリカだったり、ふわっふわの食感が病みつきになるナスだったり。

野菜は個性豊かでホントにおもしろいですね。

これからはさらに、人気の白ナス&米ナス、めずらしいカボチャ、激甘で即完売のホワイトトウモロコシ なども育てていきます。お楽しみに〜



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