Shota Okada_家族と世界で暮らす旅中

普段は陸前高田に暮らしています。今は結果的に家族で世界を周遊しています。(妻と5歳と2…

Shota Okada_家族と世界で暮らす旅中

普段は陸前高田に暮らしています。今は結果的に家族で世界を周遊しています。(妻と5歳と2歳) たまに詩を書いています。 「Change Makers' College」発起人/NPO法人SET理事/旅/フォルケホイスコーレ/子育て/旅人

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  • Diary_旅の記憶

    滞在先は主にデンマーク、ポートランド、トルコそれぞれの国で1〜2ヶ月程度過ごす予定です。最後はベトナムにいきます。結果的に世界を一周する航空券を買うことになりましたが、基本は各地域で長めに暮らしていくスタイルです。 それ以外にもメキシコなどにもいく予定です。 キーワードは「Humanity」「身体性」「グローバル化する世界での地域のあり方」「家族」などなど

最近の記事

ポートランド滞在記録4 【ポートランド流、パブリックセンスを紐解く(後編)】

こんにちは! 前回はポートランドの公共スペースへの捉え方について、暮らしていて感じる体感ベースのことについて紹介していきました。 前半はこちら さて、今回はその公共への感覚がどういった背景で育まれてきたのかについてポートランド出身の方にお話を聞く機会があったので お話を聞いたのは、ポートランド出身で日本にも英語教師として10年ほど滞在していたスーさん。現在はポートランドに帰ってきて暮らしているとのこと。 ガーデンが本当に個性的で素敵ですよねと感想をシェアしたところ、「

    • ポートランド滞在記録3 【ポートランド流、パブリックセンスを紐解く(前編)】

      こんにちは! 先週末には歩いて20分くらいのところにあるファーマーズマーケットに行っていました。 僕ら家族が住んでいる、SEエリアSellwoodのファーマーズマーケットです。 道路が通行止めになり、プチ歩行者天国のようになっています。 小さな露店が20店舗ほど並んでいるのですが、地元のオーガニック農家さんや小さな個人経営の方々が出店しています。 結構、地元方々中心に来られているようで、普通に賑わっていました。 こういうファーマーズマーケットは至る所で行っており、非常に多

      • ポートランド滞在記録2【自然と共に生きる Sense of Portland】

        こんにちは! ポートランド生活も後半に入ってきました。 昨日は、だいたい僕らの住んでいるエリアから車で40分くらい(ダウンタウンからは35分くらい)のところにあるマルトノマの滝に行ってきました。でも僕らは車を持っていないので公共交通でいきました。 それだと、2時間かかるという。笑 CATという会社がColombia Gorge Expressというバスを走らせてくれていました。 こちらの交通手段は地元の人も知らなかったようで。驚かれました。 普段車がメインの交通手段だと

        • ポートランド滞在記録1【Do It Yourself精神と資源が循環する暮らし】

          こちらに滞在して早くも10日が経過し、現在2週間を終えようとしています。 到着した時は奇跡の晴れ模様だったようで、雨も多くなり通常のポートランドになってきたかなという感じのようです。 本日は日本でも有名なリビルディングセンターに行ってきました。綺麗に曇天。 僕は行ったことありませんが、長野県諏訪にも日本で話題のリビセンがあるということは聞いていたのですが、初めてリビセンなるものに行きました。 多様な人たち向けのDIYなどのクラスも開催しており、非常にコミュニティ機能とし

        ポートランド滞在記録4 【ポートランド流、パブリックセンスを紐解く(後編)】

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        • Diary_旅の記憶
          7本
        • 暮らしの詩集
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        記事

          ポートランド拠点到着!から暮らしの基礎作り

          どうも! ポートランド、ユニオンスクエア駅に到着し今回の滞在先となる拠点に到着して5日が経過しました。 この数日は暮らしのリズムと基盤を整える期間でした。 ・買い出し ・暮らしの基礎知識を得る ・生活エリアの散策 そんな数日間で感じたこと ・単位や記号の意味について ・食事や生活設備、景観の違いを通じて生活の優先順位を多少理解できる。 ルールや文化の違う際に最初に重要になってくるのは共通言語と記号 まず、最初に生活の本当に基礎の基礎。 買い出しだと思って近くのお店に繰

          ポートランド拠点到着!から暮らしの基礎作り

          出国〜最初の拠点ポートランドに出発!

          こんにちは! 現在、シアトルを出発して、ポートランドに向かっています。 最初の拠点到着までもう少し。初日の到着直後から宿がないなど、既にトラブっています。笑 ちょっとここまでの振り返りがてらAmtrackという長距離移動用の電車の中で記録を。 すでにアメリカに到着して2日。 到着後体験の忘備録の話と真面目な話を少しだけ 体験の忘備録 ・ANAのサポート@ウログラムはめちゃめちゃいい。アシストシートと共にアシスタントがついてくれ、出国審査、荷物審査ともにめちゃめちゃサポ

          出国〜最初の拠点ポートランドに出発!

