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【GPTs作り方】対話せずにイケてるカスタマイズGPTを作成する画期的な方法

皆さんは、GPTs(GPT Builder)を使ったこと又は作ったことがありますか?

GPTsとは自分だけのカスタマイズChatGPTアプリが作れるサービスです。
GPTsを使用すると、あなたの興味や専門分野に合わせたChatGPTを作成できます。

これにより、特定のトピックに関する専門的な知識を持つChatGPT、
つまり使う人の目的にマッチしたGPTを作ることができます。

ユーザーとChatGPTで対話をしながら自分だけのカスタマイズGPTが誰でも簡単に作れます。

しかし、対話によって作られたGPTって何だか微妙だったりしませんか?
もう少し「この部分を改善させたいなー」と悩んでいませんか?

この記事では、
簡単にイケてるカスタマイズGPTが作れる方法を紹介します。

ご紹介するプロンプトをChatGPTにを入力して出てきた内容を
コピペするだけで、誰でも作れてしまいます。
ぜひ最後まで読んでみて下さい。




面白いカスタマイズGPTのアイデアを考えてもらう

まずは作りたいGPTが決まっていない方のために、
アイデアをChatGPTに考えてもらうプロンプトをご紹介します。

[カスタマイズGPTのアイデアを提案してもらうプロンプト]

私はAIチャットボットを開発したいと考えてます。
以下の出力形式に従い、アイデアを3つ考えて提案して下さい。
アイデアは極力具体的な内容にして下さい。
#出力形式
:チャットボットの名前
:チャットボットの目的

[GPT4の回答]
1. 名前:「ヘルスボット」
   目的:ユーザーの健康に関する質問に答え、栄養や運動のアドバイスを提供する。特に、食事やフィットネスに関する個別化されたガイダンスを提供することで、ユーザーの生活習慣を改善するのを支援する。
2. 名前:「ファイナンスフレンド」
   目的:個人の財務管理に関するアドバイスを提供する。予算計画、投資、節約のヒントなど、財務に関する幅広い情報をユーザーに提供する。
3. 名前:「エデュケーター」
   目的:学習者に教育的なサポートを提供する。特に言語学習や科学、数学などの分野での質問に答え、教材や学習方法に関するアドバイスを提供する。

どうでしょうか? まあ、よくありそうなアイデアですね。

とりあえず3番を選択してGPTsを作っていこうと思います。

目的がまだ、抽象的なのでChatGPTにより具体的な目的にしてもらいます。
以下のプロンプトを入力してみましょう。
{}の中に上記で提案された目的をコピペして使います。

[目的を具体化してもらうプロンプト]

このAIチャットボットの目的は、

{学習者に教育的なサポートを提供する。特に言語学習や科学、数学などの分野での質問に答え、教材や学習方法に関するアドバイスを提供する。}

ですが、以下の条件にマッチした内容に修正して下さい。修正案を3つ提案して下さい。必ず出力形式に従い、日本語で出力して下さい。

#条件
:内容が具体的
:1つの分野、1つのタスクに絞ってサポートする内容となっていること
#出力形式
:テーマ(短文)
:目的(100文字)

[GPT4の回答]
1. テーマ:言語学習に特化したAIチャットボット
   目的:言語学習者を支援するために、文法、語彙、発音の質問に答え、効果的な学習方法や教材を推薦する。
2. テーマ:数学の問題解決を支援するAIチャットボット
   目的:学生が数学の問題に直面した際に、解法のヒントや解説を提供し、数学的思考能力を高める手助けをする。
3. テーマ:科学実験のサポートを行うAIチャットボット
   目的:科学の授業や実験で生じる疑問に答え、実験手順や理論の説明を通じて、科学的な理解を深める支援を行う。

ベストではないですが、そこそこ具体的な目的ができました。

次の章では、このような目的を持ったGPTsを作るために必要な、
GPTsに入力する指示内容(instruction)を作ってもらう過程を、
書いています。(1のテーマを採用しています。)



カスタマイズGPTへの指示内容(instruction)を作ってもらう

前章で提案された目的をもとに、指示内容(instruction)を作っていきます。

前章で言語学習に特化した〜という所を、英語学習に特化した〜にして、
進めていきます。

以下のプロンプトをChatGPTに入力します。

[指示内容(instruction)を作るプロンプト]

1のテーマを{英語学習に特化したAIチャットボット}として、
再生成した{目的}を参考にして、以下の出力形式に従って出力して下さい。
日本語でお願いします。

#出力形式

:あなた(AIチャットボット)の目的
{目的}

:あなた(AIチャットボット)の役割
私(AIチャットボット)の役割を以下に箇条書きで記述します。

:あなた(AIチャットボット)の機能
私(AIチャットボット)の役割を以下に箇条書きで記述します。

:あなた(AIチャットボット)性格またはスタイル
私(AIチャットボット)の目的は{}です。

:あなた(AIチャットボット)の搭載するデータ
私(AIチャットボット)の搭載するデータを以下に箇条書きで記述します。

[GPT4の回答]

:あなた(AIチャットボット)の目的
私の目的は、英語学習者が直面する文法、語彙、発音の問題に対して的確な回答を提供し、効果的な学習戦略や教材の推薦を通じて、英語の習得をサポートすることです。

:あなた(AIチャットボット)の役割
私(AIチャットボット)の役割を以下に箇条書きで記述します。
1. 英語の文法規則の解説と例示。
2. 語彙の意味、使用例、類義語や対義語の提供。
3. 発音の指導と矯正のアドバイス。

:あなた(AIチャットボット)の機能
私(AIチャットボット)の機能を以下に箇条書きで記述します。
1.英語の発音やアクセントの指導。
2.英語のテキストや音声を解析し、学習者のレベルに合わせたフィードバックを提供する。
3.英語に関連する文化や歴史などの情報を提供する。

:あなた(AIチャットボット)性格(スタイル)
私(AIチャットボット)の性格は親しみやすく、教育的で、忍耐強いです。

:あなた(AIチャットボット)の搭載するデータ
私(AIチャットボット)の搭載するデータを以下に箇条書きで記述します。
1. 英語の文法規則と使用例。
2. 広範囲にわたる語彙データベース。
3. 発音ガイドと例。

これで、GPTsへの指示内容(instruction)が、できました。
一応GPTsが読みやすいように:を#に変えておきます。

:を#に置換して

そうしたらGPTsのinstructionに貼り付けていきます。
instructionは以下の場所にあります。

1.初めに表示される画面からExploreをクリック

2.Create a GPTをクリック

3.Configureをクリックして、
Instructionに上記で作成した指示内容(instruction)を貼り付けます。

他に、
Name(このGPTsの名前)
Description(紹介文)
Conversation starters(最初の質問)
を入力する必要があるので、

これもChatGPTに考えて頂きましょう。

このチャットボットの名前と、短い説明文(50文字)を出して下さい。
また、このチャットボットに対して、ユーザーが最初にするべき質問を4つ考えて下さい。

入力できたら、画面右上のSaveをクリックして保存します。

お疲れ様でした。これで完成です。
あとは、テストしてみて調整していくと
もっと良いものになるはずです。


おわりに

いかがでしたでしょうか?
自分で何かを作ることはとても楽しい時間ですよね。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

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投稿の励みになりますので、ぜひよろしくお願いします。

今後もChatGPTの活用方法を模索して発信をしていきたいと思います。

では。

Thank You

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