楽しそうだからまあいっか
Muli bwanji.
ザンビアのピアスがかっこよくて100年ぶりに購入した青年海外協力隊のしょーたです。
日本はGWの中、ザンビアも「Kenneth Kaunda Day」と「Labour Day」が平日とかぶり、ぷちGW感を感じています。
今週は乾草ロール作りがようやく動き出しました。
通常、購入するか自ら栽培しなければ手に入らない牧草が半天然で生育していて、それらを乾燥させて圧縮して家畜たちのエサがなくなる乾季のために保存します。
同僚によるたった20分のデモンストレーションが無限回のリスケジュールの末、今週叶いました。
デモを見る感じ1個作るのに10分はかかります。道具が限られてるので1度に作れるのは3個。つまり順調に作業して1時間で18個できます。
同僚は乾季のひどい時2か月間と家畜の数から、7500個必要だな!とドヤ顔で言ってきます。
理論上416時間必要ですし、学生がこの作業できるのはせいぜい1日4時間が限界です。つまり100日以上を要します。テスト期間や長期休みを考えると実に半年近くの時間がかかると予想されます。
そもそも、天然の草の量が7500個のロール分もあるかどうかわかりません。なんせ、天然なんですから。
同僚たちは学生へのデモンストレーションを終えて、学生1人当たり5個程度のロール作成をノルマとし、満足そうに去っていきました。
ざっと見た感じ、100名くらいの学生数だったので合計で500個のロールができる予定です。
高らかにかかげた7500個の目標はどこに・・。
とまあ要するに毎日ツッコミどころ満載で、温かく見守る事しかできない場面も多々あります。
ただ、牧草ロールができてありえない盛り上がりを見せる彼らを見ていると、「まあいっか!」と思わせてくれるので不思議です。
この前同僚が、「俺の古い友達から道具借りれることになったから一緒に行こう!」と唐突に言われ、一緒に近くの大学に行きました。
待っても待ってもその友人は姿を現すことはなく、結果、ドタキャンされたようです。
「This is ZAMBIA!はっはっは!」で気まずさを消し飛ばせるの便利だと思いました。
以上です。
See you in the next post.
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