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経験して分かった大企業とベンチャーの違い(第1回)

日本にある企業は全部でいくつあるか知っていますか~?
なんと・・・約400万社あるといわれています。
途方もないですね(笑)
大都会東京にいてビル街を毎日眺めていますが、400万と聞くと壮大ですね。その中にはトヨタ自動車のような超大企業から従業員5名の小さな会社まで、本当に様々な企業が存在します。

日本中のサラリーマンがこれらの壮大な数の企業でそれぞれ働いていると思うとなんか不思議ですね。そして誰もが自分がどの企業で何をしているのが正解なのかが分からずに働いている(探し続けている)ような気がしてならないです。

今回は、友人との会話でもよく話題になる大企業vsベンチャー企業を少しだけ整理してみたいと思います。

大企業とベンチャーどちらがいいのか?

本題に近づきますが、皆さん大企業とベンチャー企業どちらに行きたいですか?大企業は知名度あるし給与・福利厚生も整っている!!!ベンチャーはビジネススキルがものすごいスピードで身につく!!!・・・何をとるかによって答えは全く変わってきますよね。
もちろん、どちらが良い悪いはありません。ただ自分が働く上でどちらがポジティブに熱量高く働けるのか!はどこかの機会で知る経験をした方がいいです、絶対!!

皆さんにおすすめしたいのは、大企業・ベンチャーに在籍する人の話をたくさん聞く事です。別に両方を経験している人でなくてもOKです。
ただ聞くだけだとへぇ~で終わってしまうので、確認すべきポイントを理解する必要があります。
これに関しては、第2回で紹介したいと思います!
第1回の今回は、両方を経験した私の所感を纏めてみたいと思います。

まずは私の経歴紹介

簡単にですが、これまでの経歴を纏めてみます。
1社目:某メバガンク
→総合職同期だけでも約600名いました。今考えてみるとちょっと常軌を逸しています(笑)全国に支店が700ほどあり、ここに本社部門も加わり、全員が血相を変えて出世競争に人生を掛けます!(ちょっと大げさですが)
2社目:某外資系食品メーカー
→全世界で約32万人の従業員がおり、日本支社だけで3200名ほどいます。
こちらは、販売する者や売り方がほとんど完全に出来上がっており、この企業の型をいかに効率よく質よく継続し続けられるかが生命線です。
現在:従業員約40名のSaas系ベンチャー企業
→こちらはこれまでと打って変わって、現在の企業のビジネスの方や企業文化をまさに形成中の段階です。毎日の業務に正解がなく、社員一人一人が顧客の声を聞き答えを探し求めている段階です。

経歴紹介はさておき、これまでの経験を踏まえ、それぞれのメリットから書いていきたいと思います。

大企業のメリット※完全に1個人の意見です笑

✓平凡に仕事していれば一般的には非常に高い給与がもらえる
 ┗これ捨てるのは勿体ないくらい魅力的です
✓福利厚生がしっかりしており、将来を心配することがほとんどない
✓圧倒的調整力が身につき、日常の生活でも大いに生かされる
✓ビジネスマンとしてのスキルがしっかり身につく
 ┗どの企業に行っても胸を張れるものです。逆にベンチャーの人はあまりこの辺りは気にしない人が多いです笑
✓優秀な社員が多く研修制度も整っており、着実にステップアップできる
 ┗ベンチャーは成長はその人次第という感じです
✓合コンでそこそこモテる
 ┗う~ん、これもうれし笑

ベンチャーのメリット※完全に1個人の意見です笑

✓企業の目指しているものや価値が明確に感じられる
 ┗個人的にはこれが一番かと思います。
✓社長(創業者)を間近で感じられる
 ┗大企業では社長なんぞある意味意識したこともないです笑
✓ビジネススキルの習得スピードが早い
 ┗PCスキル、スピード感など大企業では得られなかったもの多いです
✓自身の仕事が企業や顧客(社会)に影響を与えている感覚を持てる
 ┗圧倒的影響ではないですが、これがモチベに繋がります
✓会社ルールなどの縛りが少なく、転職組はとても自由に仕事ができる
✓怒る・詰められるという文化がない
 ┗MGR含め一緒に(同じ目線で)やっていこうという感覚が強い

なんかベンチャーの方がメリットたくさん出てきます・・・私自身はベンチャーの環境の方が向いているのかもですね(笑)
次がもっと重要です!どんな人が向いているのかです。
いい悪いではないので、ここでは、『性格面や考え方の差』に着目して洗い出してみようと思います。

どんな人が大企業に向いているか

✓一つの物事を極めたい人(スペシャリスト)
 ┗組織が整い分業がしっかりしている為そうなりやすい
✓物事を調整するのが好きな人
✓特にビジネスにおいてそこまでやりたいことがない人
 ┗特に悪い意味ではありません
✓同じ業務を着実に継続し成果を出し続けられる人(好きな人)
 ┗これができる人は給与のコスパ圧倒的です笑
✓業務管理や細かな仕事のルールをしっかり守れ運用できる人
 ┗きっちり仕事したい人は大企業向きです
✓スキルよりも安定(した日々生活/プライベート)を重視したい人

大企業をざっとまとめるとこんな感じです。
人間性や性格でも判断できるように上げてみました!
当てはまる人も多いのではないでしょうか。日本人はこちらのタイプが断然多いと思います。
続いて、ベンチャー企業です。

どんな人がベンチャーに向いているか

✓世の中に新しい価値/概念を広めたい人
 ┗ベンチャー企業はもれなくここに当てはまります
✓質よりスピードを求める人
 ┗ここは大企業との大きな違いです
 ┗ベンチャーは意外と大雑把な人が多いです(私も含め笑)
✓仕事が好きな人(仕事に重きを置きたい人)
 ┗プライベート<<仕事です笑
✓正解を社内に求めず社会に求める人
 ┗正解を探し作りに行きたい人は向いています
✓何よりタフな人(これが一番大事かもです笑)
 ┗目標や仕事のやり方などが目まぐるしく変わるので、その変化を楽しめる人はピッタリです

独断と偏見MAXなのでお許しください。
ただ、大企業もベンチャーもそこまで大きな大差はないとも思っています。
スキルやレベルではなく、その人の思考や性格面での差がとても大きいと思います。なので、この点をきちんと把握し理解しないと、必ずミスマッチが起きるといっても過言ではありません。

次回は、ミスマッチが起きないような準備ポイントをお伝えできればと思います。

ではまた(^^♪

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