Shohei Kinpara

27歳になりました。2020年、年間100冊購読を目指して。読んだ本のログが中心です📖

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「書ける人」について書いてみた

先日、Goodpatchの土屋さんの、昨今のリモートワークの普及により、テキストでのコミュニケーションができる人、つまり「書ける人」は強い、という記事を読んで思ったことがあったので早速、書いてみました。(https://careerhack.en-japan.com/report/detail/1371) 当たり前の話ですが、「対面」「電話」「テキスト」の順にコミュニケーションの難易度は上がります。テキストでは聞けない声色を電話では聞き取ることができ、電話では見えない相手の

    • 9月に読んだ10冊🍠

      早いもので今日から10月ということで、最近は朝晩はすっかり涼しくなり一気に秋めいてきましたね。 というわけで、9月に読んだ10冊を紹介したいと思います。それではどうぞ! 【1冊目】日本社会のしくみ 雇用・教育・福祉の歴史社会学 💬 新卒一括採用、終身雇用、年功序列。なかなか変わらない日本の悪しき?習慣はどのようにして生まれ、長きにわたって「しくみ」として定着したのか?分厚い本の内容はと言うと、明治以降の日本史のお勉強ですが、ただ単に時系列順に追う学校の勉強とちがいあるテー

      • 8月に読んだ10冊🌻

        おはようございます。早いもので今日から9月ですね。2020年も残すところ、あと1/3になりました。今年はイベントの開催が見送られるケースが多く、季節感を味わうことが例年にくらべ難しい印象があります。8月は特に夏の甲子園、夏フェス、地元の祭り、花火大会など、例年カレンダーがわりに日にちを確認するものがなく、8月を過ごした実感なく、今日から9月というのが率直なところです。 そんな8月に読んだ本をまとめて紹介します。今月は10冊でした。 【1冊目】歴史に残る外交三賢人-ビスマル

        • これ以上に「武器」になる知識はあるのか?

          これまである本を読んでの感想として、新しい知識を知ることができて良かったと感じたことは幾度となくあったが、今回はそれをゆうに通り越して「恐ろしさ」を覚えました。 これを知った状態で日々過ごすのと、知らない状態で過ごすのとではその後の行方に大きすぎる違いを生み出すことは間違いないと断言できます。 知らないことを新たに知ることの大切さを学んだ1冊でした。 また、個人的なもうひとつの収穫としては、私自身がこの本を昨年末に買って読み始めてから100ページほど読んだあたりで止まり半年以

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        「書ける人」について書いてみた

          7月に読んだ13冊🌴

          先月から始まりました、その月に読んだ本をまとめて紹介するシリーズ第2弾です。 先月の感想から、今月は歴史、古典などこれまで敬遠してきてしまった本とちゃんと向き合おう!というテーマでスタートしました。果たして、1ヶ月終わって一体どんな本を読んだのか?では、早速始めていきましょう。 【1冊目】完訳 7つの習慣(新書版)💬「マンガ版を読んだときはピンときてなかったけど、それとは比にならない充実の内容。自分は第1の習慣で結構お腹いっぱいなくらい圧倒されました」 【2冊目】サピエ

          7月に読んだ13冊🌴

          間違いなくこれからの人生で「武器」になる考え方に出会えた

          まさに「武器」としての思考法が詰まった1冊でした。 この本の想定読者は若者であり、私も20代の一人ですが、自分の頭で考える大切さについては、もうこれまで至る所で耳にしタコはいくつできたか数えきれないほどです。 どうして自分で考える必要があるのか?という問いには、これからますます大きくかつ速い変化の中で生きていかなければならないということは分かります。では実際に、どうやって考えるの?となると、説得力のある方法論が分からずいつも手探り状態で最後はどこか闇雲に歩を進めてしまうことも

          間違いなくこれからの人生で「武器」になる考え方に出会えた

          「自己理解」する前と後では別人のような自分に驚いています

          私は現在転職活動中の身で、かれこれ1ヶ月以上、自分の今後の方向性、やりたいことを見つけるために手当たり次第に本を読み漁ってきました。もちろん、その過程で気づきもたくさんありましたし、過去を振り返るなどすることで自分への理解が深まる感覚もありました。ただ、どこか漠然としていてそこから思考を深めようと努力してもどこかの地点で行き詰まってしまう、そんな堂々巡りな日々が続いていました。 これ以上独力で進めるのには限界を感じ、自己分析のサポートをしてくれるサービスにお金も払いました。そ

          「自己理解」する前と後では別人のような自分に驚いています

          まず自分を知り、それから自分に合わせた努力をする

          家族内のコミュニケーション(夫婦間や子どもと親の会話)やビジネスシーンなどあらゆる場面における問題を、「硬直マインドセット(才能は努力しても変わらないと考える)」と「しなやかマインドセット(才能は磨けば伸びると考える)」という2つの相対する考え方から解決の糸口を探るという一冊です。日本語でも"何事も気の持ちよう"と言うことがありますがまさにその通りで、自分の中にいる硬直マインドセットな自分としなやかマインドセットな自分が読み進めていく途中でどちらも顔を出し、忙しかったです。

          まず自分を知り、それから自分に合わせた努力をする

          テキトーにまわりに反応することに正直疲れていた自分が辿り着いてしまった一冊

          自分がこれまで生きづらさを感じていた原因は何なのか? これを探るために、たくさんの本を読みました。もしかしたら、こころの病気かもしれないと思い当たる病名について調べたこともあります。ヒントを得られる本にはいくつか出会いましたが、これだ!と言えるものではなくまた探し求める毎日。 ただ、この本を読み終えて何だかとてもラクになったような気がします。これまで原因を突き止めるためにそれをただひたすら探し続けていたことがもしかしたらここで止められるかもしれない、そう思いました。 読んで

          テキトーにまわりに反応することに正直疲れていた自分が辿り着いてしまった一冊

          なんのために学ぶのか?

