2023年私のベストソング
私の日常を彩ってくれた曲を今年発売した曲に限って、書き残しておこうと思う。
音楽については何も詳しくないし、広くなんでも聞くわけではないので、ただ私がなぜ好きだったかを書いていく。
ちなみにこれは順位ではないです。ただ思いつくままに好きな曲について綴ります。
1.Sugarcoat / NATTY
この曲を初めて聴いた時の鳥肌ったらないよね。
ナッティの甘い毒みたいな二面性のある声が、本当にこの曲に合っているし、アーティストに対する製作陣の熱量みたいなのをすごく感じる。
MVもナッティのこれまでの人生とリンクさせながらもフィクションとして1人の人物を描いているところも本当に素敵だ。
わたしは芸名の自分と本名の自分が意識的に切り離されている創作物が好きなので、この曲だけではなく一連のKISS OF LIFEのデビューアルバムのMVは本当に大好き。
あと、何度もオーディションに挑戦し、ソロデビューまでしていたナッティが、グループとして活動することを決めた始まりの曲として、このSugarcoatを歌っているの本当に胸が熱くなる。
この曲本当に歌詞が素晴らしいので和訳見ながら聴いてほしいな。
わたしは月が入った歌詞が大好きなので、サビの最後の歌詞が特に大好き。
2.Shhh / KISS OF LIFE
今年は本当にキオプの年だったな、と振り返る。
どの曲も花丸満点すぎて1番を決められないんだけど、でもやっぱりデビュー曲かなと思って選択しました。
毎日聴いてるし、活動中はほんと何回ステージ動画を見たかわからない。
デビュー曲でこの曲を持っていく心意気も、新人とは思えない歌唱力も、ほんとすごいグループが出てきたなと思う。
10年近くKPOPのオタクやってますが、「あ、本当にやばい新人が出てきたな」と過去一思ったグループかも。
Sugarcoatの時にも書きましたが、彼女たちを全面的に信頼しているであろう製作陣の熱量をすごく感じる。
4人とも声質が全く異なり、とにかく個性的なのに、4人でいると最強なんだよなあ。
4人とも音楽をするのが楽しくて仕方がないというのをありありと感じる。
あとMVで描かれる女の連帯が本当に最高すぎて最高すぎて。
ぜひ全員のソロのMV含め全編見て欲しい。
キオプの4人が素晴らしいアイドル、素晴らしいアーティストになっていく様をこれから見届けられるのが本当に嬉しい。
ジュリー、ナッティ、ベル、ハヌル、デビューおめでとう!
3.Broken Melodies / NCT DREAM
この曲を初めて聴いた時の感動を私はまだ忘れることができない。
優しくて力強くて、そして切ない、実にDREAMらしい曲。
世界中にいるファンにむけての優しい歌。
絶対にこの曲で活動しないといけないというメンバーたちの強い思いのこもった一曲。
わたしはサビ前のCメロがとにかく大好きで、チソンの「I will never die」までの盛り上がりで受け取るエネルギーの大きさに、いつもどうしようもなく泣きそうになる。
とにかくキーが高い為、原キーで行くか、下げるかの議論の中で、原キーでいくことをきめた7人がかっこいいし、何倍も時間かけてこの曲に向き合った7人が本当にかっこいい。
マークが再合流してからのDREAMは自分たちがしたい音楽を自分たちで掴み取っているように見えてそれが本当に良いなあ。
欲しい時に欲しい声がくるところがDREAMの楽曲の魅力だなあと思うので、それが一番堪能できるのがこの曲だなあと思います。
彼らが紡ぐ音全てが私の宝物。
4.Cream Soda / EXO
私の人生のアイドル、EXOの完全体でのカムバック。
どれだけこの瞬間を心待ちにしていただろうか。
残念ながらカイくんは活動には参加できなかったけど、それでも2018年ぶりの全員参加したアルバムは本当に嬉しかった。
わたしはEXOの曲が大好きでここまでのめり込んだので、曲ももちろん期待していたけど、いろんなジャンルでカムバックしてきた彼らだからこそ本当に予想できなかった。
先行公開曲のLet Me InもHear Me Outも異なるジャンルなのに本当に最高で、これらがタイトル曲じゃないってどういうこと??ってなっていた中出たのがこのCreamSodaだった。
初めて聴いた時鳥肌が止まらなかった。
イントロもなしに始めるベッキョンの声からメンバーたちにつながっていくのを聴いて「うわあ、EXOだ…!」と思ったし、今の彼らだからできる曲で本当にかっこよかった。
とくにラストのサビでメインボーカル3人の声が畳み掛けてくるのがあまりにもかっこいい。
シャウトするチェンくんの声の中主旋律を歌うギョンスにさらに被せてくるベッキョンのブリッジは、どのグループにも真似できないEXOだけの魅力で本当に泣きそうになった。
長く長くEXOだけの音楽が聴けるといいなあ、とこれからが本当に楽しみになりました。
5.Satellite / SHINee
タイトル曲ではないのだけど、私は本当にこのSatelliteという曲が大好きだった。
サビのメロディーラインがとにかくめちゃくちゃ好みだった。
今年出会った中で一番好きな「音」だった。
特に一番最初の音の重なりで心を奪われた。
歌詞も詩的でサウンドとの融和性もすごく心地よかった。
SHINeeって5人とも本当に声の個性が全く異なるので、その音一つ一つがSHINeeとしての個性となっているのがすごいし、奇跡みたいにぴたっと一点で個性が交わるところが本当に唯一無二の強さだよなと思う。
何人で活動しようがSHINeeであることを確固たる意思で示してくれる彼らに私はずっと救われている。
