しょーた@田舎者がアフリカで夢を見た

アフリカでの青年海外協力隊挑戦記。 平凡な公務員が海外ボランティアを通して感じる2年間…

しょーた@田舎者がアフリカで夢を見た

アフリカでの青年海外協力隊挑戦記。 平凡な公務員が海外ボランティアを通して感じる2年間のリアルです。2023.4〜訓練編⇨派遣前編⇨赴任後研修編⇨活動編

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今更ながら自己紹介

Muli bwanji. ※ザンビアの現地語の1つ(ニャンジャ語)で意味はHow are you。 青年海外協力隊のしょーたです。 noteで記事を書き始めたのが2023年4月。 なんやかんや約半年経ちます。恐ろしい。 今更ながら、簡単に自己紹介おば。 2020年 青年海外協力隊に応募 → コロナのパンデミックにより選考中止 2021年 希望職種の要請がなく応募せず 2022年 青年海外協力隊に応募 → 合格 ※休職 2023年 ザンビアにて活動開始 記事の内

    • 追い込まれた国の方が伸びる

      Muli bwanji. 青年海外協力隊のしょーたです。 ザンビアではすっかり雨季が終わりました。というかいつが雨季だったのかわからないくらい雨の無い雨季でした。 ザンビアは年に1回しか雨季が無いので、この1度のチャンスで1年分の食料を蓄える必要があります。 メイズ(とうもろこし)は粉末にして保存します。このおかげで彼らは年中オートマチックにシマ(粉末状のメイズに水を加えて煮て練ったもの)を食べます。 環境は家畜も同じで、乾季には草がすっかり枯れ果ててエサがなくなる

      • 【音の無い運動会】

        Muli bwanji. 青年海外協力隊のしょーたです。 先日、同期の学校で運動会のお手伝いをしました。 半分くらいは障害を持つ子供達で編成された集団での運動会です。 先週に引き続き訪問した学校ですけど、「次はいつ来るの?来週?」としつこく聞いてくれる子供がいたり、先生たちのキャラクターがよくわかったり、たった2日間ですっかりこの学校に愛着が湧くのも自然です。 運動会の概念が無い(?)ザンビアで、配属の隊員を筆頭に他隊員6名も集まって運動会らしい運動会になったと思い

        • 【音の無い世界】アフリカの子供達

          Muli bwanji. 連日のご褒美飯で腸内がハッピーハッピーな青年海外協力隊のしょーたです。 先日、同期が活動する学校に訪問しました。 聴覚障害の子供達のクラスを担当していて、そんな光景を見る初体験でした。 手話で授業や他の先生と当たり前にコミュニケーションする同期は何とも頼もしかったです。 「音が聞こえない」相当なディスアドバンテージを背負った子供達はめちゃくちゃ元気で、表情や動きを駆使して何とか感情を伝えようとしてくれました。 他の何かしらの障害を負った子

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          日本語喋ってみて?って言われたら

          Muli bwanji. 青年海外協力隊のしょーたです。 連休明け+大学のテスト期間ということでいつもに増して同僚の姿がレアです。 心なしか皆顔の筋肉が緩んでふぬけた顔してます。(悪口じゃないよ) 配属後N回目のテスト期間ですが、今回も何個か試験監督をしました。 5人~300人まで色々な科目の試験監督でした。多い時は1番大きなホールの壇上まで使って試験が行われます。 足りない机と椅子は各自どこかの教室から調達して運びます。 猛者ともなれば、骨組みだけの椅子で膝の

          日本語喋ってみて?って言われたら

          物を借りる事に抵抗がない件について

          Muli bwanji. 最近はバスケ隊員になりつつある青年海外協力隊のしょーたです。 結果的に1ヶ月くらい費やしてしまったサイレージ(長期保存飼料)作りがようやく終了しました。 後は数か月発酵させて、ちゃんとできてるかどきどきの答え合わせです。 妥協の連続で勝手に疲れましたけど、なんとか形になってほっとしてます。少し燃え尽き症候群ぎみです。 私にとってザンビアでの活動はほんの期間限定イベントに過ぎませんが、配属先の同僚や学生にとっては日常で、熱量の差は当然あります

          物を借りる事に抵抗がない件について

          ヤギさん買いに行ってきた

          Muli bwanji. 青年海外協力隊のしょーたです。 今週は初めて、1泊2日の国内出張に行ってきました。 ヤギさん&ヒツジさんを買いにMazabuka市へ🚙。 首都LUSAKA市から車で2時間ほどのMazabuka市ですが、大農業地域ということで、大量の家畜や"sugar grass"と呼ばれる(多分さとうきび)植物が永遠に広がっていました。 今回の背景にちょっと触れると、配属先では「雄♂」の家畜も飼っています。 で? って思うかもしれないんですけど、基本的に

          アフリカで車に轢かれたら

          Muli bwanji. 日焼けで首が痛い青年海外協力隊のしょーたです。 今週はついに先週からトライ&エラーを繰り返してた作業ができました。半分だけ。 乾季には家畜のエサとなる草が無くなってしまうザンビア。 この活動は雨季のうちに乾季分のエサも作ってしまって、乾季まで高栄養化のまま保存しとく技術の実証です。 ・学生への説明不足 ・作業工程の甘さ ・計画性の欠如 ・思い込み ・本質を見てない など小言を言えば切りがありませんが、ひとまず良かった良かったとしましょう。