          「自分の頭で考える」「人間とはどういう生きものなのかを学ぶ」 この2つこそ、著者の池上彰さんがこの本で読者に想定している大学生に伝えたかったことだと思います。 「自分の頭で考える」ためには本を読んだり映画を観たりしたら、それでおしまいではなく、その本や映画について誰かに伝えてみると意外と自分が理解できていないことがわかるというのです。これは社会人の自分にとっても胸の痛い話で、ある本を読んで感動したは良いものの、いざ誰かにその感動を伝えようとしてもうまく伝えられないということは

          なんのために学ぶのか?

          6月に読んだ14冊☂️

          昨日で2020年も半分終わりましたね。6月と言えば梅雨ですが、最近はこの時期も災害レベルの豪雨が当たり前になり、毎日しとしと雨が降り続く、そんな梅雨のイメージは何処へやら。 何かと可処分時間が増えた私はここのところひたすら本を読んでいます。これまでも一冊読み終わったタイミングで特に心を打たれた本について読書感想文のような形で書いたこともありました。ただ、悲しいかな、読後の興奮とは裏腹に保存される下書きが増える一方で、とは言え何もログに残さないというのもさみしいもので。月末に

          6月に読んだ14冊☂️

          「誕生日プレゼント=贈与」ではない?

          久々に(初めて?)読みながら鳥肌が立ちました。 『世界は贈与でできている』一見、ピンと来ない題名です。 わざわざ贈与という単語は使わないですが、事あるごとにプレゼントを贈り合う私たちにとっては至って日常的に関連性の高い言葉かと思います。 ただ、この本を読んでみると、いかに自分たちが贈与のつもりで取っている行動が正確には贈与ではなかったと痛感させられます。自分はこのタイミングで、贈与というものを正しく理解できたことに感謝しています。ここまで心揺さぶられる本には出会ったことがない

          「誕生日プレゼント=贈与」ではない?

          「法学入門」のそのまた入門書

          「法」なんて言葉にこれっぽっちも興味を持ったこともなく、まさか自分が法に関する本を手にする日が来るとは思ってもみなかったが、その時は突如訪れた。きっかけは、水野祐さんがwiredの記事(下記リンク)でおすすめされているのを拝見して、最新刊だけじゃなくたまには昔の本(こちらは1967年発行)も読んでみるか?新書だし頑張ったら読めるよね?という甘い考えからだったが、気づけばノート(noteではなく紙の)にメモを取りながら2日で読み終えてしまった。興奮さめやらぬうちに、noteにも

          「法学入門」のそのまた入門書

          「怒り」という感情について

          最近、DVや虐待による被害の相談が増えているというニュースをよく目にします。これはひとえに、コロナ禍におけるテレワークの(半強制的)導入により従来のオフィスと家庭のバランスが崩れ、「家」とか「自宅」の持つ意味が変わったことに起因して、これまで感じることのなかったストレスが増え、その感情を整理できないまま、近くにいる人への接し方として上手に適応できていないコミュニケーションの形だと考えています。 そんな時に、意図せずとも、『NVC:人と人との関係にいのちを吹き込む法』という本

          「怒り」という感情について

          免疫力UPに必要な10の栄養素

          コロナ禍における自粛生活が長引いておりますが、明日5月14日から東京、大阪などを除く、多くの地域では緊急事態宣言が解除されることになりそうです。先に経済を再開しはじめているドイツや韓国などでは再び感染が広まっておりますが、日本も今後は、今まで以上に自己責任というか各人の価値観に基づいての行動に委ねられることになります。とはいえ、自分のまわりでも、今週からテレワークから出社が再開したという人も多く、これまでよりも外出をせざるを得ないケースも増えてくることが予想され、感染のリスク

          免疫力UPに必要な10の栄養素

          コロナショックから学ぶ『アフターデジタル』実現へのヒント

          「コロナが与えた産業インパクトから『事業』を守る適応戦略」@NewsPicks/Peatix 2020.5.6 先ほど終わったばかりのNewsPicks主催のイベントを視聴して、とても面白かったので感想をまとめてみようと思います。 テーマは、トップのイベント名の通りで、新型コロナウイルス感染症の拡大が各産業に与えたインパクトを、今回は特にアメリカの事例を検証し、適応戦略として日本の企業・個人もヒントを得られればという内容でした。 イベントの登壇者は、射場瞬さん、相澤利彦

          コロナショックから学ぶ『アフターデジタル』実現へのヒント