翔泳社の福祉の本

福祉の本を担当している編集者が、日常で気になったことや書籍の情報をお届けします。 翔泳…

翔泳社の福祉の本

福祉の本を担当している編集者が、日常で気になったことや書籍の情報をお届けします。 翔泳社では「福祉をもっと身近に、違いを個性に、みんなをハッピーに」を目指し、介護や健康、保育、子育て、働き方などの書籍を出版しています。

マガジン

  • 保育・子育て(翔泳社の福祉の本)

    翔泳社の福祉の本が扱う「保育・子育て」をテーマにした記事を収納しています。

  • 介護(翔泳社の福祉の本)

    翔泳社の福祉の本が扱う「介護」をテーマにした記事を収納しています。

  • 法律・制度(翔泳社の福祉の本)

    翔泳社の福祉の本が扱う「法律・制度」をテーマにした記事を収納しています。

  • 教育(翔泳社の福祉の本)

    翔泳社の福祉の本が扱う「教育」をテーマにした記事を収納しています。

  • 心の健康・心理(翔泳社の福祉の本)

    翔泳社の福祉の本が扱う「心の健康・心理」をテーマにした記事を収納しています。

最近の記事

  • 固定された記事

「翔泳社の福祉の本」の紹介とおすすめ記事

こんにちは、「翔泳社の福祉の本」編集部です。 翔泳社という出版社で、「福祉」をテーマにした本を作っている編集部です。 noteでは刊行した本の紹介記事と、編集者のコラムをほぼ毎週1本、掲載しています。 掲載している記事のカテゴリー福祉の中でも具体的にどんなカテゴリーの記事を掲載しているのかというと、おおよそ下記に分けています。これは刊行している本のカテゴリーに対応しています。 介護 介護事業者や対人援助職の方向けの専門的な内容から、家庭でも役立つ介護の情報など 医療

    • 保育園で必要なのに「ピアノが苦手」な人へ、弾けるようになる基本と心構えが身につく本

      保育の現場で働いている人や、保育士の資格取得を目指している人が1つの壁として感じていることの多いピアノの演奏(伴奏)。 いままで楽器を演奏したことがないと、少し鍵盤に触ってみただけで「難しそう」「できそうにない」と思ってしまいがちです。 ですが、基本から少しずつ学び、練習していけば、誰でも多かれ少なかれ弾けるようになるのものでもあります。 もし苦手意識を感じていながらも、ピアノを弾けるようになりたいと考えているなら、翔泳社の書籍『先輩が教えてくれる!保育ピアノのきほん』

      • おばあちゃんのまぶたにラメを塗る

        4月に担当書籍『看取りケア 介護スタッフのための医療の教科書』が刊行されました。 本書は介護施設に勤める職員の方を対象に、看取りに関する知識と技術を実際の流れに沿って解説したものです。 しっかりした知識をもてば不安が解消できるほか、専門職としての自信もついて的確な対応ができるようになります。意向確認や臨終時の対応、医療職との連携など、介護職として知っておきたい情報を詰め込みました。 制作中に祖母を看取る実はこの書籍の制作中、編集の私自身も施設に入所していた祖母を看取りま

        • 学校が教えてくれない、社会を動かすノウハウ! 『社会問題のつくり方』(荻上チキ) 反響まとめ

          ご好評いただいている『社会問題のつくり方』(荻上チキ)について、担当編集が情報を簡単にまとめました! もうお読みくださった方も、まだの方も、ぜひご覧ください◎ 書籍概要世の中に存在する、さまざまな不公正で理不尽なシステムやルールたち。 「おかしいな」「いやだな」と思って口に出しても、「それはお前のわがままだ」と怒られる。でも、それって本当に「わがまま」なんだろうか……? さまざまな社会理論紹介から、組織づくりや広報活動、ロビイングのHOW TOまで。個人の「困りごと」を「

        • 固定された記事

        「翔泳社の福祉の本」の紹介とおすすめ記事

        マガジン

        • 保育・子育て(翔泳社の福祉の本)
          22本
        • 介護(翔泳社の福祉の本)
          57本
        • 法律・制度(翔泳社の福祉の本)
          12本
        • 教育(翔泳社の福祉の本)
          8本
        • 心の健康・心理(翔泳社の福祉の本)
          50本
        • 編集部コラム(翔泳社の福祉の本)
          85本

