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冬は終わった、春も終わりごろ

夜1人の時間に読んでくれ。
 まずは読む前に、温かい飲み物を用意して一飲み。
目を閉じて大きく呼吸する。
・・・すると眠くなる。それでも、モヤモヤが晴れない不思議な時間。自分ではわかっている、ただ疲れているだけでぼーっとしているということを。でもなにかが引っかかっている、変わろうとしている。心と身体の反応があるから、カフェラテを飲みながらこの文章を書いている。
 先週、笑ったら目がつぶれるかわいいある人が、私にこう言った。
私:「もうおなかいっぱいだなぁ。仕事で疲れてお腹ペコペコなはずなのに、今日はなんでこの量のご飯でお腹いっぱいなんだろう。1人で食べる時はたくさん食べないとお腹いっぱいにならないのに。こんな少ない量だけでお腹いっぱいだ。」
笑ったら目がつぶれるかわいいある人:「それは、きっと心がいっぱいに満たされているからだよ。」

 私は“はっ”とした。とてつもない電気が流れた感覚だった。その通りと思ったのだ。
 1人で食事をする時と比べて、誰か大切な人と食べる食事はこれほどまでに疲労が取れてお腹も心もいっぱいになるのものなのかと知った。なんにも考えず、ただただ満たされていく感覚に自分でも気がついていなかった。心の部屋が一つ埋まった感じがして、食事以外の時間でも落ち着いた感覚になっている。心八分目というとこだろうか。
 これまでも大切な人と食事をしてきたはずなのだが、ここ最近の生活のせいなのか、自分の気持ちのせいなのか、よりしみじみと感じた。そして、この出来事を忘れずに書き記しているということは、ほんとうに感じたことだと思う。 

 どれだけ心揺さぶられる相手がいるのかということ。好きな人、家族、仲間、尊敬できる人、憧れる人、応援したい人、、、
 その時々で違うかもしれない。私は好きな人がそばににいることで、心が満たされていた。
 心が満たされて満足になりハッピーになればなるほど、食事は減り余計な吸収はせず、どんどん健康になるというグッドな状態がループしていく。

 ありがとうを言いたい。私に気がつかせてくれた。体重が増えていた私に教えてくれた。私が好きな人、好きでいてくれる人がいることでこんなにも心が満たされ、満ちていくということを。

 書いている途中で寝てしまった。4月も終わりの季節。夜に窓を開けて過ごすと、まだ肌寒い。ただ、窓を開けた1人部屋は、餃子の羽がきれいに取れた時のように心地いい。

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