ライナーノーツ：中野シャンゼリゼ -麦酒大学のテーマ-/少年キッズボウイ
平素より大変お世話になっております。
少年キッズボウイというバンドのコンポーザーのこーしくんですっ！
さて、先日ですが、東京都の中野レンガ坂にあるビール好きのメッカ「麦酒大学」のテーマソングを作成しました。
『中野シャンゼリゼ-麦酒大学のテーマ-』という曲です。
麦酒大学は、キリンラガー1種類の注ぎ方を変えることで色んな味わいを楽しむことが出来るお店です。
超人気店で、予約もなかなか取るの大変なんですが、行ってみて欲しいです。マジで感動します。
本記事ではそんな新曲『中野シャンゼリゼ -麦酒大学のテーマ-』の元ネタというか、制作時に参考にした楽曲たちを紹介できればと思います。
【元ネタ】中野シャンゼリゼ -麦酒大学のテーマ-
そもそもシャンゼリゼって、パリの通りの名前ですね。
パリとか行ったことないしどんな街って言われてもあんましイメージわかないんですが、中野レンガ坂にこないだ初めて行って、「あ、ここシャンゼリゼじゃん」って本能的に思ったことから曲作りが始まりました
とりあえずベースを「オー、シャンゼリゼ」で作り始めて、なんかジャズっぽいトランペット入ってきたら素敵じゃない？と思ってトランペットの金山くんに相談したら、「どんなジャズっすか」って言われて「楽しそうでアホっぽいやつ」って伝えたら現行の感じになりました。
ディキシーランド・ジャズとか言うらしいですね？あんまわからんけど。今回参考音源探しまくってジャズのジャンルに詳しくなりました。
結果、僕が一番好きなジャズのジャンルはJimmy Jazzでした（笑えよ）
まあここまで決まって、そのままBメロもそのノリで行こうかなぁと思ったんですが、ギターの山岸くんがスタジオでテキトーに弾いたアルペジオが素敵だったので、クリーントーンのギター2本が素敵に絡む感じにしよ！ってその場で決まったのです。
このバージョンだとコード引き狂ってるけどw
いつ聴いても泣ける。。。
まあそんでBメロが素敵クリーンギターになった結果、トランペットはどうしよねってなりーの、「あーもうバッハしかねぇな」ってなったのでした。
このバッハのトランペット大好きなんですよね。
何がバッハたらしめてるのかわからんけど、最高です。
朝ご飯食べたくなるのは、多分パズーのせいですね。
パズー髪！髪！
トランペットがバッハになったので、じゃあリズム隊はPenny Laneにしよか、つって再度60sポップスに帰結したのです。
ここまでは割とスムーズだったのですが、僕が曲を作ってたらトランペットのアホ金山くんが「僕も曲作ったぉ！お！お！」と言い出したので事態は一変します。
それはもう大変マチャアキな歌謡曲っぽい素敵な曲だったのですが、じゃあどちらの曲をリリースしようかとの侃侃諤諤の議論となったのです。
確かに今回の麦酒大学とのコラボは金山くんのおかげなので、金山くんの曲の方が良いのかなーと思ったのと、曲最後までちゃんと作るのはまじダルい大変なので、今回は金山くんに全部アウトソーシングして僕はタンバリンに専念しようと思ったのでした。
彼のこの動画が今回のコラボに繋がりました。
そんな考えも束の間。さすが金山くんですが、「２つの曲を混ぜたら良くないすか？？」と言い出したのです。
僕はイメージ湧かなかったので「お、おう？」て感じでしたが、マフィアレコード会社も「いいじゃんそれ！」みたいになって後に引けなくなったのです。
ほんで、マジでさすがの金山くんですが、言い出しておいてほとんど放置ですから、僕が頑張って2曲を合体させるべく動くことになったのです。
で、コード的なとこで言うとBメロの後にブリッジを作って歌謡曲パートに繋げば結構自然かな、と思って「ドゥードゥードゥーダーダーダー」してみることにしました。
金山くんが作ってきたデモはマジでマチャアキだったので、どうしようかと思ってギター弾きながら延々考えてたんですが、フォーク歌謡に渋谷系ぽいコーラスを試しに入れてみたら、なんと「あの頃のサニーデイ・サービス」を一瞬感じたのです！！
どんな理論かは全くわからないけどw
サニーデイ・サービス先輩を感じた瞬間、僕らはこの曲を遂に好きになれたのです。
で、最後にラパパーしたりランランしたりのコーラスを作って曲が完成しました。
コーラス部門では今回からベースの服部くんが頭角を表してきました。
ラパパ
ランラン
現場からは以上です。
本日の一曲🎵
Sheer Mag - Silver Line
最近２人から「お前こんなん絶対好きやろ」ってお勧めされました。けどもう既にSpotifyがお勧めしてくれた後だったので、もはや俺、友達いらねぇじゃん！笑
ジャケはなんかの間違いだと思う。ハードロックとか通ってんのかなぁ。これなんてジャンルなん？ニューウェーブ大好き系ギターポップ？
Hoopsを失った僕の心には響きました。
ボーカルのビジュアルも最高です。
恋に落ちます。
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