五感で味わう家庭料理、暦飯処さんの【sizzle interview-11】
「 sizzle interview （シズルインタビュー）」は、クラシルショートクリエイターのジュワッと溢れる魅力をお届けする連載シリーズ🕊 今回は、誰もがホッとする、心にも身体にもしみるやさしい和食を発信中の暦飯処（＠reki_mesi）さんにお話をお伺いしました。
北海道、札幌＿＿。
お出汁の香りに誘われて
のれんをくぐると、
看板猫のあめがお出迎え。
優しい音楽と映像、
心あたたまる日本の家庭料理。
今晩は暦飯処で、
気まぐれなひと時を過ごしませんか？
01.盛り付けは、カレーともんじゃから
小さい頃から料理を作るのが好きで、よく母親の手伝いをしていました。
学生の時は、カレー屋ともんじゃ焼き屋でアルバイトを。
通学路にあったお店で、カレーを盛り付けたり、キャベツの千切りをしたり……。
視聴者の方から『包丁さばきが気持ちいい！』と言ってもらえことがあるのですが、
もんじゃ焼き屋でひたすらキャベツを千切りしていたからですかね（笑）
カレーやもんじゃって盛り付け次第で見え方が一気に変わるんです。
なので、忙しい中でいかに綺麗に盛れるかをよく考えていました。
今も料理の資格などを持っているわけではなく、日々の料理をする中でこれをやればおいしくなった！って事を映像にしています。
02.愛猫をカメラで捉えて
今から3年前、家に猫をお迎えするタイミングで一眼レフを購入し、そこから動画作りがスタートしました。
はじめは初心者向けの一眼レフを買ったのですが、すっかりハマって4Kの高画質が撮影できるカメラを新調しました。
せっかくいいカメラを買ったから……！と趣味の料理を撮影し、YouTubeに投稿し始めました。
はじめは苦戦することも多かったのですが、“料理が引き立つ動画を撮りたい”とモチベーションが高まり、本格的に研究するように。
一眼レフの設定をいじったり、編集で色を変えたり、撮影する角度にこだわったり……。
少しづつ自分自身が“いいな”と感じる作品を生み出せるようになりました。
料理もアルバイト以外の経験はなく、
家でひたすら作って試して……の繰り返しです。
簡単に作れる料理も好きですが、手間ひまかけた料理はひと味違うと気づいてから、本格的な料理にも挑戦するようになりました。
うどんや蕎麦屋の職人の動画を見て、
『どんなカツオ節を使ってるんだろう…？』と
出汁作りを研究したりしています。
ハマったら、とことん追求したい性格で（笑）
撮影も料理も、まだまだ試行錯誤中です。
03.映画のワンシーンを目指して
邦画のような映像を作るのが好きです。
一日の終わりに、お酒を飲みながら邦画を観る時間が至福のひと時。
沖縄でまったりとサトウキビを狩るアルバイトの映像があるんですね。
それがすごくお気に入りで（笑）
そんなのほほんとした映像が撮りたいです。
メリハリがなくて淡々と流れるような……、
邦画のゆったりとした雰囲気を目指しています。
最近は、若い人を中心に『和食離れ』とよく聞きます。
和食が好きじゃない方も増えていますが、そんな方にも映像をきっかけに家で和食を作ってみたいと感じてもらいたいです。
私自身、小さい頃から魚が好きで和食をよく食べていました。
ご飯に、お味噌汁に、焼き魚……。
一般の日本の家庭料理が定番の晩ごはん。
大人になった今も好んで食べています。
和食って出汁を取ったり、バランスを考えたり、一見難しそうに見えますよね。
でもコツを抑えれば、案外難しくなかったりするんです。
だからこそ、若い世代の方を中心に和食の魅力に気づくきっかけ作りがしたいです。
最近は、若い人にも映像が届くように映えレシピにも挑戦しています！
04.和食が映える料理スタジオで
いつか家の一階を料理スタジオにしたいです。
大きめの窓から自然光が入るスタジオで、
木目が感じられて和食が映えるようなキッチン。
そこで映画のワンシーンのような動画作りをするのが夢です。
今はサラリーマンをしながら、お休みの日に動画を制作しています。
なので、いつか動画制作に集中できたらいいなと思っています。
それから、動画を通じてインディーズのアーティストとコラボできたら嬉しいです。
実は、もともと音楽系の専門学校に通っていたので音楽が大好きなんです。
今もレシピ動画のBGMに、専門学校時代の友人の音源や駆け出しのミュージシャンの方の音楽を使って応援したりしています。
05.暦飯処さんからのメッセージ
皆さんからのコメントが励みになっています、
ありがとうございます。
皆さんから頂いたリクエストを、暦飯処らしい映像でお届けできたらいいなと思っています。
日々、忙しいとどうしてもパパッと食事を済ませてしまいがちですよね。
もちろんそんな日があっていいと思います。
それでも”時間を作って、料理を楽しむ”って、生きていく上ですごく大切な事だと思うんです。
暦飯処の映像を通じて、そんな事を感じてもらえたら嬉しいです。
06.イチオシレシピ
私のイチオシレシピは、
『絶対ハマる！
バター香る、超絶品簡単たまご丼！』
です。
幼少期から食べ続けてる簡単なのに美味すぎるたまご丼。
バターの風味が豊かなシンプルなのに死ぬほどうまい！
レシピは材料3つ、
調味料3つとすごく簡単、
米さえ炊けてれば2分で作れる超簡単レシピです。
卵1個に対して醤油大さじ0.5、
味の素1振りと覚えておいてくださいね！
・・・・・・・・・
日々忙しなく生活していると、
つい丁寧に食事する大切さを
忘れてしまいがち。
そんな時、時間を作って料理をする喜びを
そっと教えてくれる暦飯処さんのレシピ動画。
今夜の晩酌のお供に、
暦飯処はいかが＿＿？
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