          僕らが旅に出たワケ

          どうも、岡田です。 さて、Facebookではシェアしましたが改めてなぜ、今回のチャレンジをすることになったのかについていろいろな背景をシェアしていきたいと思います。 家族の紹介 最初に簡単ではありますが僕らの家族のことについても紹介しておきます。 ぼく:東京都足立区生まれ、大学生の時はヒッチハイクで日本を一周したり、バックパッカーをしている時期がありましたが2011年東日本大震災をきっかけに陸前高田市にある広田町という町に関わりをもち、大学卒業後からは移住して活動して

          ダンスク

          ダンスク、ダンスク、ダンダンダンスク ダンスク、ダンスク、ダンダンダンスク ずっーと昔は聞こえていた。 ダンスク、ダンスク、ダンダンダンスク 人間たちの野生の音たち。 ダンスク、ダンスク、ダンダンダンスク 踊り、歌い、集まり跳ねる。 ダンスク、ダンスク、ダンダンダンスク ダンスク、ダンスク、ダンダンダンスク 鳴り止まぬ、解放の詩。

          屈折

          遊びたいんだよ! 遊ぼう、遊ぼう! 遊ぼうよーう。 ぼくちゃん。 そんなに、遊びたいってことは 父さんのことがよっぽど好きなんだね。 と。 好きだなんて一言も言っていないぼくちゃんの言葉を勝手に解釈して、自分の世界で微笑む。 そのままの世界を受け入れればいいのにね。

          人が歩く

          遠くに遠くに旅に出た。 誰も知らないような場所に向かって歩き出す。 何者かになりたかったのか。 自由になりたかったのか。 ただ歩けども、步けども世界の景色は変わらない。私たちが人であるからなのか。 そんなことに気づいたならば 今いる場所で花を咲かせる決意を決めて生きていきたいものなのだがそんなに強くないだろうよ。 だから人は揺らぎ、迷い歩き続けてしまう。 そういうものなのだろう。

          当たり前のことを

          1人で生きてきたような顔をしていると昔言われたことが頭をよぎる。 いまだに感謝の意味も知らないのだろうか。 ブルーハーツが歌った 「誠実さのかけらもなく笑っているやつ」が確かに腹の中に存在して 当たり前のことが当たり前じゃないんだってことを知ってるはずなのに、忘れてる。 でも生きるってのは本当はそうじゃない。 生きるってのはもっと心を使うもんだ。 当たり前のことに心をこめるのは大変なことだが それでも心を込めて生きていきたい。

          言の葉の向こう

          縁を切ると言われた。   積み上げてきた思い出が建前の言葉に隠された言葉にされていない本音を一つ一つ紡ぎ出す。 こんなにも鋭利な言葉の中に愛がこもっていて 涙が止まらない。 顔を上げれば 空はどこまでも続いていた。

          久遠

          糸が絡まる。 もどかしいが、一生懸命にたぐる。 どこから絡んだ。 どうやって絡んだ。 理由を探す。 原因を探す。 解決策を探す。 お手上げだ。 一度、糸は切ろう。 そう決めた。 切った両端を解いて、解いて。 絡まりを解いた二つの糸が 結び直すことができる余地を残して ひと休み、

          滲む絵

          真っ白なキャンバスだった。 私が夕陽を書けば あなたが海を描いて 私が空を描けば あなたが大地を描いて 私が夢を描けば あなたが希望でぬり尽くす。 そんな時間は永遠ではないのだろう。 私も誰かと出会い あなたも誰かと出会う。 気づけば置いていかれた完成してない絵が一枚。 自分で選んできたはずなのに その時間を失ったと思ったらからなのか くしゃくしゃの顔で泣きながら立ちすくむ。 塗りたくられたキャンバスが滲む 温かい雨だ。 少し休もう。

          黄昏時

          ふと、気がつくと 世界は真っ赤だった。 夕刻。 ほんの数分間の出来事だった。 意識の中に突然入り込んでくる赤。 あぁ、なんて綺麗なのだろうと 車を止めて 空を吸い込む。 思わず、顔が綻んで やっぱり世界に感動する。 徐々に赤は紫に変わり あいまいな時間が僕らを包んでいった。

          まだ名もない。

          匂いが強い。 色が強い。 音が強い。 味が濃い。 空気が痛い。 五感よ、呑み込まれるな。呑み込まれるな。 ふーっと息を吐いて。 静かに、ゆっくりと佇む。 友と語りあい。 今と向き合う。 街には時代の熱を受けてきた彼らの跡が、 今を生きる彼らの熱が燃えている。 絶やすな、絶やすな。 火を焚べて。 これから生きる彼らの種火となるために。 世界よ、魂よ、繋がれ。 明日が平和であるために。