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【寄付月間】「託す」から「応援」へ

12月は寄付月間。毎年、この月には「寄付」に関するイベントが多数行われています。
私も先日、13laboで行われた「学生がkifuを活かしてアクションしていく!〜サスティナブルな学生団体の運営とは」で自分の寄付体験について話させていただきました。その時に話したことを改めてまとめたいと思います。

初めての寄付は「託す」寄付

2年前の夏、「NPOとボランティアをしたい人のマッチングサイトを作る」というのを今年やることに掲げていましたが、異動による業務の増加で時間が取れなくなってしまい、「どうもこの1年でできる気がしないなぁ」と思っていました。
そこで、ふと「もうすでに取り組んでいる団体があるのではないか。そこに寄付をして、自分の代わりにその活動を頑張ってもらおう」と思いつきました。そこで探してみると、なんと自分の家の近所にその活動をやっているNPOがありました。早速、振込口座を調べて、ATMで寄付(3000円)。その後、御礼の電話までいただきました。
この時期の自分の寄付の仕方は、地元・秋田のために活動している人・団体への寄付など、自分が大事だと思っていること、課題だと思っていることを、自分の代わりに誰かにやってもらう、「託す」という色の強い寄付でした。

寄付というより応援

それから寄付の仕方にクラウドファンディングやポルカなどが加わり、寄付というものがかなり気軽にできるようになりました。
それにつれて私の寄付の仕方も変わり、「本を作りたい」とか「新婚旅行に行きたい」とか誰かの夢ややりたいことを「応援する」という面が強くなってきました。そこには「寄付」という意識は無く、「ご祝儀」とか「餞別」みたいな感じでしょうか。FacebookやTwitterの「いいね!」くらいな感じで出しているときもありました。

この意識の変化はどうして起こったのか?まだ上手く言語化できませんが、今の気持ちを率直に言えば、「面白そうだから、そういう寄付をしている」ということでしょうか。今でも「託す」寄付をする時はありますが、やっぱり自分のやりたいことは自分でやりたいなっていう気持ちがあります。お金よりも参加したいんですよね。だから今している寄付は、「面白い」とか「そういう取り組みも必要だよね」っていうものが多くなっているのかなと思います。

さいごに

昔よりだいぶ気軽に寄付ができる仕組みが整ってきました。皆さんも「寄付月間」というこのタイミングで寄付について考えてみませんか?

【寄付月間ホームページ】
http://giving12.jp/

【寄付月間 5周年PV】
https://youtu.be/eSnjeQXlpis