          くっくっく、計算通り

          Muli bwanji. 青年海外協力隊のしょーたです。 今週は金曜日が「International Women's Day」で祝日のため、4日の稼働になりました。 私の配属先は、皆が個人事業主みたいな感覚です。言う事成す事みんなバラバラで、すり合わせようとかいう発想はほぼありません。 ですが、何かのアクションの際に、自分の意見を言いたい・通したいという思いが強い人が多いようで、悪く言えば、「口だけ人間」です。 日本社会にも多いと思います。被害を受けない安全な立ち位

          AS MUCH AS POSSIBLE

          Muli bwanji. ザンビア2度目のバーバーショップできのこヘッドになった青年海外協力隊のしょーたです。 今週は配属先で大きめのイベントがあり、副大統領が来賓されました。 誰も何のイベントか知らないし、スケジュールもないけど、バグってるので感情の変化は特にありませんでした。 時間決まってないのに歌って踊りだした人たちは、なぜ今自分が踊ってるのか、何時まで歌うのかもわかってないと思います。 スケジュールは肌感。結局皆これが心地良いんだろうと思います。 さて、問

          アフリカ暮らしのとある休日

          Muli bwanji. 私は今、アフリカのザンビアという国で暮らしてます。 昨日は75点くらいの休日が過ごせたので、アフリカ暮らしの休日例として晒し上げようと思います。 その前に、アフリカに来る前の私の想像はこんな休日でした。 ・鳥の声に起こされる ・水を汲みに行く ・庭のテーブルでパンとコーヒーを楽しむ ・2時間空見る ・露店で買い物 ・現地民と交流(バナナ食って踊る) ・夕食 ・寝る では、ここから実際の休日を晒し上げます。 ・起きたから起きる 鳥の声は聞こ

          まだそのステージじゃない

          Muli bwanji. 青年海外協力隊のしょーたです。 先輩隊員の中間発表を見てから危機感とモチベーションを手に入れた私、いつもより少し能動的に動いてるつもりです。 個別で打合せしたり、会議に出させてもらったりする中で思うのは、やっぱ計画性とか本質を見る能力とかはすごく欠けてるなあ~と感じます。思考が浅いし無計画です。 農業に関して言えば、農業不適国の日本と違ってザンビアは天然資源に恵まれていて、わざわざ細かい計画やら思考やらがなくてもなんとかなる事がこういった思考

          ザンビアでも社会はややこしい

          Muli bwanji. 将来の夢は、アニメキャラの魅力を語る系ユーチューバー。青年海外協力隊のしょーたです。 雨季にもかかわらず連日てっかてかの晴天で、生活する分にはめちゃくちゃいいんですが、活動場所の農業短期大学の関係者は農業ができなくて渋い顔です・・。 でも、ザンビアってアフリカでは珍しく水資源が豊富なんですよ。 首都の建物には綺麗に整備された芝生の庭があり、スプリンクラー(水撒く機械)が一生稼働しています。 圧力の調整が雑なので歩道にも水しぶきが飛んできます

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          イベントだけが活動じゃあない

          Muli bwanji. 昼休みに寝てると汗かくからタオルを枕にしてる青年海外協力隊のしょーたです。 さて、無情にも今週も終わりました。 協力隊活動って"授業"やら"指導会"やら"〇〇作り"やらイベントにフォーカスしがちですが、そんなの活動のほんの一部で、基本は「準備」だと自分に言い聞かせてます。 つまり割合からすると準備=活動と言っても過言じゃないはず。 そう思って最近のテーマは原点回帰で「話す事」です。 語彙力のせいで話のオチもつけれんしボケれんしツッコめんし

          イベントだけが活動じゃあない

          勝手に期待しない勝手に失望しない!

          Muli bwanji. 青年海外協力隊のしょーたです。 これといった収穫の無い週が無事終わりました。 ちなみに今日のハイライトは、50kgのエサ袋を根性で運んだことです。 自分よりも背の低いスタッフ達に笑われながら、必死に50kgを運びきりました。合計4往復でギブアップ。 ザンビアン達まじで力持ち。 さて、色々上手くいかない事だらけの協力隊生活ですが、基本的に「勝手に期待しない、勝手に失望しない」が大原則なんだろうなと思います。 「~してくれない。」「なぜか~

          勝手に期待しない勝手に失望しない!

          スーパー電子コンロ(仮)

          Muli bwanji. 青年海外協力隊のしょーたです。 4日間の自主監禁を終え、冷蔵庫に何もないので久々に外出しました。 半袖半ズボンが世界で1番心地よい気温・湿度と飽きない美観に心が洗われました。 ☆2.5くらいの特別うまくも不味くもないフィリピン料理店へ。 タイミングが悪いとグミみたいなゴムみたいな角煮が出てくるので一口食べるまでドキドキさせてくれます。 唐突ですが、私は基本いつも同じ物を食べて生活しています。 日本には冷凍食品が豊富にあって、レンジで温め