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知名度で金を稼ぐにはクズにならねばならない?

 インフルエンサーというものが一種の職業と言ってもいい時代になりました。
 と、同時にインフルエンサーたちの炎上騒ぎが毎日のように繰り広げられています。


 なぜこうなってしまうのかと考えたところ、ネットで認知を上げて集客し収益を上げるというネットインフルエンサーの構造的なものなのかも?と思い至りました。
 つまり…、とその前にガーシーという方の話をさせてください。

 先月の選挙でガーシーというおじさんが当選しました。彼はスラップ訴訟が大好きなNHK党から出馬し、なんと28万票を獲得しました。

 ガーシーさんは芸能界の暴露話で人気を得た人ですが、内容はプライバシーの暴露や名誉棄損です。
 普通の人間は「そんなこと止めてやれよ」と思うのですが、彼を支持する人間は「面白い、もっとやれ、引きずりおろせ」の大合唱。

 その後の、選挙の際のネットでの盛り上がりにはたいへん恐怖を抱きました。ありえない行動を面白いともてはやす人間のなんと多いことか…!!
 クズに同調するクズがこんなにも…。

 つまり、一般的な大多数の人間はそもそも下世話で、他人を貶めることを面白いと思うような人間ばかりなのでは?ということです。

 ネットインフルエンサーは大多数の人間にリーチしてこその商売なので、下世話で他人を貶めることが大好きな「大多数」にその人間性を引っ張っられるのではないか、もしくはそういった「大多数」の感性を持っているからこそネットインフルエンサーになるのではないか。

 結論としては、浅く広く大衆にリーチしようとすれば下種にならざるをえないのでは、ということです。政治家がクズばかりなのも、こういうことなのかもしれません。

 以上の私の考えはデータも何もない私の感想なので、とくに根拠も何もないものです。その点ご了承ください。

 ご拝読ありがとうございました。


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