        記事

          高齢者施設での看取りケアに不安を持つ介護専門職のための本

          介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)の約8割で、看取りケアが実施されています。介護職の方や施設スタッフの方にとって、入所者を尊重し、その最期を看取る役割が重要になっているということです。 一方で、看取りケアのやり方や進め方に不安を感じ、入所者やその家族とどのように接すればいいのかと戸惑っている方も少なくないのではないでしょうか。 今回はそうした悩みを解決できる、看取りケアの手順と技術を網羅的に解説した『看取りケア 介護スタッフのための医療の教科書』(翔泳社)を紹介します

          高齢者施設での看取りケアに不安を持つ介護専門職のための本

          発達障害の人が親の介護で直面するタスク&体調管理、そして遠距離介護の費用

          発達障害を持つ人で、親の介護をしている人はけっして少なくありません。自身の仕事や生活に加えて介護の苦労も重なることで、すっかり疲弊してしまっている場合も。 今回は、そんな人たちの負担が少しでも軽くなり、真似するだけで介護がちょっと楽になる工夫やアイデアを解説した書籍『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に親の介護をするための本』を紹介します。 本書の著者でもある村上由美さんは、発達障害の当事者として日常生活を送るために行なった試行錯誤や経験が、親の介護に非常に

          発達障害の人が親の介護で直面するタスク&体調管理、そして遠距離介護の費用

          「敵」は思い出? 親の片付けがなかなか進みません

          昨年末、高齢の親から「断捨離するから、お正月に帰って来たら手伝って」と言われました。 伯母夫婦が同じ県内に住んでいたのですが、2年前に伯父が他界すると「田舎の古い家を一人で管理するのは無理」と伯母は都市部のマンションに引っ越しました。 その片付けを東京にいる子どもたちが毎週末手伝いに来ていたのを見て、私の両親も「体が動くうちに身辺の整理をしなければ」と思ったようです。 新幹線の中で「断捨離」を検索すると、「断捨離は60代までにやるべき」「暮らしのサイズダウン」「失敗しな

          「敵」は思い出? 親の片付けがなかなか進みません

          【4/11まで無料公開】発達障害を持つ人の仕事や勉強、暮らし、子育てなどに役立つ本

          4月2日は世界自閉症啓発デー、4月2日から4月8日までは発達障害啓発週間です。 発達障害の特性があることで、仕事や勉強、暮らし、子育てで「難しさ」を感じている方は少なくないのではないでしょうか。 「どうしてうまくいかないのか」という憤りを少しでも減らしていただきたいという思いから、翔泳社では、ちょっとした仕組み化や便利なツールで「難しさ」を解決するというテーマの本を刊行してきました。 今回、発達障害啓発週間に合わせて、これまで刊行してきた関連本12点を2024年4月11

          【4/11まで無料公開】発達障害を持つ人の仕事や勉強、暮らし、子育てなどに役立つ本

          新しい防災の考え方「フェーズフリー」、日常時と非常時を区別しないデザインとは

          災害の多い日本に住んでいるとしても、日常生活を送りながら常に非常時に備え続けるのは簡単ではありません。 そこで注目されているのが、「フェーズフリー」という新しい防災の考え方。 フェーズフリーとは、「いつも」を豊かにする物が、「もしも」においても暮らしと命を支えてくれるようにデザインしようという、防災にまつわる新しい考え方のことです。 製品やサービスの対象とするフェーズ(社会の状況)をフリーにする、つまり、「日常時用」と「非常時用」という区分をやめて、「いつも」と「もしも

          新しい防災の考え方「フェーズフリー」、日常時と非常時を区別しないデザインとは

          デジタル漬けの日々に若干の恐怖

          翔泳社という出版社において、書籍編集者である私たちの仕事は、主に「実用書」の編集です。実用書というのは、小説や写真集などとは違い、仕事や生活に役立つ知識や情報を集めた本のことです。 編集者というと、キラキラしたイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、雑誌編集ならまだしも、書籍(実用書)編集者の仕事内容はけっこう地味です。 ひとりでパソコン画面に向き合っていることが多いからです。 原稿を読んだり、情報を集めたり、企画書をつくったり、事務申請等をしたり。 コロナ前であ

