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現実のステータス画面の開き方

人生をRPGに例えた書籍や話をする人がいますが、僕もその考えは「その方が楽しそうだから」好きです。
一方、現実とゲームの違いの一つが「自分の今のレベルはいくつなのか?」「どんな能力を持っているのか?」を把握するためのステータス画面がいつでも開けるかどうかだと思います。ゲームであれば、自分の今のレベルやパラメータはすぐに確認することができますが、現実ではそんなことは無く、自分のパラメータも分からないまま、「けっこう体力があるから、この作業はできるだろう」とか「自分には早さが足りないから、この日までにはできないだろう」みたいなことがあります。では、どうすれば自分のステータス画面を開くことができるのでしょうか。
そのヒントとなる言葉が、ある少年マンガにありました。

「負けは今の力の認識であっても、弱さの証明ではない」

これは試合に負けた部員たちに顧問の先生がかけた言葉です。試合に負けたということは今の自分の能力が相手より劣っていたということです。しかし、それは自分たちが弱いということを決定づけるものではなく、現状を把握してこれからまた成長していくことができるというメッセージを含んだ名言だと思います。
生きていく中で、部活の試合のように、試練や壁というものは何度も訪れます。その度に自分のパラメータを確認する機会があります。ゲームと違って、現実の能力値の数は多く複雑で一度の機会では把握できないかもしれません。そこは何度も挑戦して、少しずつ把握できる部分を増やしていくしかないかなと思います。
試練や壁に挑むことはしんどさや困難を伴うかとは思いますが、自分のステータスを確認できるというのはそれを上回る動機になるんじゃないでしょうか。

#RPG #マンガ #名言