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連休も終わり、アークトゥルスが輝くように

 矛盾と葛藤を抱きながら、明日を同じように過ごす。
 手に入れたかったはずの時間を前にして、風にあたりたくなる22時。どうせ1人でいても似たような文章しか書けないけれども、これが自分のできること、積み上げられること、必要なことだと思って書き続けている。
 悲観的ではなく、自己を認めて、できることをできる限りする。そうすれば、とにかく前進するのだ。そう、とにかく前に、進んでいたい。
 「夢が見つかったら私に教えてほしい」
そう言ってくれる人がいるだろうか。

 “休息是為了走更長的路”
台湾と日本のキャスト、スタッフが作る映画『『青春18×2 君へと続く道』』を見ていると出てきた中国語。意味は、「ひと休みはより長い道を進むため」。夢のような長い道のりを進みたければ、ひと休みすることも大切だ、という解釈ができる。すごく胸に刺さった。
休むことは一見、前に進まないことのように感じるが、長い道を進んでいくためには、むしろ大事なことだと伝わった。

 たしかに夢は、長い道を進んだ先に辿り着くところだと思う。
 26年後の2050年までに叶えたい夢はある。
「宇宙行って、地球みる」地球を飛び出して宇宙空間に行きたい、そしてこの目と身体で地球を見たいという夢だ。宇宙エレベーターで行けるのか、ロケットなのか、飛行機なのか、果たしてわからないけれど、この想いは数年前から続いている。この夢を抱いたのは、コロナ禍で目先のことばかりに時間が取られていた時。夢と呼べるような遠い目標が欲しかったから。前澤さんが2021年12月に宇宙旅行したことも、自分に大きく影響を及ぼしている。
 とは言っても、日々を過ごすにはやや遠い夢。今年で24歳になるのだが、まだまだ自分が放出できるエネルギーは有り余っている。もっともっと本気で、自分の体力、時間、想像/創造力を使い、近い夢も設定する。

 東の空、アークトゥルスがとても明るい。上野に赤羽、近所の飲み屋でも、見上げれば輝いているこの季節。桜がまだ咲いている頃までは、空を見上げ星空を見上げることを忘れていた。でもこのところ、また見上げ始めた。笑顔溢れるある人が側にいてくれれば、遠い彼方にある星も長い道のりの夢もきっといつまでも見続けられるに違いない。若さだけでは超えられない大きな力を前に、乗り越え進み続けていくためには、側で輝いてくれる存在が、進み続けるための1番の原動力になっている。

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