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NCT DREAM TOUR ‘THE DREAM SHOW2 : In A DREAM’– in JAPANのはなし

先日ドリショの京セラドーム追加公演を3日間見にいってきました。

ドリショの感想を忘れないように残しておこうと思う。

簡単にNCT DREAMを紹介すると、下記の通り。

韓国のボーイズグループNCTの3番目のサブユニットで、2016 年にデビュー。当初は、メンバーが成人後に脱退する入学と卒業のシステムを備えた NCTの10 代のユニットになる予定だった。2018年12月に最年長のマークは一度卒業したが、2020年に卒業制度が撤廃され、現在は下記7人で構成されている。
マーク、ロンジュン、ジェノ、ヘチャン、ジェミン、チョンロ、チソン

最年長のマークもまだ23歳という、ものすごく若いグループだけど、今年でデビュー8年目を迎える。

グループとして日本でツアーをするのは2度目だが、そのときはマークの卒業後だったため、7人で日本ツアーをするのは今回が初めてで、そして初めてのドーム公演。
韓国のアイドルにとって日本でのドームコンサートは一つの大きな夢。
それが叶う瞬間に幸運なことに立ち会えた。


私にとっては初めてデビューから応援しているグループということで思い入れがとても強いです。
私は関係性のオタクなので、幼い時からずっと一緒に練習し舞台に立ってきた仲間で、そして一番の大親友の7人の関係性が本当に大好きだし、彼らの音楽やパフォーマンスを見ると眩しくて大切な私の青春を思い出すところが本当に大好きなのです。


さてさて、今日はメンバー別に感想を残しておこうと思う。


末っ子チソン

チソンちゃんは自分の殻を破る瞬間を7年間いろんなところで見せてくれたひと。今回も、はじめて観客を煽る姿を見せてくれました。
内向的で考えがとても多く、いつだって一歩引いて俯瞰している彼が、大きな会場で、コンサートの一番最高潮の盛り上がりの時に、
「京セラMake some noize!!!!!!」
と叫んだのは、本当に驚いたし、そして何よりかっこよかった。
また、チソンちゃんはコンサート中何度も未来について言及してくれたけれど、それが本当に嬉しかったな。
初めてのコンサートで「僕にとっては最後のコンサートかもしれない」と泣いていた少年が、ドームという大きな会場で「未来で会いましょう」と約束してくれること。
あなたがどんな思いで7ドリ(7人体制のnct dreamを指します)を大切にし、守ってきたかと思うと涙が止まらなかったです。
彼にたくさんのありがとうが届きますように。


チョンロ

コンサートを見てチョンロの持つ余裕がやっぱり大好きだと思った。
彼の懐の大きさと余裕を見るたびに本当に安心する。マークが卒業する時もメンバーの中で一番動じず、どんなことがあっても常に一定のスタンスを保ってくれてたこと。目の前で起きることにブレずにどしんと構えてくれているから本当に安心するんだよな。
そんな彼だけど、ドーム初日はものすごくご機嫌で、いろんな日本語を話してくれたこと、たくさん煽ってくれたことも覚えていたい。
ボーカルも本当に安定していて、メインパートだろうが、コーラスだろうが、絶対にピッチを外さないところも本当に凄いなと思いました。
あ、あとひとつ。「愛って何だろう」というセリフを「愛って何やろ」って大阪弁にアレンジしてくれたこと、とても嬉しかったことも書いておく。


ロンジュン

ロンジュンはいつだって7人をDREAMに繋いでくれていたひとだし、DREAMとファンを繋いでくれていたひと。だからこそ、ロンジュンがみんなを大切にしてくれた分だけ、ファン含めみんながロンジュンのことを可愛い、愛おしいと思っていることが伝わっているといいなと思いました。
彼が笑うたびに会場全員「可愛い」って言ってた。
愛おしさみたいなものを表現する言葉が咄嗟に「可愛い」しか出てこないのほんと悔しいくらい、みんなにとっての愛おしい存在だった。
ロンジュンを見ていると、この先もずっと7人でやっていけたらいいな、そんな未来が必ず待っていますようにと祈らずにはいられなかったな。


ジェノ

ジェノの横顔やシルエットが本当に美しくてびっくりしてしまった。ジェノは練習する時に体のラインが見えるように上半身は裸で練習すると聞いたことがある。そういう一つ一つのこだわりが彼の美しさを生んでいるんだろうなと思った。
今回の公演で彼に対して一番感じたのは、どれだけの想いを背負ってここに立っているんだろうということでした。
マークがいない初めての日本ツアー。リーダーとしてドリムをたくさん引っ張ってくれていたあの時から変わらずメンバーを労り優しく見守るジェノの姿がたくさんあって、グッときた。
特に激務のマクドンへの眼差しや触れ合いにすごく配慮があって、Quiet downでヘチャンから離れる前にボックスを優しく叩いてエールを送っていたり、メントや自由に動けるタイミングでマークの様子をとても見ていたり、そういう細かな配慮一つ一つがドリムを支えているんだなと強く感じました。
ジェノが最終日のMCで、DREAMでいられて幸せだと言ってくれたけど、同じだけジェノがDREAMにいてくれてありがたくて仕方がないということが伝わってるといいな。(このときのジェノのMCが声枯れるくらい泣きました)


