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ビクトリアフォールズに向かう道中@母娘アフリカ2人旅

春休みに小学校を卒業した娘と母とのアフリカ2人旅の記録です

なぜ行ったのかなどはこちらを読んでください

飛行機で24時間。
正確には16時間半+6時間半 
韓国で一度降り、エチオピアで乗り換え、ようやくついたジンバブエ。
実際、何度か時差があり、時計もGARMINのため、自動的に現地時間になるのと、細かいことは気にしない性格のため、今何時なのか、日本を出発してからどのくらい経っているのか、全く分からず、体感値としては、アメリカに行く12-13時間と同じくらいの疲労度であった。

途中2回乗り換えているとう気分転換が関係しているのかもしれない。もしくは、空いていた飛行機で3人席を2人で悠々自適に使えたことや、エチオピア航空の自由な空気感なんかも影響されているのかもしれない。
それくらい、着くまでの24時間(と言われている時間)はあっという間だった。

飛行機から見えたジンバブエ

エチオピアで乗り換えてから6時間半(ここも十分長いのであるが)、飛行機から見える、ジャングルを貫くように真っ直ぐに伸びる直線道路。
あれは道路に違いない。
何もないから真っ直ぐ引けるんだな。
緑がとても多い。

今まで見た空から見る空港近くの景色。日本は成田であっても大阪であっても沖縄であっても、家が立ち並んでいた。国外でもサンフランシスコやニューヨーク、香港でも、どこも、周りには家が立ち並び、野球場や学校なんかが見え、人が暮らしているという気配がビンビンに伝わる中に降り立つ、そんな経験が多かった。

飛行機から見たジンバブエ

しかし、今回のジンバブエ。人の気配がほぼない。
道路があるくらいである。森。川。道路。
ああ、広いんだ。
直感的にそう思った。

憧れのサバナ気候

空港に到着し、タラップを降りると、ちょっと暑い。モハーっとした空気。モヤーではなく、あくまでもモハー。乾燥している。多分「サバンナ」ってこんな気温だろう。ライオンが寝そべる写真と共に「サバナ気候」を暗記していた10代の頃の私が感じていた空気がそこにはあった。

動物奇想天外や世界不思議発見で育った私は、「サバンナ」に対し、言いようのない憧れあった。中でも今考えると「大草原の小さな天使 ブッシュベイビー」の影響は多分にあると思われる。象が出てきたり、カバが出てきたり、自然動物が日常にいる生活にワクワクしたのを覚えている。
ちなみに、世界名作劇場のこの時間帯に聞いたことのない「アポロー」と男性が歌い上げるインパクトは強烈で、今でもソラで歌える唄の一つだ。改めて調べてみると、この歌は作詞・作曲:谷村新司となっていた。こんなところに大物が。
ちなみについでに、この「ブッシュベイビー」は、こどもながらに「途中から展開が変わった話」としても印象に残っていた。今まで、ブッシュベイビーと仲良く暮らしていたと思ったのに、急に密猟団に襲われて逃げる生活になり、「期待しているのと違う」と子どもながらに感じたものだ。
改めて調べると、その違和感は間違いではなく、原作があり、どうやらアニメ化するときに、日常生活編として前半部分を番組側が創作し付け足したもののようだ。時代や文化的な背景を理解させるためだったのかもしれない。
イギリスに帰る人と帰らない人がいることが、当時は意味が分からなかったけれど、今考えるとケニアの独立で、そのままケニアに住む現地の人と、イギリス国籍を持つ人との差だったんだな。

さて、サバナ気候。「savanna」をローマ字読みしたものが「サバンナ」、英語読みで「サバナ」。同じものらしい。何か決定的に違うのではないかと思っていた25年来の謎は、今、ネット検索で一瞬で解決された。ネット便利。

空港でコロナ陰性証明書の提出

私が訪れた2023年3月は、まだジンバブエではコロナの2回以上の接種証明が必須であり、地元自治体で英文での証明書を発行してもらわないといけなかった。
当時私は既に3回接種しており問題なかったが、娘はまだ2回。ジンバブエだけだと問題なかったが、日本に帰国する際、3回接種または出発72時間前のPCR検査陰性証明書が必要だったので、色々あると面倒だと思い、3回接種してから英文での英文証明書を発行してもらった。
英文証明書は、時間がかかる自治体もあるようだが、私たちの時は、非常に親切に2日くらいで発行してくれた。またマイナンバーを持っていた私は、秒でコンビニで取得でき感動した。

そんなこんなで、コロナの陰性証明書を持っていた我々だったが、空港のチェックポイントでは、陰性証明書を持っていない(多分ヨーロッパからっぽい)方々も何グループか居て、動揺を隠しきれない感じで止められていた。

ちょっと調べてみると、隔離されるような記載もあったので、念の為にも持って行って良かったと思う。

※ 有効な陰性証明書を提示しない訪問者については、入国を拒否されることがあり、居住者については入国時に自己負担でPCR検査を受検しなければならない。また、入国後自己負担により10日間指定施設で隔離される

引用:日本橋夢屋ホームページより

と、ここまで書いたが、まだ滝に辿り着けない。

世界三大瀑布は遠いのだ。というより、文化や気温、全てが違いすぎて、書きたいことが永遠にある。

ので、一旦今日は時間も来たので、ここまでにしようと思う。

次回こそ、滝につけますように。




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