【自転車修理】非純正品を使うリスク
たまには、自転車屋らしい記事でも。
先日、修理でお持ち込みいただいた自転車ですが、本来のサイズとは違うサイズのタイヤが装着されていました。
本来は20×2.125サイズ(太い)なのですが、20×1.75(細い)タイヤが装着されています
まあ、見た目もそうなのですが、タイヤの強度が足りずバッキバキにサイドが割れています。
子供乗せ電動自転車にこんなタイヤで保つわけないし、ここまでタイヤサイズ変わったら走行感もかなり損なわれるはず。大袈裟に言うと危険な改造です。
当たり前の話ですが、メーカーの保証は通常、純正品を使用している自転車に対して提供されますので、非純正品を使用すると、メーカーの保証が無効になる可能性があります。
また、非純正品を使用したり、メーカーに改造と判断されるような行為によって製品に問題が生じた場合、修理や交換の費用が自己負担になる可能性もあります。いいことなしですね。
修理やパーツ交換では基本的に純正品、もしくはメーカー推奨の代替品を使用するのが鉄則です。
今回のようなタイヤサイズのちがうものを装着させるのは論外。
こういうのってお客さんも気がついてなかったりするので厄介なんですよね。お店側が勝手にやってたり、説明してなかったり。
ていうか、いまどき常時20×2.125サイズのタイヤを在庫してないとか自転車屋として論外です。
人を乗せる乗り物なので、最低限の対応もできないなら自転車屋を名乗るべきではないでしょう。
参考記事↓
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