          デジタル漬けの日々に若干の恐怖

          保育士試験によく出るポイントを、すべてフルカラーの図表で解説した参考書『福祉教科書 保育士 完全合格ビジュアルノート』

          保育士の資格取得を目指している中で、「どうも勉強が続かない」「文章だけだと覚えにくい」と悩んでいる方や、「テキストで学んだことを記憶に定着させたい」と考えている方に、ぜひ試してみてほしい参考書があります。 翔泳社から2月20日(火)に発売した新刊『福祉教科書 保育士 完全合格ビジュアルノート』です。本書は試験によく出るポイントをフルカラーの図表で解説した、目で覚えるタイプの参考書です。 過去9回分の試験を分析し、全9科目のポイントをまとめています。各項目の重要度や優先して

          保育士試験によく出るポイントを、すべてフルカラーの図表で解説した参考書『福祉教科書 保育士 完全合格ビジュアルノート』

          ふるさと納税のフルーツが私の心を救ってくれた話

          仕事が忙しくて、土日もきちんと休めない。 そんなときに、ふとSNSを見ると、友人が楽しそうにスノボ旅行をしていて、自分だけ季節の流れから取り残されたように感じてしまう。 長く社会人を続けていると、誰しも一度はそうした感情を抱いた経験があるのではないでしょうか。要領が良くないせいか、私には数年に一度、いや、毎年のようにそんなタイミングが訪れています(笑)。 そんな悲しい社会人生活を送っている私ですが、あるものに何度も救われてきました。 それは、季節ごとに届くように予約し

          ふるさと納税のフルーツが私の心を救ってくれた話

          「ケアマネジャー(介護支援専門員)」の試験対策におすすめの参考書と問題集

          ユーキャンの調査によると、「2024年の武器になる資格ランキング」の第7位にケアマネジャー(介護支援専門員)がランクインしています。 超高齢社会となる日本で、介護や支援の必要な人を支える柱の1つとして、ケアマネジャーの重要性・必要性が注目されていることなどが理由に挙げられます。 これからケアマネジャーの資格取得を目指す方にとっては、責任とやりがいの大きい時代となるのではないでしょうか。 翔泳社では2024年度の試験を対象とした、参考書と問題集を発売しています。過去の年度

          「ケアマネジャー(介護支援専門員)」の試験対策におすすめの参考書と問題集

          頭に輪ゴムを巻かざるを得なかった。

          高校生の頃、3ヶ月に1回くらいのペースで、頭に輪ゴムを巻いていた。僕だけの話じゃない。クラスの結構な割合の男たちが、頭に輪ゴムを巻いていた。モテるためである。 これは別に、輪ゴムがオシャレだと思っていたとか、そういう話ではない。「頭髪検査」を通過するためだ。 僕の通っていた高校では、髪型に関して、そこそこ厳しい校則が設けられていた。たとえば、染髪はもちろんNGだし、前髪は眉毛にかかってはいけない。横髪が耳にかかるのもダメだし、後髪が学ランの襟にかかっていると、不良生徒扱い

          頭に輪ゴムを巻かざるを得なかった。

          介護施設で体調不良、いますぐ救急車を呼ぶべき症状

          介護施設や家庭での介護時、サービス利用者の体調が急変した場合、その場で対応しなければならない症状がある一方で、すぐに救急車を呼ぶべき症状もあります。 スタッフとしていざというときに慌てないために、特にその場での対応が難しい症状についてはしっかり把握し、即座に判断して救急車を呼べるようにしておく必要があるでしょう。 それらの症状について、『急変時対応 介護スタッフのための医療の教科書』(翔泳社)の「PART2 症状別・即救急車を呼ぶべき症状」から紹介します。 今回紹介する

          介護施設で体調不良、いますぐ救急車を呼ぶべき症状

          大人になってしまうなよ

          自分は少し前まで学生だったし、学生ってまだ子どもだし、なんて思っていました。 自分で生計を立てるようになったら大人、と定義すると私はすでにしっかり大人です。 そんな私は今月20代後半に突入します。 20年来の友人が誕生日をお祝いしてくれて、いやーー我々も大人になりましたね、なんて話をしたので、どんなときに大人になったと感じるのか、考えていたことを書きたいと思います。 「大人になる」とは最近は友人と集まると、トークテーマはだいたい「幸せってなに?」に終結します。 結婚妊娠出

          大人になってしまうなよ