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渡航前に知っておきたかったこと

Muli bwanji.

青年海外協力隊のしょーたです。

JICA海外協力隊の渡航前(派遣前)に知っておきたかった事、知っておいてよかった事、調べたことなどをつらつらと。

フリーハンドなので確かな情報はご自身でお願いします。。

それでは気張っていきましょう。


スマホ契約関連について

海外に行くにあたり、スマホの維持費は限りなく0に抑えたいものです。
結論は以下のとおり。

・キャリアはHISモバイル(290円/月)
・理由はSMS送受信が可能だから
・デュアルSIMは設定でどちらのSIMを使うか選択できる

私は元々Povoユーザーで、課金しなければ基本0円で維持できるのでこのままでいいと思っていました。
※180日に1度何かしらのオプションを購入する必要がありましたので「基本」です。

ただ、2023年7月時点でPovoは国際ローミング(SMS送受信)ができませんでした。

最近やたら色々なシーンでSMS認証があるので、困るなあと。
そこで海外でSMS送受信可能かつ維持費が安いHISモバイルを選択しました。

注意点は以下3点。
・eSIMの契約に郵送を挟むため1週間程度日本にいる必要がある
・アプリ内で国際ローミングのオプション設定(0円)が必要
・デュアルSIMの設定で日本の電話番号を主回線に設定する必要

私はデュアルSIMの仕様について無知で、訓練入所時からスタッフ含め色んな人に聞いていたんですが解決せず、調べてもなかなかどんぴしゃの情報がなかったです。

私が心配していたのは、「1台のスマホにSIM情報が2つ以上ある場合、どちらが優先されるの?」です。

設定で選択できる。ただそれだけでした。
iPhoneの場合、設定のモバイル通信から設定できます。

海外で日本の番号あてにSMS通知を受け取りたかったら日本の番号の回線を選択しておけばいいです。

ちなみにSMSの受信は0円です。


VPNについて

VPNについては無知で、SNSでよく相談に乗ってくれた他国の先輩隊員にたまたま教えてもらいました。
結論は以下のとおり。

・VPNがあると日本のサイト(主に動画)にアクセスできる
・Millen VPNを日本で契約(2年契約で約9,000円)

そもそもVPNってなんなんって話なんですが、今のところ感じているメリットはただ1つ。

日本在住時と同じようにamazon prime videoの視聴ができる!です。

位置情報が海外にあると、動画関連のアプリは軒並み制限されます。
TVer、Netflixなんかもそうです。

いやいや海外にいたって呪術廻戦やブルーロック見たいですよね!?
ジョジョシリーズ一気見する贅沢は何回も味わいたいですよね!?

そんな甘えん坊なあなたの欲望を叶えてくれるのがVPN様です。

注意点は以下1点。
・契約した後、使用時に地域設定で日本を選択する必要

これ知らなかったんですよ。
最初全然使えなくて、VPNごみじゃんと思っていたんですが、大変申し訳ございません。情弱な私に落ち度がありました。

iPhoneだと設定でVPNをONにしてMillenアプリで地域を日本に設定しておけばOKです。
アンドロイドの場合はアプリで地域設定するだけでいけました。

VPNオンにしたままYouTubeを視聴すると広告が出ちゃうので、そっとOFFにして快適にYouTubeを視聴できます。
海外にいるとCrunchrollも視聴できちゃうよ。

海外でのスマホについて

海外赴任にあたり、スマホの購入迷いますよね。
あと月いくらかかるのかとか。SIMカードは日本で買うべきかとか。

結論は以下のとおり。
・海外でアンドロイドスマホ購入(約15,000円)
・現地でSIMカード購入(約40円)
・月100GB使用(約6,000円)

ザンビアに赴任後、現地用スマホを購入しました。
持参したiPhoneと合わせて2台持ちです。
購入したのはTECNOという日本には馴染みのない低スペックなスマホです。

アプリ内やネット検索ではアプリ側が日本語対応しているので問題ないですが、スマホ自体に日本語設定がないのでやや面倒でした。
あとたまにバグります。

画質も悪いしそもそも生粋のiPhoneユーザーの私はアンドロイドに四苦八苦。Galaxyの方がまだよかったと思います。

SIMカードはほぼただのような値段設定でした。

月々の容量なんですが、外国のサイト(日本のサイト)を使うとがっつり容量が減るようで、日本では信じられないほど容量食います。
なので活動で使ったり、YouTubeを垂れ流しする私のような場合は月にさらっと100GBくらい使っちゃいます。

株式について

ここ10年くらいの仮想通貨、資産形成ブームで今の20代や30代は特に株を持っている人が多いんじゃないでしょうか。

これは注意点のみです。

・長期海外転出をする場合、証券会社との手続きが必要(数週間かかる)
・海外で株の売買はできない
・公務員は所得税法上、日本在住なのでちょっと特別らしい

詳しくは自身が使っている証券会社のHPやらなんやらで調べてください。
この記事では、「え、そんなん考えてなかったわ」って思ってくれれば幸いです!

海外に持ってきておいてよかったものとか

これはありがちですね。
ちなみに私が海外派遣で持参した荷物は「派遣前編」の最後の記事でなぐり書きしているので覗いてみてください。

ちなみにほぼ全部ザンビアで購入可能です。(探すのめんどくさいけど)

持ってきておいてよかったもの
・変圧器

(もっと)持ってきておきたかったもの
・ノート
・日焼け止めクリーム
・目薬
・分厚めのスニーカー
・スマホネックストラップ

持ってこなくてよかったもの
・特になし

変圧器は5,6年前に購入したものをお守り替わりにもってきました。
いちいち電化製品の電圧確認しなくていいので楽です。

あとPCは広く電圧に対応していても充電バッテリーが対応していない場合があるのでそこだけ注意です。

なんでノート?って思うかもしれませんが、ザンビアって90%くらい同じ会社の同じノートなんですよ。前ページに1本縦線があるし行幅が広すぎる。
ノートに限らず基本全てバラエティがないです。
皆同じものを使っています。ザンビアは競争しないようです。

日本でなじみのある行幅や線の濃さのものがないのでややストレスです。
中華系ショップにはそれっぽいものがあります。

日焼け止めクリームはシンプルに高いからです。
ザンビアでは輸入品がとにかく高く、肌感で日本の2~3倍です。
日本の100均レベルが800~1,000円の価格で売られているのもざらです。

なのでかさばらず単価がある程度高いものは日本で購入しておいた方がいいと思いました。

目薬は、砂やほこりがすごいからです。
私はコンタクトユーザーなので特にきつく、サングラス着用は必須です。
現地の目薬は高い上に日本のようにスカッとするものが無いようです。

スニーカーは、新調していった方がよかったです。
未舗装の道路も多々あるのでお気に入りで1年近く履いていたTommy Hilfigerのスニーカーが秒でボロボロに、、。

1万円~2万円あればメジャーなブランドのスニーカーが現地購入可能ですが、うーむ。といった感じです。

ネックストラップはシンプルに現地で見たことないです。

最後に

思いつくままにだらだら書きましたが、海外保険付帯のクレカやデビットカード、JICAの手当などややディープなところは触れませんでした。

実際生活どうなん?とか気になる所だと思います。

ザンビアではamazonが使えるようですし、その他のネット通販やショッピングモールが充実しているのでお金が1番軽くて便利のは確かです。

あれこれ聞いてみたいことなんかがあればXでDMください。

まだ赴任して3か月未満のビギナーですが、何かのお役に立てれば嬉しいです。

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