来年東京ドームに行きます。5年ぶりの彼らのドームコンサート本当に本当に楽しみだな。
6.Queencard / (G)I-DLE
大好きなアイドゥルの今年の曲といえばこれですね。
本当に彼女たちはいつだって私たちギャルズの味方です。
TOMBOY、NUDEときて次にどんな曲が来るだろうと思った時に出たのがこの曲。最高の自己肯定感爆上げソングです。
そして何が素晴らしいってこの曲がA面だとしたら、AllergyというB面の曲もあるところ。
自己肯定感を高く持つことの強さを高らかに歌いつつ、そうではいられない人のことも孤独にしない。それが本当に素晴らしく、どれほどありがたかったか。
特にこの曲のラスサビ。どんな姿でも私が一番可愛いと歌っているの本当にありがたい。
今年のMAMAでこの曲を披露していたんだけど、東京ドーム全員に誰が一番Queencardか知ってる?って聴いた上で、「I’m a Queencard」って何度も叫ばせていたの、なんたるエンパワメント…!と思いました。
7.Golden Hour / MARK
マークのChildにつづくソロ。
Childでは自分自身や周りへのもどかしさ、内面の繊細さを吐露するような曲だったのに対して、このGolden Hourでは私が知っている彼の姿とは異なる畏怖すら感じるような強さが印象的だ。
彼は時々とても鋭い強い言葉で歌詞を書く時がある。それを見るたびに私はマークのことがわからなくなって魅了される。
マークは目玉焼きを作るのが壊滅的に苦手で、ある日ファンがマークの作った目玉焼きの写真をミシュランシェフのゴードンにTwitterで送ったところ、「今すぐ別れたほうがいい」とリプライが返ってきたエピソードを元にこの曲を作ったという経緯もすごく魅力的だ。
自分に起きた経験を音楽に昇華するなんてかっこよすぎて何もいえない。
終始強い言葉で進む中で、マークらしいなと思う歌詞が入ってくるところも本当に好きだ。好きなところを書いておこうと思う。
これから先きっと彼はソロでのキャリアも進んでいくだろう。その日を心待ちにしている。
8.DJ / NCT127
1月に出たアルバムだったので、この一年どんな疲れた日でも最高の一日にしてくれる曲。
最初から最後まで完璧な曲です。
「これはソウルやR&Bが好きな僕の友達にむけた曲だ。準備はできた?僕はもうできてるよ。さあ行こう」
から始まる曲とかもう最高に決まっているし、みんなの声の個性が光るパート割りで本当に最高なのです。
この曲と、NEO ZONEに収録されている「Love Song」については、音楽の知識があればもっとどの音の流れが私の心を掴むのかということを分析できるのになあ〜!!と悔しくなるくらい大好きな曲です。
9.PADO / NCT U
ほんとうに今年一番熱狂した曲。
音源で聴いた時はChillな雰囲気があってすごくいいなあくらいに思っていたんだけど、コンサートで生で見て度肝抜かれた曲です。
イントロの軽快なピアノの音に対して重めのテヨンのラップから始まるのも最高だし、テヨンの声からマークの軽快なラップに繋がるところも最高。
サビ前にブーストがかかるように畳み掛けるラップから、サビで若干レイドバックで音を使うその流れも本当にすごく良くて、とくにジェヒョンの深くて重たい英語の発音が光る。
そしてラスサビ前にマークが怒涛のラップで畳みかけてからのヘチャンのシャウトが本当に大好き。Dreamの時みたいにシャウトするわけではなく、呼吸が混じっているから叫びのように感じてそれがグサっと刺さる。
NCT Uだから出せた曲だけど、もう2度と生で聴くことは無いのかなと思うととても寂しい。
その寂しさを纏うことでより素敵になるそんな曲です。
10.Light Of My Life / CHEN
最後の一曲はこの曲。
私のいちばん大好きなアイドルの日本ソロデビュー曲です。
歌うことが好きな人、歌わずにはいられない人が、初めて出す母国語以外の曲。そして私の母国語の曲。
彼の経歴にめちゃくちゃリスペクトのある曲だったのがとても嬉しく、まるでわたしたちへのプレゼントのように感じる。
彼は、音楽の持つ力を誰よりも信じている人でありながら、自分の歌で勇気を与えていくというよりは、変わらずに歌い続けるから生活の中で必要な時に拠り所にして欲しいという祈りを持っている人だと思うので、その祈りがすごく込められた一曲だなと思う。
日本語の発音も発声もクリアで、ダイレクトに歌詞が伝わることにすごく感動したので、やっぱり韓国語を勉強して彼の音楽をより深く知りたいと思ったきっかけの曲にもなりました。
最後に好きな歌詞を書いておきます。
今年は好きなひとたちがたくさん活動してくれて嬉しかったです。
来年はより幅広くアンテナを広げていきたいな。
あと歌詞の意味を理解できるように少しずつ学びたいなと思います。
最後に
2023年は、社会に、世界に、絶望するような辛いことの多い一年だったと思います。
自分の選択が正しいかもわからないこと、同じ時代に命が危険にさらされている子供がいること、その全部が辛く戸惑う日々ですが、学び続けていたいなと思います。
ままならない日々を送るひとたちみんなが幸せに新年を迎えられますように。
2024年こそは、人々の祈りが届く一年になりますように。
2024年は好きなものの話だけじゃなくて、もっと自分の話を自分の言葉で書こうと思います。
来年もどうぞよろしくお願いします。
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