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【大久野島】うさぎ島に初上陸!うさぎと歴史と自然を肌で感じた旅の記録

2023年12月9日-10日。
12月なのに薄い長袖1枚でも心地良い気温の中、友人たちと"うさぎ島"と呼ばれる大久野島へ行ってきました。

大久野島は1周4km程しかなく、気持ち良い距離感で歩ける島でした。うさぎと大自然だけでなく歴史もある島での滞在は、とてもリフレッシュと学びが大きいでした。今回は、うさぎ島滞在の記録をお届けします。

約600羽のうさぎが暮らす島!

大久野島は、瀬戸内海にある「瀬戸内海国立公園」に指定されている島です。所在地としては広島県竹原市となり、大阪から忠海港まで車で移動(約4時間)して港にある無料駐車場へ駐車し、忠海港からフェリーで10分程の距離でした。

忠海港
フェリーでの移動
フェリーの窓のうさぎ

大久野島へ上陸すると、すぐに大量のうさぎに迎えてもらいました。「島にはどれくらいのうさぎがいるのかな?」と調べたところ、今回の宿泊先である休暇村のWEBサイトを見る限りでは、約600羽のうさぎが暮らしているそうです。ちなみに、島の港から休暇村は平坦な道を徒歩10分ほどの距離でした。

そして、約600羽のうさぎが暮らしているということもあり、港から休暇村までの道中や島内散策のほぼ常に、うさぎを目にする状態でした。ただただずっと"かわいい!"を連呼して写真を撮る時間だったので、ぜひたくさんの写真をご覧ください。とても楽しい時間でした。

地図から消されたことがある歴史のある島!

大久野島は「うさぎ島」として有名ですが、その歴史を調べてみると、かつて毒ガス工場が存在した島でした。戦争中は「秘密の島」として、地図から消された島だったそうです。

今も毒ガス貯蔵庫跡地や発電場跡地、砲台跡などがあり、戦争遺跡が多く残されていました。戦争遺跡の生々しい雰囲気は、戦争や平和について考えるきっかけにもなりました。世界情勢がとても不安定な現在だからこそ、ぜひ多くの人に肌で感じてもらいたい場所でもあります。

大自然と絶景が楽しめる島!

大久野島は、瀬戸内海にある離島ということもあり、自然が豊かで景色がとても良いです。緑豊かな自然だけでなく、透明度の高い海や広い空、瀬戸内海の朝焼けと夕暮れが最高でした。また、展望台へ登ると風景を一望でき、とても開放的な気持ちにもなることもできました。

非日常的な大自然と絶景は、日頃の疲れを吹き飛ばす気持ち良さがありました。広く眺めると"大自然と絶景"、近くの足元を見ると"うさぎたち"という、本当に多幸感溢れる島でした。

展望台からの絶景
透明度の高い海
夕暮れ
朝焼け

満天の星空と夜行性のうさぎ

大久野島での宿泊者しか体験できないこととして、満天の星空と夜行性のうさぎ鑑賞があります。

大久野島は自然豊かで空気が澄んでおり、また、周辺環境もかなり暗いため、夜は星空がとても綺麗でした。大阪では見ることが出来ない星の数々から、私は目を逸らすことができませんでした。流星群の時期には、おそらくたくさんの流れ星が見えるのでしょう。

また、うさぎは夜行性です。日中とは違い、とてもアクティブに動き回っている印象がありました。私は夜中に少し散歩をしたのですが、昼間よりも多くのうさぎが足元に寄ってきたように思います。とにかく落ち着きがない感じでした。

満天の星空の中で多くのうさぎと触れ合う時間は、本当に夢のようで良い思い出になりました。大久野島へ行く際は、ぜひ休暇村へ泊まってみてください。

再訪を心に誓った帰り道!

大久野島の滞在は約1日だったのですが、大久野島での体験はうさぎだけでなく、いろいろと考えさせられた歴史的な建物と開放的な大自然など、圧倒的に非日常の時間でした。また、休暇村の料理も広島県の特産品が盛りだくさんで、とても美味しく良い滞在となりました。

帰りのフェリー上で、私は「また来よう」と心の中で誓いました。季節を変えることで今回と違った楽しさがありそうなので、改めて訪問してみたいと思います。

大久野島、ありがとうございました。

かわいい観光ガイド
フェリー
フェリー上から見た瀬戸内海

本noteでは、今後も気まぐれで旅の記録を残していきたいと考えています。私が体験したことを共有しながら、日本の各地域の良いところを知ってもらうきっかけになれば良いなと思います。ぜひ引き続き、本noteをよろしくお願いします。

では、また。
みなさまに心より感謝。

天気に恵まれた良い旅でした!

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