ジェミン

ジェミンはとても欲のある子だということを映画の中でヘチャンが語っていたけれど、彼のそういう姿を見たことがあまりなかったのでその時はとても意外だった。
だけど今回の公演を見て、ジェミンは7人でもっともっと高みを目指していきたいんだなというのがものすごく伝わりました。
初日のメントで出た「次はドームツアーがしたい」という言葉。できるだけ知りうる日本語を使おうとする姿。会場の端から端まで惜しみないファンサ。アリーナツアーではジェミンちゃんがどうしてアイドルを選んだか、彼がどうしてセンターかがすごく見えたけど、今回はアイドルとしての貪欲さを知る時間でした。
彼が7人で叶えたい夢をこれからも一つ一つ確実に叶えられますように。


最後に推しのヘチャンとマークの話をします。

言葉を大事にしてきたマークが、慎重にしっかりと日本語で言葉を紡いでくれたこと。
ヘチャンのどこまでもまっすぐ伸びる声が、いつだってたくさんのパワーをくれること。
忘れたくないだいじなものです。


ヘチャン

やっぱり今回もヘチャンこそ「アイドル」だと思いました。
様々な姿を自分の意思で、その場の空気を瞬時に判断して、魅せる姿。その瞬発力とコントロールする力が絶妙で、やっぱり彼こそプロのアイドルだといつだって思う。舞台に立つ時一番素の本人の姿が見えない人。その徹底した姿にいかに彼がアイドルに憧れてたかがわかるなあと感じました。
今回もパフォーマンス中は完璧な表情管理で魅せつつも、他のメンバーがテンションが高揚している時は冷静に、求められた時は愉快に可愛らしく、コロコロといろんな表情を見せてくれて本当に素晴らしかったし、トロッコから身を乗り出して、できるだけ近くで目を合わせられるようにしてくれる姿がとても頭に焼き付いています。
最後のメントでたくさんのスタッフの名前を呼んでありがとうと伝えたところも本当に彼の舞台に立つ人間としての在り方みたいなのがすごく見えて、好きだなあと思いました。
パフォーマンスについても全部どの瞬間も最高だったけど、ヘチャンのDiggityをものすごく近くで見られて嬉しかった。腰位置がとにかく高くて顔が小さい異次元スタイルと、重心が高くて手足がしなやかなダンス。この人は体の全てに神経を尖らせて踊っているんだな、全部全部意識的にコントロールして動かしてるんだなとめちゃくちゃ強く感じました。すごかった本当に。
そして、わたしは何度も何度も彼の歌声に、立ち上がる力をもらっていたなあと感じました。
歌に対してストイックで、ずっとずっと真摯に向き合ってきたからこそ、出せるようになったHelloFutureのシャウト。3日間あまりの感動にずっと泣いちゃった。
We're going way upとシャウトした時に本国のスタジアム公演同様、ドーム公演で花火が上がったのも本当に嬉しかったこと忘れないでいたい。
彼が目指すアイドルとしての姿やボーカリストとしての夢、グループでの到達点をずっと応援できるといいなと心から思います。


最後にマーク

マークが、マークこそがNCT DREAMだと思いました。
みんなの大切な大切なマーク。
そしてみんなを大切に大切に慈しんで守ろうとするマーク。
マークがいることでNCT DREAMが完成するんだなと強く思いました。
彼の素直でまっすぐな情熱と向上心が大好きだし、体の内側からビートが、音楽が、鳴り止まないんだろうなという姿をたくさん見れて本当に幸せだった。
SaturdayDripでは、マークの音楽が弟たちの音楽やダンスにすごく影響を与えているんだなということに気づいて言葉が出ないほど感無量だった。
さらに、QuietDownではマーク自身が3日間の間にもどんどん成長していくことを目の当たりにして、マークというアーティストのストイックさと貪欲さをすごく感じた。
わたしはChewingGumを踊っていたあの時、7ドリを引っ張る長兄のマークを好きになったので、変わらず先頭に立って弟たちを率いていく姿を見て胸が熱くなったな。
いつだって等身大でぶつかってきてくれるマークだからこそ、ドーム公演を見て、マークを好きになれてよかったな、マークをずっと応援してこれてよかったなと心の底から思ったし、Childで歌っていたような彼の心の中の柔らかく繊細で大切なところも少し垣間見せてもらったような気がして、本当に大切な瞬間だったなと思いました。
彼ががずっとずっと大好きな人たちと音楽できること、あなたのつきない情熱が誰にも侵されず守られることを私の全部で祈っています。


ものすごく長くなりましたが最後に。
7人とシズニでNCT DREAMが完成するんだなと本当に強く思いました。
変わらないところ、変わっていくところ、全部まとめて愛していたい。
ずっとずっとこの三日間のことを覚えていたい。

そして、ずっとずっと彼らが歩む未来にnct dreamがありますように。

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